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2018年 J2 第19節 ジェフ千葉vs愛媛FC 前半戦ホームラストゲームを勝利で飾る

PASION

2018年 J2 第19節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs愛媛FCの試合を観戦にフクダ電子アリーナまで行ってきました。

梅雨の最中ですが雨の予報だったものの試合開始時までは雨は降ってませんでした。ただ、この時期としてはかなり気温が低めの天候となりました。

前節、アウェイで山形に敗れて、しきりなおしのホーム。下位に沈む愛媛に確実に勝ち点3がほしいゲームです。

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円陣ダッシュ

試合経過

vs愛媛FC 先発メンバー

ジェフの先発メンバーは、GKにロドリゲス、CBに近藤、増嶋、右SBに溝渕、左SBに高木、ダブルボランチに勇人と熊谷、右SHに船山、左SHに為田、2トップにラリベイと指宿という布陣でした。ダブルボランチで両サイドに人を置く4-4-2の形にしてきました。

開始早々の愛媛のFKは、ロドリゲスがキャッチします。

ジェフは前半2分、高木の突破からのボール。こぼれたところを熊谷がひろって、最後は船山がシュートも上に外れる。前半5分には、船山のクロスを為田が受けて狙うが相手にあたってこぼれたボールは岡本が抑える。

愛媛は前半7分、小池が左サイドを突破して折り返す。河原が中で合わせるがシュートは左に外れる。

ジェフは前半12分、為田がライン際からのクロスは相手に当たってふわりと浮玉に、ラリベイが頭で合わせるが岡本がかろうじて防いでCKとなる。

愛媛は、前半19分にスルーパスから西田がシュートも左に外れる。これはオフサイドに。

前半26分、ラリベイのキープから右に展開。溝渕のクロスは岡本がキャッチする。

愛媛は前半30分、右からサイドチェンジのボールに小池が合わせるが、シュートは枠を外れる。

対するジェフは、左サイドを勇人が突破して、折り返すが熊谷は繋げられず。前半41分、ジェフのFK。近藤が落としたボールを高木が狙うがブロックされる。このこぼれを高木が自らシュート。これが決まってジェフが先制します。

高木のゴール直後

さらにジェフは前半44分、指宿が左から狙うが岡本がキャッチする。前半46分、ラリベイからのパスを為田がシュートもブロックされる。

前半は1-1で折り返す。ジェフは、ハーフタイムに勇人に代えて矢田を投入する。

ジェフは後半4分、船山がシュートも上に外れる。さらに、後半9分にも、相手のミスパスをひろった船山がミドルシュートも、上に外れてしまう。

後半11分には船山が右サイドを突破しておりかえすが指宿はシュートに持ち込めず。それでも、後半15分。左サイドでボールを奪って指宿が持ち上がる。指宿からラリベイにわたって、冷静に右隅を狙ったシュートが決まり2-0とする。

ラリベイのゴール直後

ジェフは、後半16分、指宿に代えて清武を投入する。清武が右SHに入って船山がトップに入る。

その後もジェフがチャンスを作る展開になるがシュートまで持ち込めない。後半26分のCKも、ショートCKからのクロスは跳ね返されてしまう。

ジェフは、後半35分、為田に代えて乾を投入する。乾はそのまま左SHに入る。

後半37分、乾が左サイドを突破して、船山、清武と繋がって清武がシュートも右に外れる。

愛媛は、後半44分、神田がミドルシュートもロドリゲスがはじき出す。後半45分、愛媛のFKは、ロドリゲスが体にあてて防ぐ。だが、後半46分、河原からのパスを受けた神田の強烈なミドルシュートが決まり2-1とされる。

その後も愛媛のセットプレーのチャンスがあったものの、これはなんとか防ぎ切る。試合は、2-1でジェフが勝利した。

vs愛媛FC 試合終了時メンバー

戦評

試合終了後の握手をする選手たち

最後の1点は余計でしたが、ジェフが無難に勝利しました。ダブルボランチにして、ハイプレスをかけて押し込む展開となりました。ただ、前半からハイプレスにいってる割にはそこまでボールは奪いきれてなかった印象があります。お互いに中盤では厳しくいっていたので、ボールポゼッション自体は60%を下回るくらいでした。

前半、チャンスになりかける展開でなかなかシュートに持ち込めず。シュート自体も枠を捕らえられんなかったりで得点が奪えない展開でした。それでもセットプレーの流れから高木がゴール。これは、なにげに大きかったですね。左足で打ったシュートは相手に当たってこぼれたところを右足で打ち抜きました。ちょうど、岡本の手が届かないところに決まりました。

後半は、船山が立て続けにミドルシュートも枠に飛ばず。追加点は、ハイプレスが機能してのものでした。高い位置でボールを奪って指宿が突破。ラリベイがパスを受けて冷静に決めました。ダイレクトで打てるタイミングでしたが相手DFをうまく外しました。

全体的には、シュートまでいく手前のパスが相手にひっかかったりミスになったりで、思ったほどシュートが打てず。チャンスになりかけているシーンは多くあったのですが、シュート数には反映されないものでした。

ダブルボランチは、勇人がかなり厳しくいって、熊谷もいってましたが、ちょっと役割がかぶる格好に。後半、矢田が入って役割分担が明確になった感はあります。ただ、トップ下がいないので、ラリベイ、指宿が下がって受ける場面が多くなってしまったかなという気がします。

結局、ダブルボランチ、船山トップ下が一番プレスがハマりやすくていいんでしょうけど。現状2トップで、清武の調子も今ひとつなので、4-2-3-1でいけない状況ではあります。町田が復帰すれば、それも解消するんでしょうが。

前半戦、ホームラストゲームを勝利でかざって、アウェイ2連戦で前半戦が終わります。難敵の松本山雅FC、かつてはアウェイで勝ててなかった栃木という対戦です。松本は上位にいるだけに、ここで勝ち点をとって置きたいですね。2連勝して勝ち点6を積み上げられれば1桁順位までいけるので、それが理想ではありますが。

選手評価
GK ロドリゲス 6.5
DF 近藤 5.5
DF 増嶋 6.0
DF 高木 6.5
DF 溝渕 5.5
MF 熊谷 5.5
MF 勇人 5.5 
MF 矢田 6.0
MF 為田 6.0 
FW 船山 6.0
FW 清武 5.5 
FW 指宿 6.0 
FW ラリベイ 6.5

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