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2013年 J2 第40節 ジェフ千葉vsV・ファーレン長崎 まんまと術中にはまり完敗

絶対J1!

2013年 J2第40節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsV・ファーレン長崎の試合を観戦しにフクダ電子アリーナまで行ってきました。

曇ってはいたものの気温自体はそれほど低くなかったのですが、風が強いのでじっとしてるとどんどん寒くなってくる感じです。

ヤクルトマッチデーという事で、入場時にはヤクルトが配られました。

J1昇格プレーオフに向けてのライバルチームでもある長崎との対戦。アウェイでの対戦では2-1と逆転負けだっただけに、この試合はぜひとも勝ってプレーオフ進出を確定させたいところです。

試合前の握手をする選手たち

試合経過

ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智とキム、右SBに米倉、左SBに峻希、ボランチに慶と健太郎、右SHに兵藤、左SHに佑昌、トップ下に町田、トップにケンペスという布陣でした。

キムが先発に復帰した以外は、前節と変わっていません。

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ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第40節 vsV・ファーレン長崎 先発フォーメーション
37.ケンペス
28.町田
10.兵藤
13.山口慶
16.佐藤健
6.田中
11.米倉
20.キム
5.山口智
33.高橋
1.岡本
TextFormations

コイントスで長崎がサイドを変更してきました。高木監督が熊本時代にもやっていた策だ。

序盤に、ゴール前で得たFKのチャンスも兵藤のキックは枠を外れてしまう。

主導権を握りたいジェフだったが、なかなかペースをつかめない展開。
長崎はFKのチャンスはあったもののシュートが枠に飛ばず助かる。

前半15分、ジェフは兵藤が左サイドに展開、佑昌が左サイドを突破してクロスもケンペスのシュートは枠を捉えられず。

さらに、その直後にもジェフのチャンス。そこで得たCKはキムが当てるが、これも枠に飛ばせず。

ジェフの前半のCKのチャンス

逆に、前半24分の長崎のFK。サイドから入れたボールは、誰かに当たり裏に抜ける。これに長崎の山口が反応し、岡本との1対1を決めきり、長崎が先制する。

反撃を狙うジェフだったが、長崎のカウンターからのピンチは岡本がなんとか凌ぎきる。

だが、前半36分、直前のセットプレーからの流れでサイドを入れ替えて、右サイドに回っていた峻希が相手の攻撃を止めるもののこぼれたボールを拾われて逆サイドに展開される。このボールに米倉がつききれず、金久保に豪快なシュートを決められてしまう。

0-2と長崎がリードして前半を終える。

2点を追いかけるジェフだがHTでの選手交代はなし。

早い時間に1点を返したいところだったが、中々シュートまで持ち込めず。

後半9分に、ケンペスがミドルシュートを狙ったのが後半の初シュート。

長崎の速い出足に中々ボールを前に運ぶことが出来ない。時間だけが過ぎていく展開に。

後半16分、ケンペスがゴール前でオーバーヘッドを狙うが、これはケンペスのファウル。相手と交錯してしばし試合が中断する。

この直前に準備していた深井が、兵藤に代わって投入される。

後半27分、佑昌が裏に抜け出して、深井に戻す。だが、深井のシュートはブロックされてしまう。

ジェフの後半のCKのチャンス

さらに、後半29分のジェフのCK。こぼれ球を米倉がミドルで狙うが枠を捉えきれず。

後半32分、佑昌に代えて森本、健太郎に代えて谷澤を投入する。町田がボランチに入って、ケンペスと森本の2トップ、左SHに谷澤が入った。

時間は残っていたものの、チャンスらしいチャンスもほとんど作れない展開。シュートも中々打てない流れで得点の匂いがしない。

結局、最後まで得点を奪う事が出来ず。このまま0-2で敗戦となった。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第40節 vsV・ファーレン長崎 試合終了時フォーメーション
37.ケンペス
30.森本
9.深井
13.山口慶
28.町田
39.谷澤
11.米倉
20.キム
5.山口智
33.高橋
1.岡本
TextFormations

戦評

試合終了後の挨拶

コイントスでサイドを入れ替えてきたところから既に術中にはまっていたのかもしれない。

前半こそチャンスが作れていたものの、長崎に先制されてからはほとんどチャンスを作れなくなってしまった。

ヨネやケンペスには厳しくマークがついていて、パスを出そうにも出足が速く、後ろに下げざるを得ない展開が多くなってしまった。

後半に関して言えば、ほとんどゲームになっていないような状態だった。0-2で負けてるチームがハーフウェイラインを中々超えられない展開では得点の匂いがしないのも当たり前だ。

前半に喫した2失点で長崎が完全に術中にはめた形になってしまった。失点場面にしても、こぼれたボールに早く反応したのは常に長崎の選手だった。ボールへの反応スピードがジェフとは違っていた。

後半の停滞にしても、長崎の出足のよさだけではなく、セカンドボールへの反応で後手に回ってしまったところも大きい。

この試合で、順位が入れ替わって、ジェフは5位に転落。ホームでの準決勝出場に黄色信号が灯った。

もし、アウェイで長崎と戦う事になった場合、勝てるかどうかはわからない。

ただ、長崎も徳島との直接対決を残しており、次節もすぐ下の松本山雅FCとの対戦で、逆転で4位以内に入れる可能性は十分ありえる。

やはり、次の今シーズンのホーム最終戦である栃木戦は勝って終わらないといけない。せめて、最後2連勝で終わってプレーオフにのぞみたいところだ。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 智 5.5
DF キム 6.0
DF 米倉 5.5
DF 峻希 5.5
MF 慶 6.0
MF 健太郎 5.5
MF 兵藤 5.0 
MF 町田 5.5
FW 田中 5.5
FW 谷澤 5.5
FW 深井 6.0 
FW ケンペス 5.0
FW 森本 5.0

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