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2013年 J1最終節 歓喜と失意のドラマ 大逆転でサンフレッチェ広島がV2

J1優勝はサンフレッチェ広島

2013年 J1リーグは最終節を迎え、サンフレッチェ広島が逆転で優勝を果たしV2を飾った。

最終節、首位の横浜Fマリノスはアウェイで川崎フロンターレと対戦。勝てば優勝という状況は変わらなかった。
2位のサンフレッチェ広島は、これまたアウェイで鹿島アントラーズと対戦となっていた。

当日、味スタにいたため試合自体は観ていなかったが、横浜はプレッシャーを感じていたのか川崎に主導権を握られる事が多かったようだ。逆に広島の方が吹っ切れた試合をしていたように思える。

結果、横浜は川崎に1-0で破れてしまう。広島は鹿島相手に0-2で快勝。第32節時点で首位と勝ち点差5の3位だった広島が大逆転で優勝する事となった。

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広島は、序盤戦はACLとの掛け持ちもあり中々勝ち点を伸ばせない状況だったのですが、中盤戦以降は首位争いをするようになりました。

横浜は、序盤戦から上位で戦っており1年を通じて安定した戦いをしていたとは思います。ベテラン勢が多いという事で失速も懸念されましたが、最終的には前節まで首位という状況でした。

横浜も久しぶりの首位争いというところで、最後の方はかなりの緊張感で戦っていたように思えます。ホームの新潟戦で敗れたのが大きかったように思います。

広島の方は、勝たなければならない状況ではありましたが、うまく開き直れたような感じがします。もちろん優勝は狙っていたんでしょうが、一つでも上の順位をという感じで、勝って2位で終われるならOKという感じにも見えました。
もっとも、広島と同じ立場にいた浦和は、勝って優勝に繋げたいという思いが裏目に出てしまった感じがします。個々の持ちよう一つでこうも違った結果になるというのもすごいです。

試合後の、川崎に敗れた中村俊輔が泣き崩れる様子が何度となく映しだされていたのが印象的でした。あと1勝で優勝というところから、まさかの2連敗だった訳ですからショックは相当なものでしょう。

そして横浜に勝った川崎は、ACL出場権の3位に滑り込み。大久保が得点王になるなど、こちらも最後の最後で歓喜の勝利でした。(憲剛にしても、大久保にしても横浜とは別の意味で涙していたようですが。)

広島はトータルでいうと9敗しており勝ち点でも去年より1少ない状況でしたが、失点が昨年よりもさらに減って少数得点で勝ち切るゲームが多かったように思います。得点数はその分減ってしまいましたが、地道に競り勝ってという展開は今年は有利に働いたような気がします。

とにもかくにも、サンフレッチェ広島、優勝おめでとう。来季はACLを勝ち抜いてアジアチャンピオンを目指して欲しいですね。

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