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2018年 J2 第36節 ロアッソ熊本vsジェフ千葉 船山弾から流れを変えて逆転勝利

PASION

2018年 J2 第36節 ロアッソ熊本vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をDAZNでテレビ観戦しました。

スコアレスでの連敗となって向かえた熊本戦。台風の影響も心配されましたが、無事に開催されました。

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試合経過

vsロアッソ熊本 先発メンバー

ジェフの先発メンバーは、GKに大野、CBに近藤とエベルト、右SBにゲリア、左SBに下平、ボランチに熊谷と小島、右SHに町田、左SHに矢田、トップ下に船山、トップに指宿いう布陣です。出場停止の鳥海に代わってエベルトが入りました。怪我から復帰したゲリアが先発に戻ってきました。出場停止明けの熊谷が戻って、指宿も先発に戻りました。

まずは前半2分、熊本が左からのクロスにヘディングで競り合うがボールは枠を外れます。さらに前半7分、熊本のCK。 ファーに抜けたボールを鈴木が頭で合わせてゴールを奪い、熊本が先制します。

対するジェフは前半14分、船山からの縦パスを受けた矢田がシュートもGKが抑えます。

熊本は前半20分にCK。皆川が頭に当てるものの上に外れます。

ジェフは前半24分、指宿からのパスを受けた船山がミドルシュートも上に外れます。さらに前半25分には、指宿がドリブルで突破からのシュートも上に外れます。

ジェフがポゼッションでは圧倒するものの、決定機がなかなかつくれません。熊本は安がシュートも、これは大野が抑えます。

ジェフは、船山が左SHに回って、熊谷がアンカー、小島と矢田がインテリオールに入る4-3-3とします。すると、前半45分、左サイドでボールを受けた船山が巧みに相手を外してドリブルで突破すると、そのままコースを狙ったシュートが決まってジェフが同転に追いつきます。

前半はこのまま1-1で折り返します。

後半に入ってもジェフが攻勢にでる時間が長くなります。後半10分には、下平から指宿、船山と渡って再び下平へ。下平のシュートはGKが抑えます。後半15分には、左からボールがつながって町田がシュートもわずかにGKをかすめて上に外れます。ジェフのCKとなり、近藤がヘディングシュートも船山に渡ります。船山が戻したボールを近藤が蹴り込んでゴール。ジェフが逆転に成功します。

さらに後半18分、指宿が相手からボールを奪うとそのままミドルシュート。これが決まって1-3と突き放します。

熊本は、CKのチャンスが続くものの、ここはジェフDFがしのぎきります。後半30分の安のシュートも左に外れます。

後半36分、船山に代えて工藤を投入します。

後半40分、熊本は右からの低いクロスに、交代出場の巻が飛び込むがボールはそのままラインを割ります。

後半44分、町田に代えて茶島を投入します。

熊本がCKのチャンスを得るもののゴールは生まれず。ジェフは後半48分、熊谷がボールを運んで指宿へ、指宿のシュートはGKがセーブします。

試合は、このまま1-3でジェフが勝利しました。

vsロアッソ熊本 試合終了時メンバー

戦評

あっさりと先制された後は、横浜FC戦、愛媛FC戦と同じ流れになるのではと思われましたが、前半終了間際の船山のゴールが大きく流れを変えました。同点に追いついたことで、ジェフの選手たちが自信を持ってプレーできるようになりました。後半に入っての近藤、指宿の連続ゴールは熊本の心を折るようなゴールになった事で、ジェフが優位に試合を進める事が出来たように思います。

熊本の先制点は、CKからでしたが。ファーにいたゲリアは反応できず。簡単に決められてしまいました。ゲリアは、少しミスも目立っていましたが、長身を活かしたクリアや、守備面では身体能力をいかしていましたが、攻撃面では物足りなさは残りました。

失点してからもジェフが主導権を握る流れではあったものの、ところどころで細かいミスパスがあって、なかなかゴール前にボールをはこぶことが出来ませんでした。エスナイデル監督は、この状況をみてフォーメーションを代えた訳ですが、船山のゴール自体は船山の個人技によるものでした。しかし、ボールの運び方がうまかったですね。大きくフェイントをいれたりというわけでもなく、相手の動きをとってするするっと前に侵入していきました。シュート自体も落ち着いていました。

後半の逆転ゴールはCKから。近藤のヘディングは枠を狙うはずだったようですが、なぜか船山に収まってしまいました。ただ、これで近藤がフリーになって簡単にシュート出来なのですからわからないものです。そして、すかさず指宿がトドメの一発を刺しました。全線でボールを奪ってからのシュートが速かった上に正確にゴール右隅に突き刺さりました。

この後、熊本にもチャンスを作られましたが、この試合では残りの時間は得点を与えず。アウェイ岡山戦以来の勝利となりました。気がつけば、アウェイでも6勝目で、ホームとあまり変わらなくなってきました。10月はこの後ホームで山形、大分戦と続きます。ここで勝って調子を上げて

選手評価
GK 大野 6.0
DF 近藤 6.5
DF エベルト 6.5
DF 下平 6.0
DF ゲリア 5.5 
MF 熊谷 6.0
MF 小島 6.5
MF 矢田 6.0
MF 町田 6.0
MF 工藤 5.5
MF 茶島 - 
FW 船山 7.0
FW 指宿 6.5 

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