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おっさんと若手の祭典?! Jリーグアウォーズ2013

JLeague AWARDS 2013

2013 Jリーグアウォーズが開催され、最優秀選手賞には中村俊輔、得点王には大久保嘉人、ベストヤングプレーヤー賞には南野拓実が選出された。

個人的な印象としては、おっさんと若手の受賞が多いなというのがありました。
いろいろありますが、まずは受賞者を振り返ってみたいと思います。

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まずはJ2部門。

J2 Exciting 22は既に発表になっていました。各クラブより1名づつ選手連れています。ジェフ千葉からは、米倉恒貴が選出されています。得点王のケンペスではなく米倉が選出されているのはおもしろいですね。

そして、J2 Most Exciting Playerにはガンバ大阪の遠藤保仁が選出されました。これは、もう納得するしかないなという感じでもあります。

J1優勝クラブ
サンフレッチェ広島
最優秀監督賞
森保一
J2優勝クラブ
ガンバ大阪
ベストピッチ賞
キンチョウスタジアム
IAIスタジアム日本平
埼玉スタジアム2002
東北電力ビッグスワンスタジアム
最優秀育成クラブ
セレッソ大阪
最優秀主審賞
西村雄一
最優秀副審賞
相樂亨
功労選手賞
中山雅史
土肥洋一
服部公太
フェアプレー賞(高円宮杯)
サンフレッチェ広島
フェアプレー賞(J1)
ベガルタ仙台
フェアプレー賞(j2)
ガンバ大阪
松本山雅FC
ヴィッセル神戸
ファジアーノ岡山
フェアプレー賞 個人
柿谷曜一朗
ベストヤングプレーヤー賞
南野拓実
最優秀ゴール賞
柿谷曜一朗
得点王
大久保嘉人
ベストイレブン
GK
西川周作(サンフレッチェ広島) 27歳

DF
那須大亮(浦和レッズ) 32歳
森重真人(FC東京) 26歳
中澤佑二(横浜Fマリノス) 35歳

MF
中村俊輔(横浜Fマリノス) 35歳
山口螢(セレッソ大阪) 23歳
柿谷曜一朗(セレッソ大阪) 23歳
青山敏弘(サンフレッチェ広島) 27歳

FW
大迫勇也(鹿島アントラーズ) 23歳
大久保嘉人(川崎フロンターレ) 31歳
川又堅碁(アルビレックス新潟) 24歳
最優秀選手賞
中村俊輔(横浜Fマリノス)

今年のJリーグアウォーズはいろいろと特徴があるなという感じがしますね。

まず、個人賞に外国籍選手がただの一人も選ばれていないという事。得点王争いの上位陣も全て日本人で争っていました。

2013年 Jリーグ得点順位

  1. 大久保嘉人 26得点
  2. 川又堅碁 23得点
  3. 柿谷曜一朗 21得点
  4. 豊田陽平 20得点
  5. 大迫勇也 19得点
  6. 工藤壮人 19得点
  7. 渡辺一眞 17得点
  8. 佐藤寿人 17得点
  9. マルキーニョス 16得点
  10. ウイルソン 13得点

これは、日本人プレイヤーががんばっていたという側面はもちろんあります。数字的にも、大久保の26得点は素晴らしい実績です。
一方で、外国人選手が不作だったという印象もありますね。マルキーニョス、ウイルソンがトップ10入りしていたとはいえ、パッと思い浮かぶ選手は少なかったという気がします。昨年のJ2得点王ダヴィも10得点止まりでしたし。

個人的な印象ではあるが、今年頑張った選手たちをみると、ベテランと若手が多いなというのがあります。もちろん、森重や青山は中堅どころなんで全てではありませんが。

若い世代、特にロンドン五輪世代が目立っていました。ロンドン五輪には選出されなかった、柿谷や大迫がベストイレブンに入っているのは印象的ですね。山口螢や、年齢的には川又も近いですし。

そして、ベテラン勢ですが、横浜Fマリノスの大躍進もあって非常に注目された1年でもありました。マリノスは、40歳のドゥトラを始めとしてO-30の選手が多かったにもかかわらず、2位となりましたからね。
同様に、3位の川崎フロンターレも大久保を始め、中村憲剛らのベテラン勢が頑張っていました。

その今年活躍したベテラン勢の代表が中村俊輔だったような気がします。俊輔は、2000年以来2度目のMVP受賞です(これは史上初だとか)。
また、海外で活躍した選手がもう1度日本に戻って活躍をみせたという意味でも、非常に面白いですね。

これで、今年のJリーグはすべて終了となりました。試合としては、天皇杯が残ってはいますがJリーグ主催ではないので。
また来年、誰がどんな活躍をするのか楽しみな1年となりそうです。まだ、早いですが、今から楽しみで仕方がありません。

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