2015年なでしこリーグ レギュラーシーズン第17節のジェフユナイテッド市原・千葉レディースvsINAC神戸レオネッサの試合を観戦しにフクダ電子アリーナまで行って来ました。
相手がINACという事と、招待券のお客さんもいたようで、かなりの人出となりました。メインスタンド側は満席状態で、ゴール裏の方までかなりお客さんが入っていました。
今シーズンはなかなかレディースの試合を観に行けなくて、これが今年2試合目という体たらくです。エキサイティングシリーズもまだ残っているので、数試合は観に行けるかもしれません。
試合経過
序盤、少しINACに押し込まれる時間が続くが、ここはなんとかしのぎ切る。
前半9分、櫻本から裏へのボールが入るが相手DFに挟まれてシュートはヒットせず左に外れる。
INACは、チャンのミドルシュートを山根がキャッチし損ねてCKに。このCKは、なんとかしのぎ切る。この後も、チャンにシュートを打たれるが山根が抑える。
ジェフレディースは、菅澤が思い切ったミドルシュートを放つが、バーの上を越える。
さらに、右サイドにボールが出て、保坂がクロスをあげると菅澤が頭で合わせるが、これは惜しくも枠を外れる。
前半21分には、上野が左サイド深くを突破して折り返すが、菅澤はミート視しきれずふかしてしまう。
前半23分、瀬戸口のクロスに深澤が反応するが、トラップが長くなりGKがキャッチする。
ジェフレディースのプレッシャーのかけかたがいいのか、INACはなかなかチャンスが作れない。ミスも出始めて、ジェフレディースペースとなる。
前半35分、菅澤に当てて右サイドの千野に展開。右サイドから速いボールを入れるが、誰も合わせきれず、ゴール前を通過してしまう。
INACは、前半43分に大野が持ち込んでシュートも、うまくブロックする。
逆にジェフレディースは、菅澤がフリーでボールを受けて持ち込むがシュートは弱くなり、GKの正面となる。
前半、多くのチャンスは作れたもののゴールは生まれず。0-0で折り返す。
ハーフタイム、両チームに交代があり。ジェフレディースは、筏井に代えて鴨川を投入。INACは近賀に代えて鮫島を投入する。
開始早々、右サイドで保坂がフリートなるが、ゴール前が薄くチャンスとならない。
さらに、後半6分には、保坂が流れてきたボールに反応しシュートも、GKの正面となる。
ジェフレディースは、ゴール正面でのFK。瀬戸口が直接狙うがわずかに枠を外れる。
後半16分、左サイドの上野から右SBの千野がゴール前でヘディングシュートも枠を外れる。
またも同時に選手交代。後半27分、ジェフレディースは、保坂に代えて安齋、INACは伊藤に代えて川澄を投入する。
後半30分、INACに裏を取られてしまうが山根が1対1を止めて助かる。
後半35分、左サイドからのボールを入れると、ゴール前に入っていた上野がスルーして、鴨川がシュートも防がれる。
INACの攻めに、防戦一方となるが、山根の好セーブもあり、なんとか失点は許さない。
後半40分、ジェフレディースは千野に代えて若林を投入。後半41分、INACは、チャンに代えて高瀬を投入する。
両チーム、最後の攻防となるがゴールは生まれず。ジェフレディースは、終了間際にゴール前にあげたボールを菅澤が落として、安齋がフリーとなりシュートも枠の上をこえてしまう。
ここで試合はタイムアップ。スコアレスドローに終わった。
選評
アウェイでは、4失点で敗れてしまったが(スコアは4-3)、今回は打って変わってロースコアのゲームとなった。
INACの攻撃陣は強力だったが、ジェフレディースの選手が体をはってよく防いでいたと思う。何度も、サイドを突破されたり、危ない場面になりかかったものの、よく防ぎ切った。
特に後半は、山根の好セーブ連発で、なんとか無失点に切り抜けたというところだろう。
ただ、攻撃面では再三のチャンスを作っていた。特に前半は、ジェフレディースがペースを握る時間もあったが、最後のシュートが弱かったり、精度を欠いてしまいゴールに結びつかなかった。ゴールが決まっていれば勝てていた試合だったかもしれない。
勝ちは出来なかったがINAC相手にレギュラーシーズンのホーム最終戦で、たくさんの観衆を前にいい試合が出来たのはよかった。ジェフレディースのサッカーは楽しいなと思ってもらえたと思う。
レギュラーシーズンは4位が確定しているので、エキサイティングシリーズでは、どこまで順位を上げられるかというところだろう。INACも万全ではないし、ベレーザもしかり。レギュラーシーズンは引き分けが多く、勝ち点を稼げなかったが、少しでも勝利を増やせれば上位進出も可能だと思う。
[公式記録]