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2018年W杯 ベルギーvs日本 2点先行も逆転負けでベスト8進出を逃す

ロシアワールドカップ2018

ロシアW杯 決勝トーナメント1回戦 ベルギー代表vs日本代表の中継をNHKの生中継でテレビ観戦しました。

いよいよ、史上初のベスト8をかけた戦いとなりました。

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試合展開

日本の先発は、GKに川島、CBに吉田と昌子、右SBに酒井宏樹、左SBに長友、ボランチに長谷部と柴崎、右SHに原口、左SHに乾、トップ下に香川、トップに大迫という布陣でした。コロンビア戦、セネガル戦と同じメンバーに戻しました。

vsベルギー 先発メンバー

まずは前半1分、サイドチェンジからの落としを香川がシュートも右に外れます。前半7分には、柴崎が左サイドに展開して乾が折り返すが、これはクリアされます。前半10分には、昌子が思い切ったロングシュートも枠には飛ばず。

日本が攻勢にでた序盤だったが、徐々にベルギーの反撃が始まる。前半16分、ベルギーのシュートは上に外れます。続く、ベルギーのCK。ショートCKからのクロスに、ルカクが落とすが、これはクリアする。さらに、ルカクが強引にシュートに持ち込むが枠を外れる。

前半21分、ルカクのシュートは、長友が当てて上に外れる。前半21分、ベルギーのCK。低いボールをいれるが、左に流れたところからのクロスもクリアします。

前半25分、ベルギーはアザールがシュートも川島がパンチングで防ぎます。前半28分、ベルギーのCK。ショートCKからのクロスはクリアします。

日本は、前半31分、香川のキープから長友に展開。長友のクロスに乾がヘディングで合わせるがGKがキャッチする。

ベルギーは、前半36分、アザールがシュートもブロックします。さらに、ミッチェルのミドルシュートは上に外れます。

前半44分、長友のクロスに大迫が受けそこねるがGKがファンブルするが、抑えきります。前半46分、ベルギーのシュートは川島が抑えます。

前半は、0-0で折り返します。

後半開始早々の後半3分、柴崎のスルーパスから原口が抜け出してシュート。これが左隅に決まって日本が先制します。

ベルギーは後半4分、アザールがシュートもポストに当たって助かります。逆に日本は後半7分、香川からのパスを受けた乾が思い切ったミドルシュート。これが無回転で突き刺さって、日本が2点目を奪います。

ベルギーは後半12分には、カラスコがシュートも枠を外れます。日本は後半14分、大迫から右に展開。原口のクロスはクリアされます。

後半17分、ベルギーは右からのクロスにルカクが合わせるが左に外れます。日本は、酒井の突破から折り返し、大迫が潰れて原口がシュートも枠に飛ばず。

ベルギーは、シャドリと、フェライニを投入します。

後半21分、ベルギーは右からの折返しをシュートも上に外れます。後半24分、ベルギーが右からボールを入れてルカクが狙うが吉田がブロックする。続く、ベルギーのCK。クリアしたボールを拾われて頭で折り返すが、このボールがそのままゴールに吸い込まれる。ベルギーが1点を返す。

日本は後半27分、長友のクロスに大迫がニアで狙うがクリアされます。日本のCKとなり、ショートCKからボールを奪われてカウンターに。シュートはブロックしてCKに。ベルギーのCK。跳ね返したボールを拾われてクロスを入れられると、フェライニが頭で合わせてゴール。ベルギーが同点に追いつきます。

日本は、後半30分、乾がシュートもブロックされます。後半32分、酒井のクロスをはねかえされたところを香川が拾ってスルーパスも合わず。ベルギーはCKが続くが得点は奪えず。

後半36分、柴崎に代えて山口、原口に代えて本田を投入する。

後半41分、ベルギーは右からのクロスにヘディングで合わせるが川島が防ぎます。こぼれたボールを拾われてクロスからルカクがシュートも川島がはじき出します。続く、ベルギーのCK。はねかえされたボールからミドルシュートも相手に当たって枠を外れます。

後半48分、日本はゴール前でのFK。本田が直接狙うがGKがはじき出してCKに。続く日本のCKは、GKがキャッチします。ベルギーがここからカウンターとなり、あっという間にゴール前に持ち込まれて、最後はシャドリのシュートが決まり3-2とベルギーが勝ち越します。

試合は、このまま3-2でベルギーが勝利し、ベスト8進出を決めました。

vsベルギー 試合終了時メンバー

戦評

いやあ、本当に悔しい敗戦でした。ベルギー相手に2点をリードしたところまでは良かったものの、とどめの3点目が奪えませんでした。ベルギーは長身のフェライニを投入。これが見事に的中しました。前半からルカクはなんとか抑えていたものの、長身選手が加わってなかなか対応しづらくなりました。1失点目はアンラッキーなものでしたが、あれもベルギーにとっては大きかったと思いますし、フェライニの同点ゴールにつながりました。

日本は、最後まで3点目を奪いにいきましたが。最後のCKは、本当に悔やまれますね。直接GKがキャッチするようなボールになってしまった事。その後のカウンターに反応しきれなかった事。ベルギーの電光石火のカウンターは見事でしたが、日本の対応にも問題はありました。どこかで遅らせられればよかったのですが。

この試合、日本の2得点は、決勝トーナメントでは初でした。しかも2点差にしたのですから大したものです。原口のゴールは柴崎のスルーパスからでした。相手が微妙に取れないところを通しました。シュートも、ワンフェイクいれて落ち着いてきめました。そして、圧巻だったのは乾のシュートですね。あれがゴール右隅に飛んだらなかなか取れませんね。

日本としては3点目を奪いにいっていたはずですが、ベルギーの猛攻もあって2失点。同点においつかれる中で勝ち越し点を狙う展開でした。ただ、なかなか交代のカードが切れませんでした。原口は疲れがみえていたので、もう少し早く交代しても良かった気がします。柴崎はイエローをもらっていたことがありますが、攻撃の手札が減った印象にもなりました。柴崎が残っていたら、最後のCKは別なものになっていたかもしれません。

3回目の決勝トーナメント進出で、最もベスト8に近づいた試合だったと思いますが、残念ながら敗退となりました。ベテランの多い中で、ここからの4年間は世代交代が進む事になるでしょう。この大会での経験を、次の世代に引き継いでいってもらいたいですね。

選手評価
GK 川島 5.5
DF 吉田 6.0
DF 昌子 6.0
DF 酒井宏 6.0
DF 長友 6.0 
MF 柴崎 7.0
MF 長谷部 6.0
MF 山口 5.0 
MF 原口 7.0 
MF 香川 6.5
MF 本田 5.5 
FW 乾 7.5
FW 大迫 6.0

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