サッカログ

ホーム
Top > 話題別 > Jリーグ
Topサッカー観戦TV観戦

FUJI XEROX SUPER CUP 2017 鹿島アントラーズvs浦和レッズ 鹿島が競り勝ち勝利

FUJI XEROX SUPER CUP

FUJI XEROX SUPER CUP2017 鹿島アントラーズvs浦和レッズの試合を日テレの中継でテレビ観戦しました。

昨年2冠の鹿島と、年間勝ち点1位ながらも2位に終わった浦和レッズとの対戦となりました。鹿島は、チャンピオンシップからCWCにかけておおいに成長して、その勢いのまま天皇杯も奪取しました。この鹿島に勝って、リーグ戦にむけてはずみをつけたい浦和だと思います。

スポンサードリンク

試合展開

序盤は、浦和がやや攻勢に出る展開となります。浦和が攻めて、鹿島が守るという展開となります。ただ、浦和も攻めながらもなかなか決定機を作れず。セットプレーからのチャンスはあったものの得点にはいたらず。鹿島も、押し込まれる展開で、単発でしかチャンスが作れない。

その後も、浦和が攻勢のまま時間が過ぎる。それでも、鹿島が金崎の強烈なシュートで、徐々に反撃を開始。浦和もなかなか攻め込む事ができないようになってくると、鹿島が徐々に反撃を開始する。

前半28分には、金崎が突破しクロスをおくるが遠藤のシュートは西川に阻まれる。その後の浦和の攻撃をしのいだ鹿島は、前半39分にFKのチャンスとなる。このFKを遠藤が直接決めて鹿島が先制する。

先制した鹿島がペースを掴み始める。前半43分には、土居からのパスをうけた金崎が角度のないところからシュート。これは逆サイドのポストに当たってしまうが、はねかえりをひろった遠藤がシュート。西川が戻ってパンチングではじこうとするがそのままゴールに吸い込まれる。鹿島が2-0とリードを奪って前半を終える。

浦和は、李に代えて興梠を投入する。反撃に出たい浦和だったが、むしろチャンスを作ったのは鹿島の方だった。それでも浦和は後半15分、ズラタンが武藤とのパス交換から抜け出してシュートも枠を外してしまう。さらに、駒井のクロスからズラタンが頭で合わせるがこれも枠を外してしまう。

浦和は、長澤、関根を同時に投入する。逆に鈴木優磨を投入する。

後半27分、興梠が突破をしかけたところを小笠原に倒されてPKの判定となる。このPKを興梠が決めて2-1とする。さらに、後半30分、関根が右サイドを突破してクロスをあげると、ズラタンが頭で合わせるがポストに当ててしまう。しかし、このこぼれを武藤が蹴り込んでゴール。浦和が同点に追いつく。

勢いにのる浦和が逆転を狙うが、逆に鹿島が後半38分、遠藤のバックパスを奪った鈴木がそのままシュート。これがゴールに吸い込まれて鹿島が再度勝ち越しに成功する。

浦和の反撃を最後まで凌ぎきった鹿島が3-2で勝利した。

戦評

鹿島のしたたかな戦いぶりは健在でした。前半は攻められる展開が多かったとはいえ、ここをきっちりと守りきれるのが今の鹿島の強さ。ボール奪取能力に優れる、レオ・シルバが加入して中盤でのつぶしあいでは優位に立てるようになりました。

浦和の攻撃をしっかりと凌ぎきって、FK1発であっさりと先制。さらに、前半のうちに追加点と完全に鹿島の試合となりました。後半、攻め立てた浦和でしたが、なかなか鹿島の牙城は崩せず。

ただ、浦和もPKで息を吹き返しました。わずか1分後に追加点であっという間に同点に追いついてしまいました。鹿島もPKはともかく、連続失点は予定外だったでしょう。決勝点は、途中出場の鈴木。相手のバックパスを狙ってました。GKとの距離が短く、あまり強いボールが出せないところを狙ってのボール奪取でした。シュートも、きっちりと決めました。

浦和はこういうミスはなくさないと厳しいですね。鹿島も、本来ならば2-0で勝っておきたかったはずです。両チーム課題を残しながらのゲームとはなりましたが、ACLを前に強豪とタイトルをかけた試合をおこなえた事はよかったでしょうか。

前の記事へ 次の記事へ