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2017年 J2 第33節 ジェフ千葉vs水戸ホーリーホック 激戦を制し6戦ぶりの勝利

Pasion 力戦奮闘

2017年J2第33節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs水戸ホーリーホックの試合観戦で、フクダ電子アリーナまで行ってきました。

台風による影響もあってあいにくの天気となりましたが、5戦勝ちなしの状況を脱出しなければいけない試合です。

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円陣ダッシュ

試合経過

vs水戸ホーリーホック 先発メンバー

ジェフの先発は、GKにルイス、CBに近藤、ボムヨン、右SBに溝渕、左SBに乾、アンカーに熊谷、ISHに町田と矢田、右SHに清武、左SHに為田、1トップにラリベイという布陣でした。為田、溝渕が先発起用となりました。

まずは前半1分、水戸のCKは、ルイスが直接キャッチする。

ジェフは前半2分、スルーパスから為田が抜け出してシュートもGKが触ってCKとなる。このジェフのCKは、跳ね返される。
前半9分のジェフのFK。クイックスタートから清武がシュートに持ち込むがGKに阻まれてCKとなる。続くジェフのCKは、シュートまで持ち込めず。

ジェフは、前半17分、清武からラリベイ。ラリベイがカットインしながら清武へ。清武がシュートもGKの正面となる。

対する実とは、前半19分にミドルシュート。ジェフDFに当たってリフレクトしたボールはラインを割ってCKとなる。続く水戸のCKは、ヘディングシュートを打たれるも、これは枠を外れる。

ジェフは前半23分、ラリベイが頭で落としたボールを町田がシュートもブロックされる。さらに、前半25分、清武が左からのシュートもGKが抑える。

水戸は、前半30分にFK。クロスは中と合わずそのままラインを割る。さらに、水戸が右からのクロスに前田が頭で合わせるが枠の外となる。

前半33分、清武のスルーパスから町田が折り返す。この跳ね返りを溝渕が拾って折り返すがCKとなる。ジェフのCKは、ショートCKからつないで、はねかえされたボールをスルーパス。このボールを矢田がシュートもGKのファインセーブに阻まれる。

ジェフは前半39分に直接FK。清武が狙うがGKに防がれる。ボールはクリアされてCKとなる。続く、ジェフのCKは、近藤が頭で合わせるものの上にはずれてしまう。
さらに前半42分、FKを矢田がクイックスタート。為田が、左サイドでためをつくって縦に突破して速いボールを中におくると、矢田がダイレクトボレーで合わせてゴール。ジェフが先制する。

矢田のゴール直後

前半46分、ジェフのFK。跳ね返されたボールを拾った町田がスルーパス。ラリベイが抜け出してシュートもGKに阻まれる。

前半は、このまま1-0でジェフがリードして折り返す。

後半早々の3分、水戸のロングボールに飛び出したルイスが前田と入れ替わられるが、前田は角度がなくなり、シュートは右に外れる。

ジェフは後半5分、為田が左サイドからドリブルで中に切れ込んでそのままシュート。これが決まってジェフが2-0とリードを広げる。

為田のゴール直後

水戸は、後半7分にFKも、これはジェフが跳ね返す。

後半10分、溝渕がミドルシュートもブロックされる。後半11分、ジェフのCKとなり、清武からのパスに町田がシュートも上に外れる。後半12分には、為田のパスにラリベイがトラップから浮き球をボレーで合わせるが枠を外れる。

水戸は、後半15分、齋藤がドリブル突破からシュートまで持ち込むが、ルイスがこれをシャットアウト。

ジェフは後半19分、町田からのスルーパスに為田が抜け出してクロスを上げるがラリベイには合わずに逆サイドに抜けてしまう。

水戸は、後半22分にCK。林のヘディングは溝渕がライン際でヘディングでクリアしてCKとなる。つづく、水戸のCKも跳ね返す。
しかし、後半25分、ボールを奪われた清武が、戻ってきたボールを拾うがバックパスを前田に奪われてシュートを打たれてしまう。ポストに当たるがそのまま逆サイドのネットに吸い込まれる。水戸が1点を返して2-1となる。

後半26分、熊谷に代えて多々良を投入する。多々良は、そのままアンカーの位置に入る。

後半27分、水戸は湯沢がシュートも、これもルイスが防ぐ。さらに、後半29分の水戸のCKも懸命に跳ね返す。

後半30分、ラリベイに代えて指宿を投入する。

水戸の攻勢が続くが、ジェフは後半31分、左から矢田のクロスに清武が合わせるが枠には飛ばせず。さらに、後半32分、左サイドを突破した為田のクロスは清武には合わず。後半33分には、町田が右から折り返すが、指宿、為田には合わず。
後半34分には為田の折り返しに清武がヒールで合わせるがブロックされてCKとなる。続くジェフのCK。はねかえされたボールをひろうが、清武の折り返しは弱くなって相手ボールとなる。

後半36分、清武に代えて大久保を投入し3バックとなる。為田が指宿との2トップ気味になる。

水戸がボールを保持して得点機会を狙うが、ジェフも辛抱強くまもりシュートを打たせない。試合は、そのままジェフが最後まで守り抜き2-1で勝利した。

vs水戸ホーリーホック 試合終了時メンバー

戦評

試合終了後の握手をする選手たち

途中加入の2人のゴールで、久しぶりの勝ち点3となりました。ただ、試合内容を考えれば2-0で勝つか3点目を奪って3-1で完勝したかったところでもあります。

序盤、ジェフは水戸のプレッシングに対してうまくさばきながら前線のラリベイに合わせる展開を狙っていきます。このこぼれ球をジェフの選手が確実に奪う事でペースを掴んでいきます。決定機こそ多くなかったものの、次第にボールも回せるようになっていきました。ジェフペースになっていたところで、前半のうちに矢田のゴールが生まれました。

この試合絶好調だった為田が左サイドでじっくりとためを作っての突破から生まれたシュートでした。シュート自体も見事でしたが、為田の突破するタイミングも見事でした。元々、FKからクイックで出したのが矢田。ゴール前まで上がる時間が作れていました。

後半早々のゴールも為田。元々得意な形ではありますが、ドリブルからのカットインからのシュート。うまく、GKの手前でバウンドした事で取りづらいボールとなりました。

群馬戦からの反省もあるのでしょうが、左右のクロスだけではなく中央からの崩しも狙うような場面もあり、攻撃は多彩さを増していたと思います。それでもシュート数の割には2点どまりだった訳ですが。後半早々のミスと、失点に繋がった場面と2度のピンチもあり、2点止まりだと最後まできが許せない状況でもありました。最後、為田がトドメを刺してくれれば試合は楽に終えられたのですが。

アウェイで完敗した水戸に対してなんとなリベンジできました。ただ、この1勝では順位はあまり変わらず。プレーオフ圏との勝ち点差6を考えれば、最低でも3連勝以上しないと活路が見えてきません。次の試合はアウェイの長崎戦。ホームでは完勝したものの、現在は自動昇格を狙える位置にいて簡単には勝てない相手。決して得意ではない長崎戦ですが、過去2年は1勝1分としているだけに勝ち目はありそうです。

長崎戦のあとはアウェイの京都戦という事で、このアウェイ2連戦で勝てるかどうかでプレーオフ進出の可能性が復活するのか、完全に閉ざされるのかといった山場の試合となりそうです。

選手評価
GK ルイス 6.5
DF 近藤 6.5
DF ボムヨン 5.0
DF 大久保 - 
DF 乾 5.5
DF 溝渕 6.0
DF 多々良 
MF 熊谷 6.5
MF 矢田 7.0
MF 町田 6.0
MF 為田 7.0
MF 清武 5.5
FW ラリベイ 6.0 
FW 指宿 6.0

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