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ベルギーvs日本 目指すべき道が見えた!!FIFAランク5位を撃破!!

ベルギーvs日本

日本代表のベルギー遠征第2戦 ベルギー代表vs日本代表の試合をテレビ朝日の生放送でテレビ観戦しました。

オランダ相手に、あと一歩というところまで追い詰めた日本。このベルギー戦で、その力が本物かどうかが試されます。

試合経過

日本の先発は、GKに川島、CBに吉田と森重、右SBに酒井宏樹、左SBに酒井高徳、ボランチに長谷部と山口螢、右SHに清武、左SHに香川、トップ下に本田、トップに柿谷という布陣だった。

ベルギー戦の先発から、川島、森重、W酒井、香川、柿谷が入れ替わった。オランダ戦で1G1Aだった大迫がよかっただけに柿谷がどうでるか注目だった。

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日本代表
vsベルギー代表 先発フォーメーション
11.柿谷
4.本田
8.清武
17.長谷部
16.山口
10.香川
21.酒井宏
6.森重
22.吉田
3.酒井高
1.川島
TextFormations

試合は前半から好守にめまぐるしい展開となる。

ベルギーにいきなり攻めこまれてシュートまで持ち込まれるが、逆に日本もパスをつないで柿谷がシュートまで持ち込む。
その後もお互いに攻め合う展開となり、中々おちつかない。

そんな中、前半16分ルカクが日本の右サイドの裏に飛び出す。酒井宏樹が前に出ていたため、吉田が対応するもののついていけず。川島がたまらず飛び出すもののかわされてクロスをいれらてしまう。酒井高徳がカバーに入ろうとするが後ろから走りこんだミララスにシュートを決められてしまう。

吉田の対応、川島の無謀な飛び出し、高徳の緩慢なプレーとミスが重なった結果の失点となってしまった。

その後、ベルギーにセットプレーのチャンスを作らせるものの失点は許さず。
逆に、日本がセットプレーのチャンスをつかみ、徐々にペースを握りだす。

前半29分、高徳がDFにプレッシャーをかけてCKとすると、このCKから香川のシュートまで持ち込むがゴールならず。
さらに31分にはゴール正面でのFK。本田の蹴ったボールはGKのファインセーブに阻まれる。

それでも、37分には右サイドを突破した酒井宏樹からのクロスに柿谷が頭で合わせてゴール。日本が同点に追いつく。
柿谷は東アジアカップ後では初ゴールとなった。

前半の終盤、カウンターから日本のチャンスとなる。香川からのスルーパスは左に流れるが柿谷が拾ってクロス。戻したボールを長谷部がミドルで狙うが防がれる。

結局、前半は1-1の同点で終了する。
日本は、山口螢に代えて遠藤、清武に代えて岡崎を投入する。

後半4分、日本がパスワークで揺さぶって、最後は遠藤がミドルで狙うが枠の外。

後半8分、左サイドに高い位置から遠藤が中央に折り返すと、本田が右足で強烈なシュート。これが決まって日本が逆転する。

逆転を許したベルギーはFKのチャンスはあったものの、試合は日本がペースを握る展開に。

そして、後半17分、右サイドで長谷部、柿谷とつないで裏に浮き球のパスを出すと、岡崎が抑えたシュートでゴール。1-3と突き放す。

後半18分、柿谷に代えて大迫を投入。

日本のペースが続くものの追加点は奪えず、逆に30分過ぎからはベルギーが押しこむようになる。

後半34分、ベルギーがCKから1点を返して2-3とする。

後半36分、香川に代えて細貝を投入。細貝がボランチに入って遠藤が前目に出て、本田が右SH、岡崎が左SHに回る。
さらに、後半40分には酒井高徳に代えて、今野を投入。そのまま左SBに入る。

同点に追い付きたいベルギーの猛攻にさらされるが、日本がこのまま凌ぎ切って勝利を飾った。

 
日本代表
vsベルギー代表 試合終了時フォーメーション
18.大迫
7.遠藤
4.本田
17.長谷部
13.細貝
9.岡崎
21.酒井宏
6.森重
22.吉田
15.今野
1.川島
TextFormations

試合経過

オランダ戦から中2日とコンディション面は心配されたが、試合内容としてはまったく問題なかった。
コンディション面で不安のある選手は外した事で、前半からアグレッシブにしかける事が出来た。

ベルギーのスピードや、パワーに苦戦する場面もあったが、逆に日本のプレッシャーにベルギーもそうとう苦労していたように思う。

前半、ミス絡みで失点してどうなることかと思ったが、その後気落ちせずに持ち直したのがよかった。
欧州組といっしょにプレーするようになってから、馴染んではいたもののゴールがなかった柿谷にゴールが生まれたのは大きかった。

しかも、柿谷は後半に1アシストで、オランダ戦で1G1Aだった大迫と同じ様に結果を残すことが出来た。

そして、本田も2試合連続ゴールと好調を維持。しかも、左足ではなく、右足でのゴール。

オランダ戦、そしてベルギー戦と強豪国相手にも、このくらいはやれるという手応えはつかめたように思う。
10月の欧州遠征で2連敗だったが、逆に発奮材料になったように思う。やるべき事が整理されて選手の動きに迷いがなくなった。

これは、もしかしたら10月の2連敗がいい方向に働いたのかもしれない。逆に2連勝でもしていたら、今回の結果は出ていなかったかもとも思う。

W杯予選を突破後、強豪国との戦いが続く中、中々アジアでの戦いからペースアップ出来なかったが、ようやく世界基準での戦いが出来るようになってきた感じがする。

日本のやり方が見えてきたと言ってもいいだろう。今の日本の戦い方が出来ればW杯本番でも惨敗ということはないだろう。
となると、やはり一番に大事にしなければならいのは、コンディション調整だろう。今のやり方で行くなら、コンディションが万全でないと厳しい気がする。

課題としては、ミス絡みの失点だったり、セットプレーの弱さという部分はあるし、攻撃面でももっと点が取れるチャンスはあっただけに、ここら辺は来年に持ち越しになった。

とはいえ、今年の最終戦をいい形で、しかも結果をともなって終われたことは良かったと思う。

 

選手評価
GK 川島 6.0
DF 吉田 6.0
DF 森重 6.0
DF 今野 -
DF 酒井高 6.0
DF 酒井宏 6.5
MF 長谷部 6.0
MF 山口 6.0
MF 遠藤 6.5
MF 細貝 -
MF 本田 7.5
FW 岡崎 6.0
FW 香川 6.0
FW 柿谷 6.5
FW 大迫 -

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