アルガルベカップ2014 なでしこジャパンvsスウェーデン女子代表の試合をフジテレビの生中継でテレビ観戦しました。
この試合に勝てばグループリーグ1位となり、優勝決定戦に進む事が出来ます。
試合展開
なでしこの先発は、GKに海堀、CBに岩清水と熊谷、右SBに近賀、左SBに宇津木、ボランチに澤と坂口、右SHに川澄、左SHに宮間、2トップに大儀見と大野という布陣でした。
左SBに宇津木を起用。GKには海堀が今大会初出場となりました。
序盤、スウェーデンの攻撃をくらいますが、これは押し返します。
右サイドを中心になでしこが積極的に攻めの姿勢を見せます。
なでしこのリズムになっているものの、なかなかシュートまで持ち込めません。
それでも、前半16分、右サイドからの折り返しを宮間がボレーで合わせるもののゴールならず。
さらに20分には、右サイドから川澄がしかけて大野にボールを入れると走りこんできた近賀がシュートを狙いますが打ちきれず。
スウェーデンも、今大会好調で、シェリーンを中心にチャンスをつくるもののなでしこがなんとか守り切っています。
後半28分、宇津木のクロスから川澄が折り返して、澤が狙うもののシュートは相手にブロックされてしまいます。
なでしこがペースを握りながらもゴールを奪えず。前半35分過ぎからスウェーデンのチャンスが増えてきます。
そんな中での前半41分、岩清水がペナルティエリアのすぐ外で倒してスウェーデンのFK。このFKから頭で合わせれてスウェーデンが先制点をあげます。
対するなでしこも45分に、川澄が抜けだしてGKをかわしてシュートも、ボールはバーに当たってしまいゴールならず。
前半は0-1でスウェーデンがリードして終えます。
後半、開始早々の4分に、大儀見がバックパスを奪いそのままシュートに持ち込みます。これが決まって、なでしこが同点に追いつきます。
その後も、なでしこが何度もチャンスを作るもの勝ち越し点はあげられず。
大野が再三チャンスにからんでいるが、ゴールには至りません。
後半20分、澤に代えて岩淵が投入されます。岩淵が2トップに入り、大野が右SH,川澄が左SHに回ります。
さらに、近賀に代えて有吉を投入します。
なでしこの攻勢は続くもののゴールが奪えないまま時間が過ぎていきます。
スウェーデンはカウンターからのチャンス、セットプレーのチャンスもありましたが、ゴールは生まれず。
後半の30分をまわるとスウェーデンが立て続けにセットプレーのチャンス。さらに、サイドからの攻撃もあり危ない場面もありましたが、これはしのぎきります。
後半39分、川澄に代えて安藤を投入します。
後半43分、CKからの混戦でスウェーデンの選手にハンドのファウルがあって、PKのチャンスを得ます。これを、宮間がきっちりと決めて、なでしこが勝ち越します。
ATには、大野に代えて高瀬を投入してきっちりと逃げ切ります。
なでしこが2-1で勝利し、決勝に駒をすすめました。
戦評
主力組が主体という事と、スウェーデンとは相性がいいのか、なでしこが試合の主導権を握る時間が長くなりました。。
チャンスの数は多かったものの、先にスウェーデンに先制されてしまいました。でも、大儀見がよく狙っていましたね。バックパスを相手と競り合いながらマイボールにしてシュートに持ち込みました。
後半もなでしこのチャンスが多くありましたが、最後はPKをなんとか奪って勝ち越しました。あの場面でPKを奪えたのはラッキーでした。
アルガルベカップでの初優勝をかけてドイツと対戦する事となりました。
こうなったら、勝ちたいですね。