2020年 J2 第3節 水戸ホーリーホックvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をDAZNの中継でテレビ観戦しました。

今回もリモートマッチで、今季のアウェイ初戦となります。あまり相性のないケーズデンキスタジアムですが、無観客での試合がどういう影響を及ぼすでしょうか。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに新井章太、CBに増嶋とチャン、右SBに田坂、左SBに下平、ボランチに田口と壱晟、右SHに米倉、左SHに堀米、2トップにクレーベとでした。前節から、右サイドの2人を入れ替えてきました。

序盤は、水戸がボールを持つ展開が続きます。しかし、前半7分、中盤でボールを奪うとクレーベから右サイドの米倉へのパス。これをうけた米倉が右サイドからしかけて折り返すと、山下がシュート。相手をかすめてリフレクトしたボールがゴールに吸い込まれ、ジェフが先制します。

前半11分、水戸のFK。ヘディングシュートは、新井がセーブします。さらに、こぼれ球を狙われるが、シュートはサイドネットとなり助かります。

水戸は、さらに前半13分、右サイドを松崎が突破しておりかえすがシュートは打たせず、ジェフボールに。前半20分、水戸は安藤がシュートも新井が防ぐ。

ジェフは前半29分、増嶋のロングスローのこぼれをクレーベが競り勝ってすらすと、米倉がオーバーヘッドで折り返す。これを山下がボレーで合わせるが、相手GKのファインセーブで阻まれます。

前半31分、水戸は松崎がシュートも新井が防いでCKに。続く、CKはジェフが耐えきります。水戸は前半43分にも前島がシュートも新井が防ぎます。

前半は、このまま0-1で折り返します。

後半8分、ジェフは右サイドからのクロスに壱晟がシュートもブロックされる、これを拾い直して、田口に落としたボールをミドルシュートもファウルを受ける。これで得たFKを田口が直接決めてジェフが0-2とリードを広げる。

反撃を狙う水戸はCKからのチャンスを立て続けに掴むものの、これはジェフDFが失点を許さず。

後半23分、堀米に代えて船山を投入する。

ジェフは後半30分、クレーベからのスルーパスを受けた米倉が抜け出してシュートもGKに防がれてしまう。

後半32分、米倉に代えてアラン・ピニェイロ、クレーベに代えて川又を投入する。

水戸は、後半35分のCK。混戦の中からのクリアボールをひろった松崎がシュート。上にはずれるが新井のワンタッチがありCKに。続く、水戸のCKは、はねかえす。

後半42分、山下に代えて見木を投入する。

後半47分、水戸のミドルシュートは新井が防いで、クリアする。

後半49分、船山からのパスを受けた川又が相手DFも交わしてシュート。これが決まって0-3とする。

試合は、このまま0-3でジェフが勝利した。

戦評

今シーズン初の複数得点。しかも、3人とも新加入選手という、願ってもない形での勝利となりました。試合としても、尹監督の狙い通り、先制点を奪って、守りながらカウンターから点差を広げるという試合運びができました。

前半の途中までは、水戸の右サイドからの攻撃に手を焼いていましたが、徐々にそれにもなれ始めて、途中からはまったく怖さを感じないくらいになっていました。さすがに、そこら辺は下平がベテランらしさを見せてくれました。

先制点は、中盤でボールを奪ったところからスタートします。クレーベからのボールでショートカウンターとなり、中央には山下が残ってました。米倉が仕掛けながら、山下へ折り返すと、ダイレクトでシュート。相手に当たりながらゴールに吸い込まれました。前節は、リフレクトしたボールがアンラッキーな形で失点につながりましたが、今回は逆となりました。

2点目は田口のFK。これは見事言うしかありませんね。ニアにコントロールしたボールでした。ちょっと、GKも予想していなかったコースだったようで、見送るしかありませんでした。

3点目は、カウンターの形でしたが、船山からのボールを受けた川又がするするっと抜けてゴールを決めてくれました。

クレーベから米倉のビッグチャンスも決めてくれたら良かったのですが。それはまた次回に期待しましょう。

新加入選手のゴールラッシュというところで、クレーベや船山にゴールが生まれれば、チームとしても乗っていけそうな気がしますね。クレーベを活かすための左サイド堀米だと思うのですが、なかなかそこからのクロスが出ませんでした。

次節は、ホームでの栃木戦となります。無観客ではありませんが、5000人までの集客数での開催となります。連勝で波に乗っていきたいですね

選手評価
GK 新井章 6.5
DF 増嶋 6.0 
DF チャン 6.0
DF 田坂 6.0
DF 下平 6.0 
MF 田口 6.5
MF 壱晟 6.0
MF 堀米 5.5
MF 米倉 6.5
MF アラン -
MF 見木 -
MF 船山 6.0 
FW クレーベ 6.0
FW 山下 7.0
FW 川又 6.5