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第93回 天皇杯 準決勝 FC東京vsサンフレッチェ広島 PK戦で大逆転

天皇杯2013

第93回天皇杯 準決勝のもう1試合 FC東京vsサンフレッチェ広島も録画してテレビ観戦しました。

FC東京は2年ぶりの決勝進出を狙います。サンフレッチェ広島はリーグ戦との2冠を狙っての決勝進出をかけます。

試合経過

東京は、広島対策で3バックに変更してきました。これが、はまって中々広島の方はチャンスが作れず。

東京が積極的に仕掛けていく展開となり、チャンスも数多く作ったものの広島の守りも固くゴールが奪えず。

前半18分には、渡邊がミドルシュートを狙うものの西川の正面に飛んでしまう。

36分、広島はロングボールから寿人が裏に抜け出す。ボールが流れるが折り返したボールにファン・ソッコがシュートもブロックされてします。

結局、前半は両チーム得点なく0-0で折り返す。

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前半、東京の攻撃になかなか反撃が出来なかった広島が攻勢に出る。

東京も前半からの勢いを継続して、お互いに攻め合う展開となる。

後半18分には、東京のロングボールを処理しきれず渡邊が裏に抜けるがシュートはブロックされてしまう。

広島はセットプレーからのチャンスがあるもののゴールを奪えず。

後半25分頃から、東京が押し返してペースを掴むもののこちらもゴールを奪えず。

後半37分、東京のバックパスを寿人が狙ってカットしてバックパス。ミキッチがシュートを狙うがブロックされる。こぼれ球を浮き球で狙うがGKがキャッチする。

終盤広島は寿人に代えて野津田を投入。東京は、渡邊に代えて石川を投入する。

このままスコアは動かず、延長戦に突入する。

延長戦は、東京が押し気味に試合をすすめる。再三のチャンスも西川のセーブもありゴールを奪えず。

広島は、セットプレーからのチャンスはあるものの、中々流れの中からチャンスを作る事が出来ず。

両チームゴールを奪えず、延長戦も終了。PK戦で決勝進出をかける事に。

PK戦、広島は青山、千葉が外してしまい、東京は3人連続成功。4人目の三田が決めれば東京が決勝進出だったが、これを西川が止める。

すると、西川がキッカーとしてきっちり決めて、東京の5人目。長谷川アーリアジャスールのキックをまたもや西川が止める。広島は塩谷がきっちりと決めてイーブンに。

6人目、米本と浅野が決めて迎えた7人目。東京は石川直人が西川に止められてしまう。広島は野津田が確実に決める。広島が劇的な逆転PK価値で決勝進出を果たした。

戦評

リーグ戦では1勝1敗だったが、東京の方は広島対策だった3バックがうまくハマる。広島の方は中々寿人に良いボールが入らず、チャンスが作れなかった。

それでも、後半から盛り返してきたものの、チャンスの数では東京のほうが多かったと思う。ただ、広島の方は守備でしっかりと対応。西川の活躍もあって東京にゴールを許さなかった。

そして、PK戦でも西川が大活躍。3本のPKを止めて見事に決勝進出に貢献した。東京の方は1本止められてから途端に入らなくなりました。

これで、決勝はリーグ戦の1位と2位の対戦となりました。横浜としては、リーグ戦の借りをかえしたいでしょう。逆に広島もリーグ戦では横浜に勝てておらず、ここで勝って力をリーグ王者の意地を見せたいところだと思います。

現国立競技場で行われる最後の天皇杯決勝。10年振りに生観戦する予定です。これは楽しみな一戦となりました。

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