13時から、サッカー日本代表のアメリカ戦をテレビ東京の生放送で観ていました。

[結果]

それにしても、こうも試合内容が違ってくるものなのか。
前半の10分頃から後半、3点目を入れられた辺りまでは完全なアメリカペース。まさに、手も足も出ない状態だった。
原因を探ればいろいろある。まず、出足の鈍さ。セカンドボールが全く拾えないのでDFラインは下がる一方。
それゆえに前線での起点も全くできず。1トップの久保をサポートする事はおろか、攻撃すら出来なかったわけだから。

持ち直した後半。早い時間に２点目を取れていれば引き分け以上の結果となっていたかもしれない。
状況がよくなったのは、アメリカ側に疲れが見え始めた事(とは言え、あれだけ選手を入れ替えてるからフレッシュなはずだが)。日本のボールがよく回るようになったこと。セカンドボールが拾えるようになったこと。まさに、日本のやりたいサッカーが具現化できていた時間帯であった。

とはいえ、決定的チャンスはほとんどなかった。巻の1点目もほとんどここしかないといったところで競り勝って決めたゴール。巻らしいヘッドの強さと泥臭さがあいまったゴールである。
中澤の2点目はセットプレーだったし。
それ以外は、崩しは出来ていたけれども決定機は作れていなかった。ラストパスの前の段階の精度が悪かった為だ。
後半の投入された、巻、寿人、長谷部、阿部の動きはよかっただけに、結果として残したかった。

既に今年に入って２試合をこなしていたアメリカと今年初めての強化試合ってことでのコンディションの差が出た感はいなめない。しかも、ここ2年の最初の試合はホームでの格下相手の試合だったわけで、いきなりアウェイで互角以上の相手とやりあったのはしんどかったのかなと思う。結果だけ見れば想定範囲内。やはり、自分たちのリズムをつかんでいるときの日本は強い。逆にリズムが悪いときに立て直す能力がなければ今後は苦しくなる。
次戦は、エコパでのフィンランド戦。そして、アジアカップ予選のインド戦。徐々にいいところをみせてほしいものだ。

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