2021年 J2 第17節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsモンテディオ山形の試合をフクアリまで観戦してきました。

前節大宮に勝利し、5戦負けなしとなったジェフ。好調の山形を迎えての対戦となりました。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに新井、CBに鈴木大輔とチャンと岡野、右SBに安田、左SBに小田、ダブルボランチに小島と田口、右WGに船山、左WGに見木、トップにサウダーニャという布陣でした。

前半5分、チャンのボール奪取から、船山がミドルシュートを狙うがブロックされる。前半9分には、ジェフのFK。鈴木が頭でおりかえしたところをチャンがヘディングで合わせるが上に外れる。さらに、見木がシュートを放つがGKに防がれる。

前半11分、山形がパスワークで突破して、最後は林がシュートも左に外れる。前半16分、山形のシュートは左に外れる。前半16分にもシュートを放つが新井が抑える。

その後も、山形が主導権を握る展開が続くが、ジェフ守備陣が粘り強く対応しシュートを許さない。それでも前半43分、山形が左サイドから鋭いボールをいれると藤田がシュートも枠を外れる。

前半44分、小田が左サイドから折り返すとサウダーニャが合わせるが左に外れる。

前半は、0-0で折り返す。

HTに田口に代えて小林を投入する。小林がアンカーに入り、小島と見木のISH、サウダーニャと船山の2トップとなる。

後半5分、ジェフのFK。岡野が飛び込んで足に当てるが枠には飛ばず。

後半14分、見木のサイドチェンジのボールから安田が右サイドで持ち上がってクロスをあげると、船山が頭で合わせてゴール。ジェフが先制する。

その後は、山形が主導権を握る展開となるが、ジェフが跳ね返し続ける。後半31分、山形左サイドからのボールに木戸が合わせるが右に外れる。後半34分、山形は中原がカットインからのミドルシュートを決めて同点に追いつく。

後半38分、船山に代えて岩崎、小島に代えて福満を投入する。

後半41分、福満のシュートは上に外れる。

後半44分、サウダーニャに代えてソロモン、見木に代えて新井一輝を投入する。新井がCBに入って、小林とチャンのダブルボランチに。トップにソロモン、右に福満、左に岩崎となる。

後半45分、福満のクロスに、岩崎がスライディングで合わせるがブロックされる。後半48分、ジェフのFK。ソロモンが頭で落としたボールに岩崎が反応するが届かず。

後半49分、山形は藤田がミドルシュートも上に外れる。

試合は、このまま1-1の引き分けに終わった。

戦評

うーん、勝ちたかった1戦ですね。まあ、山形のあのシュートはゴラッソでした。相手を褒めるしかないでしょうけど。

前半は、序盤こそチャンスを作っていたものの、その後は山形に主導権を握られます。プレスがどうにも、はまらない。両サイドの位置がかなり低くて、見木、船山の位置で追ってもなかなか、後ろがいないので効果的ではありませんでした。最終ラインでは粘り強く守って、そこまで多くのチャンスは作らせてはいませんでしたが、ちょっと苦しい前半でした。

後半、小林の投入とフォーメーション変更で、ジェフが息を吹き返します。とにかく、中盤で小林が効いていた。バランスが変わった事で、プレスもハマるようになてきました。

先制点の場面は、見木のサイドチェンジのボールからでした。安田が、かなりフリーでボールをあげれたの精度いいボールが入りました。ニアで小島、その後ろにサウダーニャが入って、抜けてきたボールに船山がフリーで合わせました。ドンピシャでしたね。DFをうまく釣りだした2人の動きも良かったです。見木のサイドチェンジのボールの精度でかなり決まっていましたね。

この1点で勝ちきれればよかったんですが、追いつかれての引き分け。終盤、立て続けに選手を投入して盛り返しましたが得点は奪えず。ホーム2勝目はならず。それでも、これで6戦無敗となりました。順位的には変わらずでしたが、もう1度上を目指していきたいところです。

次節は、水曜日の天皇杯を挟んで、ホームでヴェルディ戦です。ヴェルディも下位に沈んでいましたが、勝ち点で並ばれています。この試合と同じく6ポイントマッチとなります。勝てば上位へ。小島の出場停止はありますが、小林と田口のコンビも見てみたいですね。7戦負けなしだけじゃなく、ホーム2勝目といきたいところです。

選手評価
GK 新井 6.0
DF 鈴木大 6.0
DF チャン 6.0
DF 岡野 6.0
DF 新井一 -
DF 小田 5.5
DF 安田 6.5
MF 田口 5.5
MF 小島 6.0
MF 小林 6.5
MF 見木 6.0
MF 福満
FW 船山 6.5
FW サウダーニャ 6.0
FW ソロモン -
FW 岩崎 -