ジェフ千葉のGK櫛野亮が今シーズン限りでの引退を発表しました。
ジェフユナイテッド千葉所属、櫛野亮選手は、今シーズンをもちまして17年間に渡るプロサッカー選手生活にピリオドを打ち、引退することとなりました。
櫛野は昨シーズンの終盤からずっと第2GKからも外れ、今シーズンもずっとベンチ入りしてませんでした。
GKとしては、まだまだ現役でやっていける年齢だとは思いますが、プロ生活17年目という自身にとって縁のある年に引退を決めました。
櫛野というと、気迫あふれるプレーという印象が強いですね。後ろから大きな声で檄を飛ばすのが櫛野の定番となっていました。
岡本が、試合に多く出始めるようになった時期、いいGKではあったんですが櫛野と比べると少しおとなしい印象があって、その辺が物足りない部分でもありました。
最近の岡本を見てると、後ろから大きな声で指示を飛ばす姿が普通になってきました。櫛野とはタイプは違いますが、おそらく自分に足りない部分として櫛野を意識してやってきたんだろうなと思います。
下川引退後、正GKを務めてましたが、その後立さんが出るようになったり岡本が出てきたりと3人で切磋琢磨していた時代もありましたね。立さん引退後は、岡本と2人でジェフを支えてくれました。
大久保が第2GKに収まるようになってからは、出場機会が激減してしまいましたが、昨年のように岡本が怪我をした場合はやっぱり櫛野が頼りにされたりもしました。
本人のコメントにもあるように、背番号と同じ17に縁がある選手でした。
選手になって17年間、自分の背番号である17番という数字と同じだけのシーズンを プロサッカー選手として送れたことを、とても嬉しく思っています。
この17年間いいことも悪いことも、今となってはすごくいい思い出です。高校生の時に、 ジェフを選んで良かったと思っています。
プロになって17年間の現役生活。そして、引退の挨拶のある栃木戦は11月17日です。
今後は、ジェフで指導者として歩み始めるとの事です。櫛野がコーチをやるとなると怖そうですね。
長い現役生活、お疲れ様でした。