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TM ジェフ千葉vsモンテディオ山形 阿道のゴールで勝利もまだまだ

一意専心

フクダ電子アリーナまでジェフユナイテッド市原・千葉vsモンテディオ山形のトレーニングマッチを観戦してきました。

通常のTMよりは、PSMに近い感じの運営だったと思います。練習着ではなくユニフォームを着ての試合です。今回は、なぜかアウェイ用のユニフォーム着用でした。

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この日は、引退した山口慶の引退セレモニーがありましたが、寝坊したために間に合わず。

メインスタンドとゴール裏のみの解放でしたが、かなりの人が観戦に訪れていました(最終的には5千人以上入りました)。

試合前の記念撮影

試合展開

それでは試合です。ジェフの先発は、GKに岡、CBにキムと大岩、右SBに北爪、左SBに太亮、ボランチにパウリーニョと勇人、右SHにネイツ、左SHに谷澤、トップ下に水野、トップに森本という布陣でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉
TM vsモンテディオ山形 試合開始時メンバー
9.森本
29.水野
11.ネイツ
7.佐藤勇
5.パウロ
8.谷澤
4.北爪
20.キム
2.大岩
17.中村
22.岡
TextFormations

ジェフがボールをつなぎながら攻撃をしかけるが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。

トップ下に入った晃樹や、右サイドに入ったネイツがボールを保持するが、そこからいい展開に持ち込めず。

山形の攻撃はなんとか抑えていたものの、ジェフもチャンスを作れず。

前半最初の山形のCK。岡がボールをこぼすものの、最後はしっかりと抑える。

20分を過ぎると山形に立て続けにチャンスを作られる。危ない場面もあったが、ここはしのぎ切る。

逆にジェフもボールがよくつながり、最後はパウリーニョがミドルシュートを狙うがGKの正面となりキャッチされてしまう。

34分、右サイドに流れた森本がクロスをいれたボールがこぼれると、ネイツがシュートもゴールならず。

ジェフのCKのチャンス

山形は、ディエゴがフリーとなり決定的チャンスとなるが、大岩がかろうじてスライディングでシュートをブロックしてピンチをしのぐ。

その後、ネイツが怪我なのかピッチを離れて、交代で阿道が投入される。

前半は、両チーム得点なく0-0で折り返す。

ハーフタイム、北爪に代えて佑昌、勇人に代えて健太郎が投入される。

後半8分、ジェフが立て続けにCKのチャンスを得るがゴールならず。

後半15分、晃樹に代えて井出を投入する。

後半17分、阿道が倒されてペナルティエリアの前でのFKのチャンス。パウリーニョが狙うが壁に当たってしまう。跳ね返りを太亮が狙うが枠を外してしまいゴールならず。

ジェフのFK

ジェフがボールを支配する展開が続き、左サイドから太亮がクロスをいれると阿道が飛び込むがゴールならず。

さらに、太亮が左サイドから入り込んでシュートもゴールを奪えず。

だが、その直後、山形はディエゴがミドルシュートもGKの正面となりなんなくキャッチする。

それでも、山形の攻撃が続き最後はディエゴがシュートも、わずかに枠を外れる。

山形にペースをつかまれて、押される展開となる。後半40分の山形のCKは、岡がボールをこぼしてしまうが、その後相手にハンドがあり助かる。

後半43分、ジェフをつなぎ谷澤が切れ込むがボールを奪われてしまう。だが、パウリーニョが高い位置でボールをカットしてスルーパス。ゴール右から阿道がボールを拾ってシュート。これが決まり、ジェフが先制する。

試合は、そのままジェフが逃げ切り1-0で勝利した。

ジェフユナイテッド市原・千葉
TM vsモンテディオ山形 試合終了時メンバー
9.森本
26.井出
19.オナイウ
16.佐藤健
5.パウロ
8.谷澤
6.田中
20.キム
2.大岩
17.中村
22.岡
TextFormations

選評

試合後の握手をする選手たち

最後は阿道がラストチャンスともいえる時間帯のシュートを決めて勝利したものの、全体的にはまだまだという感じでした。

先発メンバーは、今のところのファーストチョイスかなというメンバーですが、機能した部分もあったもののチャンスは少なかったように思います。

ネイツは、高さはあるものの、ボールタッチがうまく、ドリブルも出来て、足元で勝負するタイプの選手なのかなと思います。もちろん、高さで相手に競り勝つ場面も多かったです。
まだまだ、周りのメンバーとのコンビネーションが合わないのか、ネイツのところからチャンスとなる場面は少なかったように思います。

トップ下に入った晃樹ですが、広範囲に顔をだして精力的にボールにからんでいきました。運動量も多く、晃樹がこのポジションをこなせるとおもしろいかもしれません。

左SHに入った谷澤は、この試合では目立った活躍は出来なかったように思います。太亮もそこまでの出来ではなかったような気がします。昨年のストロングポイントですが、今日の試合では良さがあまり出せませんでした。

この試合、パウリーニョを軸に、勇人と健太郎の2人を試しましたが、バランス的には健太郎かなという感じですが、パウリーニョが引いてボールを出していくのなら勇人という感じでしょうか。この辺は、フォーメーションによっても変わってきそうですが、パウリーニョを軸にというのは変わらなそうです。

今シーズン、ここまでトレーニングマッチはすべてJ2以下が相手でしたが、初めてJ1のチームとの対戦となりました。ただ、山形は昇格チームですし、昨年のプレーオフや天皇杯でもやっている相手なので、格上という感じではなかったと思います。

ここまでの試合で点のたくさん入ったゲームは長崎戦くらいで、この試合でも1点を取るのが精いっぱいという感じでした。守備面では、宮崎キャンプで福岡に大量失点した試合くらいで、比較的安定していますが、攻撃面では物足りなさが残る結果となっています。

開幕まで2週間ほどですが、ここからどう仕上げていくのでしょうか!?もう1試合くらいTMを組む可能性はありそうですがわかりません。
練習見学も行けそうにないので、開幕戦での状況は気になるところです。

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