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2018年 J2 第1節 東京ヴェルディvsジェフ千葉 10人で奮闘も黒星スタート

PASION

2018年 J2 第1節 東京ヴェルディvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合を観戦に味の素スタジアムまで行ってきました。昨年は、アウェイヴェルディ戦が平日開催だったため行ってなくて、一昨年9月以来の味スタとなりました。いつの間にか、味スタの隣に立派な体育館が出来ていてビックリしましたが。

兎にも角にも、いよいよ2018年シーズンが始まりました。待ちに待った開幕戦です。昨年はリーグ戦では1分1敗だったヴェルディ相手に勝利したいですね。

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円陣ダッシュ

試合経過

vs東京ヴェルディ 先発メンバー

ジェフの先発メンバーは、GKにロドリゲス、CBに近藤と増嶋、右SBに真希、左SBに高木、アンカーに熊谷、ISHに茶島と矢田、右SHに町田、左SHに為田、トップにラリベイという布陣でした。ちばぎんカップと先発メンバーは変わらず。ベンチに鳥海が入りました。清武はサブに入っていません。

まずは前半2分、ヴェルディのFK。これは、ロドリゲスがパンチングでうまく逃れます。一方、ジェフは前半5分、右から真希がクロスをいれるものの中で合わせられず。

ヴェルディは、前半7分プレスがうまくかけれずにいたところをビエイラに裏に抜け出されてしまうものの、シュートはロドリゲスが体に当てて防ぎます。しかし、前半8分、ジェフは高木が左サイドを突破して中にボールを入れるもののヴェルディボールとなります。一気にスルーパスでドウグラス・ヴィエイラに抜け出されてしまいます。後ろから追いかけた増島がファウル。これでレッドカードが提示され退場となってしまいます。

このファイルで得たヴェルディのFKは、壁に当たってラインを割りCKに。ヴェルディのCKは、防ぎきります。

ジェフは、町田に変えて鳥海を投入します。茶島が右SHへ回って、熊谷と矢田のダブルボランチになります。

1人少ないジェフは、押し込まれる展開となってしまいます。ヴェルディは、前半19分にFK。左サイドに展開して戻したボールをシュートも大きく上に外れます。

徐々にボールを持つ時間が増え始めたジェフ。前半26分、右サイドからのボールを高木がワンタッチで中にいれると為田がシュート。これはGKに端から増す。さらに、前半28分には、茶島がカットインからシュートも上に外れます。

前半31分には、ジェフがボールをつないで押し込む展開となるものの、最後の矢田のクロスは直接ラインを割ってしまいます。前半35分には、ジェフのCK。跳ね返されたボールをひろって矢田がクロスを上げると近藤が頭で合わせるがGKの正面となります。

前半は、得点生まれず、0-0で折り返します。

後半早々の3分、ヴェルディは左サイドでアラン・ピニェイロがクロスをあげると、ドウグラス・ヴィエイラが打点の高いヘディングシュート。これがバーに当たりながらもゴールに吸い込まれヴェルディが先制します。

その後、ヴェルディペースとなり、ジェフはなかなかボールを運べなくなります。後半8分には、ヴェルディの連続シュートもなんとか体をはって防ぎきります。

後半10分、ジェフは為田に代えて指宿を投入します。2トップぎみとなり、熊谷がアンカー、矢田と茶島がISHとなります。

ヴェルディは、後半14分にシュートも、これをはねかします。さらに藤本がシュートも上に外れます。

ジェフは、後半21分にCKも、はねかえされます。さらに、後半22分、左からのクロスは合わせられず。チャンスになりかけるが跳ね返されます。

後半23分、真希に代えて小島を投入。右SBに茶島が入って、小島がISHへ。

後半24分、指宿が強引にドリブルで持ち上がってシュートもGKがキャッチします。ヴェルディは、後半27分にゴール前でFKも、壁に当ててしまいます。

ジェフは後半30分、左からの攻め。ラリベイが競って、こぼれたボールを指宿が浮き球で狙うものの跳ね返されます。

その後、ヴェルディがFKなどでチャンスをつくるもののチャンスは作らせず。後半38分、ヴェルディのシュートは枠を外れます。更に、後半39分にもアラン・ピニェイロのシュートはわずかに右に外れます。

ジェフは、後半41分、ロドリゲスからのボールをラリベイが落とすと、指宿が拾って再びラリベイへ。ラリベイがワンタッチで右サイドへ展開すると、茶島が持ち上がってクロスをあげます。これに、ラリベイが走り込んでのヘディングシュート。これが決まってジェフが同点に追いつきます。

ラリベイのゴール後

しかし、後半45分ヴェルディCK。ニアを越えたボールを畠中に蹴り込まれてゴールを許し勝ち越されます。

ジェフは、怒涛の反撃を見せるもののゴールを割れず。後半48分のCKは、高木がニアで合わせるもののわずかに枠を外れます。試合は、このまま2-1でヴェルディが勝利しました。

vs東京ヴェルディ 試合終了時メンバー

戦評

試合終了後

開始8分で10人になったのは本当に痛かったですね。それでも前半はスコアレス。後半は、先制は許したものの粘り強く反撃。エースラリベイのゴールで一時は同点に追いついたまではよかったもののセットプレーで勝ち越されてしまいました。2失点は、いずれもサイドからのクロス。どちらも防げない失点ではなかったと思います。増嶋の退場場面であったような裏をつかれての失点ではなかったものの課題が残りました。

立ち上がりプレスがうまくはまらずに何度か裏を突かれてしまいました。これが増嶋退場の原因にもなってしまいました。10人になって、しばらくは劣勢がつづいたものの25分辺りからはジェフがボールポゼッションで完全に上回ります。一時は、65%ものボールポゼッションとなりますが、チャンス自体はそれほど多くありませんでした。為田のシュート。そして、CKくずれからの近藤のヘディングくらいでしょうか。

後半は、ヴェルディが先制した事もあり、落ち着きをとりもどして数的優位を生かすようになってきました。為田の突破も効果的ではないとふんで、指宿投入。ツインタワーに放り込みたいところですが、1人少ないのでなかなかボールもひろえず。指宿が下がってボールをひろうようになってからジェフにもチャンスが作れるようになってきました。ここらへんは、10人になっていた事で、ラリベイとうまくポジションがかぶらないようになった事で効果が出ていました。実際、得点シーンもラリベイの落としを指宿がひろったところから始まりました。

1度は同点に追いついただけに、せめて引き分けで終えて勝ち点1でも持ち帰れれば上出来の試合でしたがそれも叶わず。それでも1点返して、得失点差でも-1で済んだのは不幸中の幸いだったと思います。昨年のジェフだったら、先制を許した後に、連続失点して大量失点していたかもと思えば、粘り強くはなってきたかなと思います。

なにしろ80分間10人、しかも町田が抜けた状態でやっていたので、ジェフとしては本来やりたいゲームは当然出来ていなかったと思います。今年のジェフがどれだけやれるかは次のホーム開幕戦に持ち越しとなりました。町田は、10分しか出場時間がなかったの鬱憤も溜まってるでしょうから、大暴れしてほしいですね。最終ラインは増嶋が出場停止で、エベルトが出れるかどうか不透明なのでCBは手薄な状況です。エベルトが出れなくても、鳥海がいますが控えが手薄な状況は変わらず。

今一度、プレスをしっかりとかける事を考えれば、船山を起用するという手もありそうですけどね。サブにも入らなかった清武は本調子ではないんでしょうかね。こちらも気になるところです。次節は、開幕戦で3発快勝の水戸ホーリーホック。ジェフでコーチをしていた長谷部監督が率いるだけに、手の内はしれてるでしょうし、対策もうってくるでしょうね。J1昇格を狙うなら連敗は絶対にできませんから、しっかりと勝ちきりたいところです。

選手評価
GK ロドリゲス 5.5
DF 近藤 5.0
DF 増嶋 3.0
DF 鳥海 6.0
DF 高木 5.5
DF 真希 6.0
MF 熊谷 6.0
MF 町田 -
MF 矢田 6.0
MF 茶島 6.5
MF 為田 5.5
MF 小島 
FW ラリベイ 6.5
FW 指宿 6.0

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