2020年 J2 第11節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs松本山雅FCの試合をフクアリまで観戦してきました。
第1節のFC琉球戦以来、約半年ぶりのフクアリ参戦となりました。この試合いらいのホーム勝利を目指します。
試合経過
ジェフの先発メンバーは、GKに新井章太、CBに増嶋と岡野、右SBにゲリア、左SBに下平、ボランチに小島と壱晟、右SHに矢田、左SHに為田、2トップに寿人とソロモンでした。前節から9人を入れ替えてきました。
序盤は、松本山雅に押される展開だったが、前半7分、為田がボールを落ち着かせると、小島、ゲリアとつないで矢田へ。矢田からのクロスに寿人が飛び込んでゴール。ジェフが先制します。
松本は前半10分にCK。森下がヘディングで合わせるが、わずかにゴール上に抜ける。松本は、前半19分には、右からのクロスに高木が頭で狙うが上に外れる。
ジェフは、前半21分、ゲリアのロングスロー。相手が頭に当てたボールがファーサイドで待ち構えていた増嶋のもとへ。増嶋が頭で合わせてゴールを奪い2-0とする。
前半25分、ジェフは為田がドリブルで運んでソロモンへ。ソロモンの落としを小島が受けて矢田に展開する。右サイドのゲリアへ送ると、ゲリアの折返しにソロモンがスライディングで狙うがわずかに間に合わず。
松本は、前半26分、久保田がシュートも左に外れる。前半42分、松本は左からのクロスにファーにいた鈴木がボレーで合わせるが右に外れる。
前半は、このまま2-0で折り返す。ジェフはハーフタイムに、寿人に代えて工藤を投入する。
ジェフは後半9分、右サイドからのFK。小島へ渡してクロスを上げると増嶋が頭で合わせるが枠を外れる。
松本は、後半10分、深川がミドルシュートを狙うが右に外れる。後半14分にもセルジーニョがミドルシュートも右に外れる。
後半17分、為田からのパスを受けたソロモンがミドルシュートも上に外れる。後半22分、ジェフが左サイドからのFK。増嶋が頭で合わせてゴール。3-0とする。
後半30分、ジェフはソロモンに代えて山下、矢田に代えて見木、ゲリアに代えてチャン、為田に代えて米倉を一挙投入する。3バック、3ボランチの布陣となる。
後半36分、下平のクロスに米倉が飛び出すが、シュートは打ち切れず。
松本は後半38分、時田がミドルシュートも上に外れる。後半41分、前線に飛び出した壱晟がシュートもブロックされる。
ジェフは、5分のATもしっかりと守り抜き、このまま3-0で勝利した。
戦評
ものの見事に完勝でした。やはり、寿人の先制点は大きかったように思います。これぞ、佐藤寿人というゴールでした。これで、それ以降かなり落ち着いてゲームを進める事が出来ました。
増島のゴールは、ゲリアのロングスローからでしたが、増嶋が中に入る事で生まれたゴールです。ゲリアのロングスローがよやく結果として現れました。これは、これからも武器になりそうです。
ただ、松本山雅の方も、あまり調子はよくなさそうでした。ときおり、鋭い攻撃はあったものの、ほとんどのシュートが枠に飛ばずに助けられました。後半は、ジェフが引き気味だったこともあり、ほとんどがミドルシュートという事もあり危ない場面はほとんどなかったように思います。
後半は増島の追加点もあって、3-0という完勝に終わりました。実に第1節以来のホームゲームでの勝利となり、今シーズン初の連勝を飾る事になりました。
以前と比べると、攻守の切り替えがスムーズになってきたなという感じがします。自然とDFラインも上がって、コンパクトな守備が出来ているし、攻撃への切り替えも出来るようになりました。もともと、パスサッカーをやれるメンバーが揃っている事もあって、ボールを回して組み立てるのはさほど苦労はしてないのかなという気がします。
ただ、攻撃に関してはまだまだ攻めきれていない部分も多いので、これからまだ良くなっていけばなというところなのでしょう。まずは5連戦を連勝でスタート出来たのは大きいですね。ここから、アウェイで磐田、長崎、ホーム徳島と上位との対戦が続きます。ここからの3連戦が、今のジェフの力を測る試金石となりそうです。
選手評価
GK 新井章 6.0
DF 増嶋 7.0
DF 岡野 6.5
DF チャン -
DF ゲリア 6.0
DF 下平 6.0
MF 小島 6.0
MF 壱晟 6.0
MF 為田 6.0
MF 矢田 6.5
MF 米倉 -
MF 見木 -
FW 寿人 6.5
FW 櫻川 6.0
FW 山下