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第96回 高校選手権 3回戦 青森山田vs長崎総科大付属 猛攻実らず鬼門の3回戦に泣く

第96回高校サッカー選手権

第96回高校サッカー選手権 3回戦はフクダ電子アリーナまで行ってきました。

昨日勝ち上がった2チームの試合が行われました。青森山田は第2試合。鬼門の3回戦を突破できるか!?

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日章学園vs流経大柏

日章学園vs流経大柏

流経柏が押し込む展開になったものの、日章学園も鋭い攻撃をみせて流経柏ゴールを脅かします。前半は、得点が入らず0-0で折り返します。

後半になって日章学園がペースを握るもののゴールは奪えず。すると流経柏が徐々に押し返します。一進一退の攻防となったものの後半27分、流経柏は左からの折り返しがゴールにつきささって先制します。終盤の日章学園の攻撃を凌ぎきった流経柏が準々決勝に駒を進めました。

[公式記録]

青森山田vs長崎総科大附属

青森山田の円陣

第2試合は、青森山田高校vs長崎総科大付属の試合です。

青森山田が主導権を握るもののなかなかシュートに持ち込めない。それでも前半11分にはミドルシュートを放つも上に外れてしまう。

青森山田ペースで試合がすすむものの、長崎の反撃もあって圧倒するところまではいかず。すると、前半25分、長崎の攻撃。安藤のシュートがうまくコースをついてゴール右隅に突き刺さる。長崎が先制する。

その後1点を追う青森山田の攻勢が増すがなかなかゴールは奪えず。終盤のビッグチャンスもシュートは右に外れる。

前半は、0-1で折り返す。

後半は、青森山田がポゼッションで押し込む展開となる。後半7分、左からの折り返しにスライディングで突っ込むがこれはゴール左に外れる。

さらに、後半9分には、中村駿太がシュートもわずかに左に外れる。後半13分にも中村駿太が抜け出してシュート。ゴールかと思われたが、これはオフサイドとなる。

再三チャンスを作りながらもゴールが奪えない青森山田。後半24分には、途中交代したばかりの三國がヘディングで合わせるが、GKのファインセーブでゴールならず。

さらに、三國の頭も利用して終盤の猛攻をしかける青森山田だったがゴールが遠い。後半ATのラストチャンス。絶好のシュートチャンスに中村駿太のシュートは右に切れていき外れてしまう。

ここでタイムアップとなり、試合は0-1で長崎総科大付属が勝利した。

試合終了後

青森山田としては立ち上がりの不安定さが悔やまれる事となりました。1点取られてからようやく目が覚めたという感じだった気がします。

決定機を再三作りながらもゴールが奪えず。惜しいシーンは、本当に何度もあったんですけどね。最後の最後、中村駿太のシュートが決まっていればPK戦に持ち込めたのですが。

青森山田は、今では強豪校ですが、この3回戦を勝ち抜けたのは4回(うちベスト4 2回、準優勝 1回、優勝 1回)しかないんですよね。鬼門の3回戦を、今回のメンバーでも突破できず。

高円宮杯U-18プレミアリーグでは惜しくも3位となったものの、最後まで優勝争いをしていただけに期待が持てる選手権だったのですが、やはり簡単ではないですね。おそらく選手が一番悔しいと思います。この選手権に出るために柏レイソルU-18から青森山田に入った中村駿太もそうとう悔しいでしょうね。

今回のメンバーからは、郷家くんと、中村駿太くんがJリーグ入り。この悔しさはプロで晴らしてもらいましょう。

[公式記録]

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