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E-1 サッカー選手権2017女子 なでしこジャパンvs韓国女子 岩渕エース弾で初戦

E-1サッカー選手権 ファイナル

E-1サッカー選手権2017女子 なでしこジャパンvs韓国女子代表の試合をフジテレビの中継を録画してテレビ観戦しました。

高倉体制での初タイトルに向けて東アジアの列強との戦い。男子に比べると、女子は東アジアのレベルが高いのでなでしこの現在地を見るには丁度いい機会かと。

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試合展開

序盤、韓国のプレスに苦しむなでしこだったが、先制したのはなでしこ。前半8分、左サイドからのクロスに田中美南が頭で合わせたボールがゴールに吸い込まれる。なでしこが先制する。

しかし、韓国はその直後の前半13分にハンドの判定でPKをゲット。これを決められて、韓国が1-1の同点に追いつく。

このPKで韓国が勢いづいたものの、これをしのいでいたなでしこが徐々に反撃を開始。何度かチャンスを作ったもののゴールは奪えず。1-1で前半を折り返す。

後半に入ってもなでしこのペースは続いたものの、なかなか決定機は作れず。勝ち越しを狙って後半15分に田中美南に代えて中島を投入する。

この中島の投入で、攻撃が活性化したなでしこ。徐々にゴールの臭いがし始めた後半26分、なでしこはCKからのこぼれ球を中島が押し込みゴール。2-1と勝ち越しに成功する。

だが、このリードも守りきれない。後半35分、韓国はイ・ミナのクロスにハン・チェリンがダイレクトで合わせてゴール。再び2-2の同点に追いつかれる。

なんとしても勝ち越しゴールが欲しかったなでしこは、後半38分、中島のミドルシュートは阻まれるが、このこぼれ球を岩渕が冷静に蹴り込んでゴール。なでしこが三度勝ち越す。

最後は、韓国の攻撃を凌ぎきり、3-2で勝利した。

戦評

最終的に韓国に勝ったのは評価できるものの2度のリードを追いつかれたのは頂けない。攻撃面でハマったときは素晴らしい崩しがみれたものの全体的にはまだまだパスワークもそこまで完成しているという印象ではなく。選手を探している場面が多くなり、どうしても手数が多くなって知っていた。守備でもプレスには居ていたものの連動性がいま人で高い位置でボールを取りきれず。どうしても、攻撃が低い位置からのやりなおしになってしまう場面が多かったように思う。

先制点の場面は、GKのポジショニングの問題もあるが、田中美南が苦しい体勢ながらも頭に当ててゴールに流し込んだようなゴール。ちょうど、GKが出てきたところを、空いていたサイドにボールを持っていけたので、そのままゴールに吸い込まれた形になった。

同点ゴールはPK。ハンドの判定はちょっと厳しいかなという気もしたが、これは池田が反応していたもののボール速度で押し込んだ形に。

なでしこの2点目は、ちょうどボールがこぼれたところに中島がいて、GKのニアをぶち抜いた格好に。あの位置にちゃんと居たというところが良かったと思う。

本来ならこの2点目で勝ちきりたいところだったが、ちょっと簡単にゴールを割られてしまった。右サイドからのクロスだったが、GOALを決めたハン・チェリンには誰もつけておらず。せめてブロックに入れるようにはしたかったかなというところです。

なでしこの3点目ま、まず中島のミドルがよかった。そして、岩渕も冷静でした。DFを切り替えして外してからゴールに流し込みました。怪我もあって、出遅れた感もありますが、高倉監督でのエース格としてようやく戻ってきたなという感じです。

せっかくの勝利なので、久しぶりにこのタイトルは取りたいところです。個人的にも第3戦の北朝鮮戦には行くつもりなので、代表の試合でのフクアリはすごく楽しみにしています。

[公式記録]

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