2019年 J2 第42節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs栃木SCの試合を観戦してきました。

いよいよ今シーズン最終戦。佐藤勇人の現役ラストマッチでもあります。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに優也、CBにエベルトと新井、右SBに米倉、左SBに下平、ボランチに工藤と小島、右SHに見木、左SHに為田、トップ下に船山、トップにクレーベとなりました。右SH見木を器用してきました。

ジェフは前半4分、左サイドでのボール交換から小島が鋭いクロスをあげるが、クレーベはわずかに届かず。前半14分には、為田が左からカットインして見木へパス。見木が1人かわしてミドルシュートもGKに防がれます。

前半15分、ジェフのCK。ヘディングで折り返すが、そのまま枠を外れる。前半17分には、高い位置にいたエベルトがミドルシュートを狙うが右に外れます。

その後も、ジェフがボールを握る展開が続くが、ゴールは生まれず。前半36分、下平のクロスに船山が合わせるが左に外れます。

前半は、このまま0-0で折り返しました。

後半8分、ジェフのCK。米倉がヘディングで合わせるが右に外れます。

後半9分、栃木はヘニキがシュートも優也が抑えます。後半16分、栃木のミドルシュートは枠を外れます。

ジェフは後半19分、船山が頭で落としたボールを拾ったクレーベがシュートもGKに防がれます。

後半23分、見木に代えて勇人、負傷したエベルトに代えて増嶋を投入します。工藤がトップ下、右SHに船山が回ります。

後半26分、栃木がスローインからの流れで右からのクロス。ニアで合わせたボールを田代が頭で押し込んでゴール。栃木が先制します。

後半30分、ジェフのCK。頭ですらしたボールは誰も触れず。

後半37分、小島に代えて寿人を投入。クレーベと2トップとなり、工藤がボランチに回ります。

後半46分、ジェフのCK。ニアで増嶋がすらしたボールに新井がわずかに届かず。

試合は、このまま0-1で栃木が勝利しました。

戦評

佐藤勇人ラストマッチ。試合前から盛り上げていきましたが、結果にはつながらず。最後の3試合はいずれも無得点で終える結果となりました。エスナイデル体制から引き継いだ江尻監督は、守備の建て直しを迫られましたが、失点は大きく減ることはなく。逆に、得点も伸び悩んでしまった結果がこの順位となりました。

前半は、ジェフがボールを握る展開でしたが、栃木が前からプレッシャーをかけてこなかったので、ボールを持ててはいました。ただ、チャンス自体はそれほど多くなかったと思います。見木のシュートが最大のチャンスでした。

後半も、チャンス自体は多くなくて、米倉のヘディングや、クレーベのシュートが惜しかったですが、そこを決めきれなくて栃木に仕留められました。

最後5分のATも、なかなか前にボールを上げられず。もう少し波状攻撃をしかけたかったのですが、シュートを打つまでの手数がかかり過ぎましたね。

これで、今シーズンも終了。最後まで調子は上向きになれず。連勝はたったの1回止まりでした。J2に落ちてから順位、勝ち点ともに過去最低を更新する散々なシーズンとなりました。勇人のラストイヤーは苦い思い出とともに幕を下ろします。

選手評価
GK 優也 6.0
DF 新井 6.0
DF エベルト 5.5
DF 増嶋 5.5 
DF 米倉 6.0
DF 下平 6.0
MF 工藤  5.5
MF 小島 5.5 
MF 勇人 5.5
MF 見木 6.0
MF 為田 6.0 
FW 船山 5.5
FW クレーベ 5.5
FW 寿人 -