サッカログ

ホーム
Topサッカー観戦TV観戦
Top > 話題別 > 日本代表

ベラルーシ代表vs日本代表 攻守に覇気なく欧州遠征連敗

欧州遠征 日本代表vsセルビア代表

日本代表の欧州遠征 ベラルーシ代表vs日本代表の試合を日テレの生中継でテレビ観戦しました。

試合経過

日本代表の先発は、GKに川島、CBに今野と吉田、右SBに内田、左SBに長友、ボランチに遠藤と長谷部、右SHに岡崎、左SHに香川、トップ下に本田、トップに柿谷という布陣だった。
セルビア戦から変わらず、現時点でのベストメンバーという布陣で臨む事となった。

日本代表
vsベラルーシ代表 先発フォーメーション
11.柿谷
4.本田
9.岡崎
17.長谷部
7.遠藤
10.香川
2.内田
22.吉田
15.今野
5.長友
1.川島
TextFormations
スポンサードリンク

序盤、日本がボールを回してチャンスを伺うものの中々攻めこむ事が出来ない。
前半3分、逆にベラルーシにサイドを抜けだされてしまうが、これはオフサイドで助かる。

徐々に、日本がチャンスを作れるようになる。香川のミドルシュート。岡崎のシュートもあったがゴールならず。

前半12分には柿谷がボールをカットしてGKと1対1に。シュートに持ち込むがGKに当ててしまう。

さらに、前半19分、右サイドから内田が香川とのワンツーから抜けだしてシュートもGKに防がれる。

日本の攻撃を凌ぎ切ったベラルーシがここからチャンスを作るようになる。30分過ぎからは、立て続けにセットプレーからベラルーシのチャンスとなるが、なんとか凌ぎきる。

前半38分、岡崎からのクロスは柿谷にわずかに合わず。

前半終了間際、ベラルーシの波状攻撃に最後はミドルシュートを決められてしまう。ベラルーシが先制する。

前半はこのまま1-0でベラルーシリードで終える。

HTの交代はなかったものの、後半5分に柿谷に代えて森重を投入する。3バックとなり、本田がトップに入った。

日本代表
vsベラルーシ代表 後半途中フォーメーション
4.本田
9.岡崎
10.香川
2.内田
16.山口
7.遠藤
3.酒井高
6.森重
22.吉田
15.今野
1.川島
TextFormations

だがベラルーシのペースは続き、何度もチャンスを作られる展開に。

日本は単発ながら、セットプレーからチャンスを作る。後半13分のFKは森重がヘッドで落として岡崎が狙うが、GKがブロックする。

後半15分、長友に代えて酒井高徳を投入する。長友は接触プレーで傷んでいた影響もあったのだろう。

後半18分、立て続けに日本のCKとなるが、シュートに持ち込めない。

後半24分、長谷部に代えて山口螢が投入される。

山口が攻守に顔をだしてテンポがよくなるが、ベラルーシの守りを崩せない。

後半32分のFKは、本田の蹴ったボールが壁に当たってしまいノーチャンス。
後半37分の右サイドからのFKは森重が合わせるがCKに逃げられる。そのCKからの攻撃は最後ファウルを取られてしまう。

後半40分、内田に代えてハーフナーを投入。酒井高徳が右SBに、今野が左SBに入って、4バックに戻す。

なんとか反撃をこころみる日本だったが最後まで決定機を作る事が出来ず。

試合は、このまま1-0でベラルーシが勝利した。

日本代表
vsベラルーシ代表 試合終了時フォーメーション
18.ハーフナー
4.本田
9.岡崎
16.山口
7.遠藤
10.香川
3.酒井高
6.森重
22.吉田
15.今野
1.川島
TextFormations

戦評

コンディション的にもピッチ状態もセルビア戦よりもよかったが、攻守に課題が残るゲームとなった。

現状のベストメンバーではあるものの、連携も今ひとつで、日本らしい攻撃がまったく出来なかった。

試合に出ていない香川や吉田だけではなく、本田もボールを奪われる事が多くリズムを崩していた。

柿谷も中々ボールがもらえず、この日のノーゴールとなった。Jリーグではそこまで調子が悪くはなかったはずだが、今ひとつ機能していない。

さらに、後半から3バックにしたものの、相変わらず機能せず。特に相手ボールになったときのプレッシャーのかけかたがハッキリとせず、相手からボールを奪うのに時間がかかってしまっていた。

最終的に、ハーフナーを投入して4バックに戻したものの、あまり効果的に使う事が出来ず。最後は吉田も上がってパワープレー気味にしたものの、ベラルーシのDFも屈強でボールに触らせてもらえなかった。

結局、ベンチにいた齋藤や乾は最後まで起用されないまま試合終了となった。欧州の中でもランキングが高くはない2チームに連敗という事で、少し先が心配になる結果となった。

コンフェデ以降の大量失点で、守備の立て直しが図られたものの、相変わらず失点はなくならず。逆に、攻撃面でも迷いがみられるようになり、バランスを崩して閉まっている感じになっている。
コンフェデのときでもいいときにはワンタッチでボールが回る事が多く選手間の距離感もよかった。今はボールを持ってから探すケースが多く、これでは攻撃のリズムも出るはずもない。

今年の残り試合は11月にベルギーでオランダとの対戦が決まっており。もう1試合もW杯予選を突破したベルギーになる見込みだ。W杯出場国を相手に、いいときの日本の状態がとりもどせるのか!?今のままだと、とてもじゃないが歯が立ちそうにない。

ザッケローニ監督の選手起用にも疑問の声が出ており、勝てないまでも今回の連敗を払しょくするような内容でないと再び解任論も浮上しそうだ。

今回の遠征でベストメンバーにこだわりすぎているというのか、もう少し選手を試してもよかったかなと思う。調子を落としている選手はいるものの、時間があればコンディションも整うだろうし、無理に使う必要はなかったのかな!?とも思える。むしろ、新しい選手がこれまでのレギュラー組を追い上げるくらいの方がチームとしては刺激があっていい気がする。

選手評価
GK 川島 6.0
DF 吉田 5.5
DF 今野 5.5
DF 森重 6.0
DF 内田 6.0
DF 長友 5.5
DF 酒井高 5.5
MF 遠藤 5.5
MF 長谷部 5.5
MF 山口 6.0
MF 本田 5.5
FW 岡崎 6.0
FW 香川 5.5
FW 柿谷 5.0
FW ハーフナー-

前の記事へ 次の記事へ