仁川アジア大会、サッカー女子のなでしこジャパンvs香港女子代表の試合をTBSの中継を録画してテレビ観戦しました。
前半が撮れておらず、後半のみの観戦です。
組み合わせの関係で、日本のいるトーナメントの山は随分と楽になって、若手を試す事が出来るのと、主力を多く休ませる事が出来るのは大きいです。
試合展開
なでしこの先発は、GKに海堀、CBに岩清水と長船、右SBに羽座、左SBに臼井、ボランチに中島と猶本、右SHに川澄、左SHに木龍、2トップに吉良と増矢という布陣でした。
宮間や阪口といったところを休ませてきました。猶本、羽座が初先発です。
前半、なでしこは増矢の2ゴール、中島のゴールとオウンゴールで4-0とリードして折り返します。
後半、川澄に代えて高瀬を投入します。高瀬と増矢の2トップとなり、右SHに木龍、左に吉良という布陣に変わります。
後半、開始早々の3分、岩清水が遠目からのロングシュート。これが決まって、5-0とします。
後半7分、なでしこのCK。ショートコーナーから猶本に出してのクロスはクリアされるものの、こぼれを拾ってスルーパスはオフサイドとなります。
後半12分、高瀬が右サイドを突破して折り返すと、猶本がダイレクトシュートもブロックされてしまいます。
後半15分、木龍のミドルシュートは相手GKが取りそこねて、そのままゴールに吸い込まれます。6-0とします。
後半17分、なでしこのCK。混戦となるが最後は木龍が思い切りシュートするもバーの上を越えます。
後半21分、吉良のクロスに高瀬が頭で合わせてゴールを奪い、7-0とします。
増矢に代えて菅澤を投入します。
後半30分、なでしこのCK。中島のボールに菅澤が頭で合わせてゴール。8-0となります。
後半33分、中島に代えて阪口を投入します。
後半34分、阪口がやや左からミドルシュートも枠を外れます。
後半35分、木龍が遠目から狙うとこれをGKが処理できず、そのままゴールに吸い込まれます。9-0とします。
後半43分、阪口のミドルシュートは相手GKがなんとかはじき出します。
その後も、なでしこがCKからのチャンスを迎えるものの追加点はならず。
なでしこが9-0と香港女子に圧勝し準決勝進出を決めました。
試合はこのままなでしこがリードを保ち3-0で勝利しました。
戦評
決勝トーナメントではありますが、グループリーグの延長のような試合となりました。
力のある、北朝鮮、中国、韓国が反対側の山に入ったことで、随分と楽な展開になりました。
この試合は増矢がようやく代表初ゴールとなり、怪我から復帰した高瀬や菅澤もゴールを奪って、万全の状態で準決勝に進む事が出来そうです。
9/29に行われる準決勝の相手は、ベトナムとなりました。ベトナムはグループリーグで香港に5-0と勝利していますが、北朝鮮には0-5で負けているので、やはり格下ではあると思います。
準決勝から中1日で、決勝という事で、確実に勝利をおさめつつも、主力を少しでも休めたいという試合です。
決勝に向けて良い準備をしたいところです。