2018年なでしこリーグ 第18節のジェフユナイテッド市原・千葉レディースvsマイナビベガルタ仙台レディースの試合を観戦しに味の素フィールド西が丘まで行って来ました。

これがなでしこリーグの最終戦となります。なぜか、ホームゲームなのに都内開催なわけですが、西が丘なら行きやすい場所なので行ってみました。

試合経過

ジェフレディースの先発は、GKに根本、CBに櫻本と千野、右SBに若林、左SBに上野、ボランチに西川と瀬戸口、右SHに小澤、左SHに深澤、2トップに山崎と鴨川という布陣でした。

試合は、ジェフレディースが優位に試合を進めるものの中々チャンスが作れません。どうしても、ロングボールが多くなる展開になってしまい、ゴール前でのシュートチャンスに繋がりません。

前半14分、ジェフレディースのCKも、これはシュートに持ち込めず。ベガルタレディースは、前半27分、裏にボールを通してシュートに持ち込むものの、これは根本が抑えます。

試合が動いたのは、前半38分。ベガルタレディースのCK。跳ね返したボールを拾われて、シュートを許すとこれが決まって、ベガルタレディースが先制します。

ここから、ジェフレディースが攻勢に出ます。前半43分には、若林がミドルシュートもブロックされます。前半43分、ジェフレディースのCKからの波状攻撃となるがゴールは割れず。それでも前半46分のCK。ゴール前で混戦となるが櫻本が押し込んでゴール。前半を1-1で折り返します。

後半に入ってベガルタレディースが右からのボールをシュートも根本が抑えます。後半7分、ベガルタレディースのCK。これを浜田がヘディングで直接決められて1-2と勝ち越されます。

しかし、ジェフレディースは後半10分。CKから櫻本のボレーシュートが決まって、再び同点に追いつきます。

ベガルタレディースは、後半14分にCK。これを、またもや浜田にヘディングで決められて、2-3とリードを許します。

反撃したいジェフレディースは、CKのチャンスをものに出来ず。後半24分には、CKからのシュートは阻まれて、こぼれ球を上野がシュートも枠を外れます。

すると、後半27分、ベガルタレディースが左からの折返しを根本が触れず。小野に押し込まれて2-4と突き放されます。

まずは1点を返したいジェフレディースは、後半35分のCK。山崎のヘディングが千野に当たってゴールを奪い3-4とします。

その後のジェフレディースの反撃もゴールが生まれず。後半43分、CKからのこぼれを鴨川がシュートもブロックされてしまいます。

試合は、このまま3-4でベガルタレディースが勝利しました。

選評

ジェフレディースの最終戦でしたが、1部残留をかけていたベガルタレディースの意地と粘りに屈した形になりました。

序盤は、ジェフレディースのペースではあったものの、ゴール前までボールをはこぶ事ができずにいました。そうしているうちにベガルタレディースにもチャンスが作れるようになります。結果的には、CKからの失点でしたが、きれいなシュートを決められてしまいました。それでも、前半ATにCKの流れから追いつく事が出来て仕切り直しの後半でした。

後半もベガルタレディースにCKからゴールを許し追う展開に。1度はCKから追いついたものの、その後に連続失点で突き放されてしまいました。まずは、1点を返したいところでしたが、なんとか1点を返すのが精一杯。最後は、ベガルタレディースの粘りにゴールを割れず。最終戦を勝利で飾る事は出来ませんでした。

ジェフレディースは6位で終了。結果的には、この試合勝っても順位の変動はなかったようです。5勝8分5敗で得失点差も0。特に後半戦は引き分けと負けが多く勝ち点を伸ばせませんでした。簡単に負けるような試合は少なくなった一方で、なかなか勝利を収める事が出来ない試合が多く引き分けが多くなってしまいました。

主導権を握る中でもゴールが奪えない試合が多くて、ゴールゲッターがいればまた違ってくるのかなという気もしますが。ジェフレディースは、皇后杯を残すのみと

[公式記録]