2017年J2第35節 京都サンガF.C.vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をDAZNの中継で観戦しました。
長崎戦で敗れ残り8試合でプレーオフ圏と勝ち点差8となり、プレーオフ進出が絶望的な状況となりました。京都に勝って少しでも可能性を残せるかというところです。
試合経過
ジェフの先発は、GKに優也、CBに近藤とボムヨン、右SBに真希、左SBに乾、アンカーに勇人、ISHに町田と矢田、右SHに清武、左SHに為田、1トップにラリベイという布陣でした。優也が先発復帰。近藤は怪我の影響か大久保が先発。熊谷の件があって勇人が先発となりました。
立ち上がりなかなか試合が落ち着かないなか前半7分、清武が右サイドからのシュートも上にはずれます。
京都は前半12分にFK。エスクデロが狙うが上に外れます。ジェフは、前半分にCK。ショートCKからクロスをあげるがGKがキャッチします。京都は前半15分にもFK。折り返しはジェフボールとなりカウンターになるが最後はCKとなります。
京都は前半20分、左から粘ってシュートに持ち込むが左に外れます。前半22分にも左からボールを入れて、跳ね返したボールを石櫃がシュートも、これは優也がキャッチします。さらに、京都は前半25分にFK。闘莉王が抜け出すがオフサイドとなります。
ジェフは前半30分、左からのFK。抜けたボールをボムヨンがひろってシュートも上に外れます。
京都は、前半34分にFK。闘莉王のヘディングシュートは優也が抑えます。ジェフは、前半36分、右から町田の折り返しをラリベイが浮き球となったボールをボレーで合わせるが左に外れます。
前半39分、為田が左から突破して折り返しを狙うがCKとなります。ジェフのCKは、ショートCKからのぼーるをボムヨンがクロスをあげるが合わせられず。
前半42分、京都のシュートは上に外れます。
ジェフは、前半43分、町田から右に流したボールを真希がシュートも枠を外れます。前半44分には、ラリベイからのボールを受けた矢田が左から突破して折り返すが決められず。前半46分には、カウンターから清武が左に展開して為田が突破から折り返すが、ラリベイのシュートは枠に飛ばせず。
前半はこのまま0-0で折り返します。
ジェフは後半開始早々の2分、清武が右サイドから突破してシュート。為田がそのボールに左から合わせるがGKがキャッチする。
後半3分、ジェフのFKとなるが、はねかえされる。さらに、後半5分にもFK。清武がワンタッチしたボールから矢田がドリブルで持ち出してクロスを狙うがブロックされる。
京都は、後半8分、岩崎からのボールにエスクデロがシュートも左に外れる。このとき、エスクデロが負傷し交代となってしまう。
後半12分、乾が左サイドからシュートを狙うがGKがキャッチする。
後半18分、京都のFK。闘莉王が競り勝つがボールはそのままタッチを割る。
後半18分、ラリベイに代えて指宿を投入する。
後半20分、京都は前へのボールをそのままシュートも上に外れる。
後半23分、為田に代えて船山を投入する。船山が右に、清武が左に回る。
ジェフは後半25分、右からの指宿のクロスに清武が頭で合わせるが枠を外れる。これはオフサイドの判定。
京都は、後半29分、左からのボールに大黒が合わせるが上に外れる。
後半33分、大久保に代えて多々良を投入する。
ジェフは後半34分、船山が左から突破して、清武が受けて戻したボールを指宿がシュートもGKが弾き出す。後半36分には、清武が遠目からシュートを狙うが僅かに上に外れる。後半44分、ジェフのCK。指宿が頭でさわって多々良がシュートもブロックされる。
京都は、後半45分。競合いからのこぼれ球を田村がミドルシュート。これがゴール右上に決まって京都が先制する。さらに、後半48分、乾がボールを奪われて、ボムヨンもかわされて突破を許す。仙頭に1対1を決められて2-0となる。
試合は、このまま京都が2-0で勝利した。
戦評
エスナイデル監督が振り返るまでもなく、今シーズン何度もあったような内容と結果でした。決定機で決めきれなかったのが全てでしょう。田村のシュート自体は、ブロック出来なければGKにはノーチャンスのボールでした。2失点目は乾が奪われたものですが、ボムヨンがあっさりと外されてしまったのも痛かったです。ただ、あの時間だと1点も返せなければ2点目取られても状況は変わらなかったので…。
前半は、五分五分の展開でどちらのゲームという感じではなかったのですが、終了間際にジェフが連続して決定機をつくります。結果的に、このチャンスを決められなかった事がやはり響いてしまいました。あれを決めないとやはり結果はついてきませんね。
ただ、後半にもジェフの決定機はあって、清武のシュート制のボールに為田が飛び込んだものや、指宿のクロスに清武が飛び込んだもの、そして船山の突破から最後は指宿が狙ったものとチャンスはありました。
これで、わずかに希望をつなぎたかったアウェイ2連戦は前半戦で湘南、松本に喫して以来の連敗となってしまいました。アウェイに弱いとは言えこの時期に同じような負け方をしているようでは上には上がれません。
今シーズンのJ1昇格はほぼなくなりました。まだ数字上の可能性は残っているだけに、選手としては難しいモチベーションになるでしょうが、少しでも多くの勝ち点を奪うという事に意味がない訳ではありません。来シーズン急に強くなるわけではないですから、今シーズン少しでも多く勝って勝ち癖をつける事は先につながっていくはずです。この先は上位との対戦ばかりなので、その相手に勝てば自信にもなるでしょう。
来シーズンはエスナイデル続投が濃厚でしょうが、今のままの数字ではなかなか納得してくれないサポも多そうなので、そういう意味でも少しでも多く勝って納得いく形での続投になって欲しいなとも思います。
選手評価
GK 優也 5.5
DF ボムヨン 5.0
DF 大久保 6.0
DF 多々良 -
DF 乾 5.0
DF 真希 5.5
MF 勇人 5.5
MF 町田 6.0
MF 矢田 6.0
FW 為田 6.0
FW 清武 5.5
FW 船山 5.0
FW ラリベイ 5.5
FW 指宿 5.5