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第94回天皇杯 2回戦 ジェフ千葉vsAC長野パルセイロ 関塚体制は逆転勝ちでスタート

第94回天皇杯

第94回天皇杯 2回戦 ジェフユナイテッド市原・千葉vsAC長野パルセイロの試合をフクダ電子アリーナまで観戦してきました。

先月のリーグ戦京都戦以来のフクアリとなりました。

その間に、鈴木監督が解任されて、この試合から関塚監督が指揮を取ることになりました。

天皇杯という事で、客入りは多くはなかったですが、関塚監督の初采配に注目が集まりました。

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試合前の記念撮影

試合展開

それでは、試合です。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智とキム、右SBに大岩、左SBに太亮、ボランチに健太郎と兵藤、右SHに佑昌、左SHに大塚、2トップにケンペスと森本という布陣でした。

 

ジェフユナイテッド市原・千葉
第94回 天皇杯2回戦 vsAC長野パルセイロ 先発フォーメーション
9.ケンペス
11.森本
6.田中
10.兵藤
16.佐藤健
14.大塚
2.大岩
20.キム
5.山口智
17.中村
1.岡本

ジェフは、前半3分CKからチャンスを掴むものの、ヘディングシュートは枠を外れてしまいます。

それでも前半10分、長いボールに佑昌が追いつき大岩に戻したボールからクロスをあげると、森本の頭にピタリと合いゴールを奪います。ジェフが先制します。

だが、その直後の前半11分、自陣でのバックパスをキムが処理をもたつく感に奪われてしまい、そのままゴールを奪われてしまいます。
(ゴールを奪ったのは、ジェフリザーブス出身の佐藤悠希)

前半15分、ケンペスへ裏を狙うボールを出すものの相手GKが先にキャッチします。

前半20分、左サイドの太亮のクロスにケンペスが合わせるもののシュートは枠を外れてしまいます。

長野がボールを回すようになり、なかなかジェフもチャンスが作れなくなります。

長野はセットプレーからチャンスを作るものの、追加点は奪わせず。

前半29分のジェフのFKは、壁にあたり防がれてしまいます。

さらに、前半31分にもジェフのFK。クロスに対して頭ですらして、そのままゴール方向へ流すものの枠の外に外れてしまいます。

前半32分、長野はロングスローを入れるものの、これは岡本が読んでいて先にキャッチします。

前半36分、ケンペスのシュートは相手GKに防がれてしまいます。

前半38分、長野のFKからゴール前で混戦となり、最後は宇野沢に押し込まれて逆転を許してしまいます。

その後は、なかなかチャンスが作れず、前半を1-2で折り返します。

後半早々、長野にシュートを許すものの、岡本がファインセーブで防ぎます。

後半4分のジェフのCKは跳ね返されてしまいます。その中、智が負傷してピッチ外に出ることになります。

後半6分、スローインからの流れで大塚がゴールライン沿いを突破しクロスをあげると、ケンペスが頭で押し込んで同点に追いつきます。

ケンペスのゴール直後

後半8分、長野のシュートはサイドネットに。

後半10分、ケンペスが持ち上がり、太亮へパス。太亮の突破から折り返しを森本が受けてケンペスにパスもタイミングが合わずシュートは打てず。

後半11分、ピッチに戻っていた智が、井出と交代となります。佑昌が右SBに回って、井出が右SH、大岩がCBにまわります。

同点に追いついたジェフは、次第に動きが良くなってきました。

後半16分、ジェフのFK。森本がヒールで流すもののGKにキャッチされてしまいます。

後半18分、兵藤がミドルシュートを狙うもののGKが防ぎます。

後半21分、ケンペスが強烈なシュートを放つものの、バーの上を越えてしまいます。

その直後の長野の攻撃。決定機を作られるもののシュートは浮いてしまい助かります。

後半24分、ケンペスがボールを奪って持ち上がると森本にパス。森本は、カットインしながらゴール右上を狙うミドルシュート。これが決まりジェフが逆転に成功します。

森本のゴール直後

後半30分、兵藤が負傷で、勇人が投入されます。

長野のセットプレーもきっちりと凌ぎ切ります。

後半37分には、森本に代えて竹内を投入します。竹内が右SBに入り、佑昌が右SH、井出が左へ、大塚がトップ下に入ります。

後半44分、井出のシュートはわずかに枠の外となります。

アディショナルタイム、落ち着いてボールを回し時間を使うジェフ。終了間際には、カウンターからチャンスになりかかるものの、ボールが繋がらず。

それでも、長野の追撃を許さず、3-2でジェフが勝利しました。

 

ジェフユナイテッド市原・千葉
第94回 天皇杯2回戦 vsAC長野パルセイロ 試合終了時フォーメーション
9.ケンペス
14.大塚
6.田中
7.佐藤勇
16.佐藤健
26.井出
3.竹内
20.キム
2.大岩
17.中村
1.岡本

戦評

試合終了後のあいさつ

関塚体制の初戦は勝利で終わりました。

前半、ジェフはペースを掴んでいましたが、ミス絡みで失点してしまいました。

さらに、FKからごちゃごちゃっとしたところを、クリアしきれずに逆転まで許してしまいました。

長野にボールを回される時間もあり、相手を押しこむような展開にはなかなかなりませんでした。

ただ、森本やケンペスがシュートにまで持ち込む事はできていたので、そこまで悪くはなかったと思います。

実際、後半の早い段階にケンペスのゴールで同点に追いつく事が出来ました。

智が負傷でピッチ外に出ていましたが、長野の方が少し後手に回った感があります。大塚の突破も見事でした。

やはり、2トップがシュートを打てると、勢いが出てきます。

これまで、2トップにした場合、大塚はSHでなかなか活躍出来ませんでしたが、この試合ではサイドでもしっかりと大塚らしいテクニックをいかしてドリブルをしかけたり、ボールをさばいたりという事が出来ていました。

森本の2得点目は、いよいよ森本が覚醒か!?というのを印象づける得点でした。これまで、判断が遅れたり、思い切りがなかったりでシュートチャンスになかなかシュートを打てない場面もありましたが、あのタイミングでシュートが打てるという事は調子が上がってきているという事でしょう。

ジェフは、ここ数年、長崎、讃岐、長野と下位リーグの上位チームとの対戦が続いていますが、その中でも長野は強い方だったと思います。

元々、昨年のJFL優勝チームですから、讃岐より強くても不思議ではありません。
今季もJ3の2位につけているので、J2昇格の可能性は十分にありそうです。

とりあえず勝てました。来週からはJ2は後半戦となります。第1節で敗れた栃木とのリベンジマッチとなります。ジェフがどれくらい、変われているのかを見るには絶好の相手だと思います。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 智 6.0
DF 大岩 6.5
DF キム 5.5
DF 中村 6.0
DF 竹内 -
MF 健太郎 6.0
MF 兵藤 6.0
MF 勇人 -
MF 大塚 6.5
MF 井出 -
MF 田中 6.0
FW ケンペス 7.0
FW 森本 7.5

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