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仁川アジア大会 なでしこジャパンvsベトナム女子 3発快勝で決勝へ

仁川アジア大会

仁川アジア大会、サッカー女子の準決勝 なでしこジャパンvsベトナム女子代表の試合をTBSの中継を録画してテレビ観戦しました。

準決勝とはいえ、なでしこにとっては格下相手です。ただ、決勝戦では北朝鮮と韓国の勝者と対戦という事で、もう一段階調子を上げていかなければならないところです。

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試合展開

なでしこの先発は、GKに山根、CBに北原と長船、右SBに羽座、左SBに有吉、ボランチに宮間と阪口、右SHに川澄、左SHに中島、2トップに高瀬と増矢という布陣でした。

宮間、阪口、高瀬が先発に復帰しました。羽座が2試合連続で先発に入り、左に有吉が入りました。

なでしこジャパン
仁川アジア大会 準決勝 vsベトナム女子代表 先発フォーメーション
10.高瀬
12.増矢
9.川澄
8.宮間
6.阪口
7.中島
16.羽座
4.北原
5.長船
2.有吉
18.山根
TextFormations

序盤、ベトナムがしっかりとボールを保持して攻め込まれる場面もあったものの、凌ぎ切ります。

なでしこは徐々にチャンスの数を増やしていったものの、相手の守備がよくなかなかゴールが奪えません。

前半17分、なでしこはパスが繋がって、高瀬に当てると、そのまま反転してシュートもGKの正面を突いてしまいます。

前半20分には、中島のミドルシュートのこぼれ球を高瀬が詰めてゴールに入れるものお、オフサイドとなります。

前半24分、なでしこのCK。クリアされるものの、拾いなおして右サイドに展開し、再度クロスをあげると増矢が競り合ってこぼれたボールを阪口が蹴りこんでゴールを奪います。

さらに、前半27分には宮間が入れたボールに高瀬が落として、阪口がミドルで狙うものの枠を外れます。

ベトナムに攻めこまれて、シュートまで持ち込まれるものの、枠を外れます。

前半33分、なでしこのFK。宮間のボールは直接GKがキャッチします。

前半35分、増矢のスルーパスに有吉が抜け出すものの、シュートはGKに防がれてしまいます。

前半40分には、右サイドに抜けだした川澄が折り返して増矢がシュートもGKに止められれます。このこぼれ球を増矢が拾ってシュートも、これも止められてしまいます。

前半42分、なでしこのFK。宮間が直接狙うが枠を外れます。

攻めこむものの追加点は奪えず1-0で前半を折り返します。

ハーフタイムに、中島に代えて吉良を投入します。

後半4分、右サイドから川澄がボールを入れて増矢がシュートも相手DFにブロックされてしまいます。

後半9分、なでしこのCK。ベトナムのクリアボールがバーに当った跳ね返りを北原がひろってボールをあげると、長船が頭で合わせてゴールを奪い2-0とします。

後半12分、なでしこのFK。左サイドの吉良に流して、そのままシュートも枠を外れます。
さらに、増矢がシュートに持ち込むもののゴールは奪えず。

後半18分、高瀬に代えて菅澤を投入します。

後半23分、ベトナムにカウンターからチャンスを作られると、最後はサイドからシュートを打たれるがバーの上をこえます。

後半27分、宮間のミドルシュートのこぼれ球を菅澤が狙っていくものの、GKに防がれます。
このCKから、菅澤が頭で合わせてゴールを奪います。

後半29分、阪口に代えて猶本を投入します。

後半32分のなでしこのCKは、菅澤が頭で合わせるもののバーの上を越えます。

後半36分、菅澤が抜けだしてシュートもGKに防がれます。そこに増矢が詰めるもののシュートは枠を外れます。

後半41分、右から川澄が切れ込んで増矢に当てた落としを猶本が狙うもののGKに防がれます。

その後も、なでしこがチャンスをつくるものの追加点は奪えず。

それでも、3-0でベトナムに快勝し決勝進出を決めました。

 

なでしこジャパン
仁川アジア大会 準決勝 vsベトナム女子代表 試合終了時フォーメーション
13.菅澤
12.増矢
9.川澄
8.宮間
17.猶本
11.吉良
16.羽座
4.北原
5.長船
2.有吉
18.山根
TextFormations

戦評

準決勝まで勝ち上がっただけに、ベトナムの出来が非常によかったと思います。

アジアカップでは4-0で勝利しましたが、なかなか前半はゴールが奪えずに苦労しました。

CK崩れから、ゴールは奪えたものの、ベトナムに粘られてゴールが遠かったですね。

後半、2点目を奪って、ようやくなでしこがゲームを決めたというところです。交代出場の菅澤のゴールでダメを押しました。

全体的には、パスの意図が合わない場面が多くて、決勝に向けては大きな課題になりそうです。

守備陣はここまで無失点を続けていますが、中国以外は相手のレベルが下がっていた事もあり、当てにはならないですね。決勝戦に向けては、もう少し引き締めていきたいところです。

高瀬は怪我もあって、本調子ではないのかなという感じです。増矢は決定機は多いのですが、ゴールが奪えませんね。決勝でゴールを決めれば、帳消しにはなりますが。

FW陣の中では菅澤が好調ですが、これまでの使い方からすると途中出場という事になるでしょうか!?

決勝では、韓国に逆転勝ちした北朝鮮が相手となりました。アジア頂上決戦となる相手です。アジアカップでは北朝鮮が出場していなかっただけに、勝ってアジア最強を印象づけたいですね。

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