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2019年 女子W杯 なでしこジャパンvsスコットランド女子 岩渕、菅澤弾で今大会初勝利

FIFA 女子ワールドカップ 2019

いよいよ開幕した女子ワールドカップ フランス2019。なでしこジャパンの試合をNHK BS1の放送でテレビ観戦しました。

グループリーグ2試合目は、スコットランド女子代表戦。第1戦で格下のアルゼンチン女子代表に引き分けて勝ち点を取りこぼしただけに、勝たないといけない試合になりました。

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試合展開

vsスコットランド女子代表 先発メンバー

なでしこの先発は、GKに山下、CBに熊谷と市瀬、右SBに清水、左SBに鮫島、ボランチに杉田と三浦、右SHに中島、左SHに遠藤、2トップに菅澤と岩渕となりました。

まずは前半1分、菅澤のクロスに遠藤が頭で合わせるがGKがキャッチする。前半7分には、左からの菅澤のクロスに、中島がシュートも右に外れます。前半13分、遠藤、中島と絡んで折り返すが菅澤には届かず。

なでしこが主導権を握り続けるがゴールが奪えず。前半17分、左サイドでボールを奪って岩渕がシュートもGKが抑えます。それでも、前半23分、遠藤からのパスを受けた岩渕のミドルシュートが決まって、なでしこが先制します。

前半27分、左からのクロスからの波状攻撃。最後は遠藤のシュートも防がれます。前半31分、なでしこのFK。中では合わせられずも流れたボールを熊谷がヘディングも防がれる。前半32分、なでしこのCK。菅澤がニアで合わせるが枠を外れる。

前半36分、ロングボールから菅澤が抜け出したところを倒されてPKを得る。このPKを菅澤が決めて2-0と突き放す。

スコットランドは、前半42分にミドルシュートを放つがわずかに上に外れる。

なでしこは前半43分に、中島のミドルシュート、前半46分には、遠藤がライン際で折り返して杉田がシュートも跳ね返される。こぼれ球を清水がシュートも上に外れる。

前半は2-0で折り返す。

後半6分、スコットランドのシュートは山下が抑える。

なでしこは後半9分、菅澤の落としから杉田がシュートもブロックされる。後半13分には、中島が右サイドからカット・インしてシュートもGKがはじき出す。なでしこのCKが続くがゴールは奪えず。

後半21分、遠藤に代えて小林を投入する。岩渕が左SHに回って、菅澤と小林の2トップとなる。

後半22分、鮫島がこぼれ球をシュートもGKが抑える。

後半30分を回ると、スコットランドが立て続けにセットプレーのチャンスを得るが、これはなでしこが跳ね返し続ける。

後半37分、岩渕に代えて長谷川を投入する。

後半38分、スコットランドのミドルシュートは山下がはじき出す。スコットランドのセットプレーは跳ね返し続けるが、後半43分、市瀬からのバックパスがミスとなり相手に渡り、ミドルシュートが決まって2-1とされる。

後半47分、小林からのパスを受けた杉田がシュートもGKがはじき出す。

試合は、このまま2-1でなでしこが勝利した。

vsスコットランド女子代表 試合終了時メンバー

戦評

勝たなければ行けない試合で、積極的な試合運びが出来たと思います。W杯初先発の岩渕を含めて、遠藤も良かったし、采配面でも当たっていたと思います。

やはり、岩渕の先制点が効きました。あれで、大分気が楽になったのではと思います。本来のなでしこのパスワークからすると物足りない部分もありましたが、初戦よりも大分良くなってきた気がしますね。

そして、菅澤が倒されて得たPKを、菅澤自らが決めて2-0。菅澤もなかなか代表に定着出来ない時期がありましたが、なでしこリーグで得点王を取るなどして、貫禄すら感じさせるようになってきました。元々強かったフィジカル面でも、大柄な相手にほぼ完璧にポストワークをこなせてましたし。

後半、ミス絡みで1失点しまった事もありますが、もう1点とって試合を終わらせたかったというのはありました。これで勝ち点4。グループリーグ突破に向けて最低限の勝ち点は取れたと思います。

第3戦は、イングランド女子代表戦。引き分け以上でグループリーグ突破が決まります。負けても可能性があるのですが、グループ2位以上で上がりたいところですね。狙えるならイングランドに勝ってグループリーグ首位で抜けた方がいいかもしれませんが。

選手評価
GK 山下 6.0
DF 熊谷 6.0
DF 市瀬 5.5
DF 清水 5.5
DF 鮫島 6.0
MF 杉田 6.0
MF 三浦 5.5
MF 中島 5.5
MF 遠藤 6.5
MF 長谷川 -
FW 菅澤 6.5
FW 岩渕 6.5
FW 小林

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