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日本代表vsグアテマラ代表 仕切り直しの完封勝利

日本代表vsグアテマラ代表

日本代表vsグアテマラ代表の試合を日テレの生中継を録画してテレビ観戦しました。

8月のウルグアイ戦でも大量失点を喫しており、守備の立て直しが迫られる一戦。ただ、グアテマラは格下だけに得点がどれだけとれるかという課題もあるだろう。

試合経過

日本の先発は、GKに西川、CBに吉田と森重、右SBに酒井高、左SBに長友、ボランチに遠藤と長谷部、右SHに岡崎、左SHに清武、トップ下に香川、トップに大迫という布陣だった。

日本代表
vsグアテマラ代表 先発フォーメーション
20.大迫
10.香川
9.岡崎
17.長谷部
7.遠藤
8.清武
3.酒井高
6.森重
22.吉田
5.長友
12.西川
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試合は、日本がペースを握る展開となる。

序盤、清武のクロスからチャンスをつくるが香川のヘッドは合わず。さらに、長谷部が抜けだして折り返すものの香川のシュートは相手にあたってしまう。
CKから森重が高い打点から狙うもののゴールならず。

グアテマラは、セットプレーからのチャンスはあったもののゴールは生まれず。

19分には、長友のボールを香川がヒールパスで、清武が裏をとるがサイドから狙ったシュートはGKがはじき出しゴールならず。

大迫が積極的にミドルシュートを狙うもののGKの正面を突いてしまう。清武も積極的に狙うがゴールの枠に飛ばず。

前半25分過ぎからしばらくグアテマラペースとなるが、ここはしっかりと守り切る。

前半32分、遠藤から香川へ密集の中でパス。こぼれたボールを大迫がシュートするがゴールは奪えず。

清武のクロスから岡崎が落として大迫が狙うが枠の外。さらに、長友のクロスから岡崎が狙うものの相手DFにクリアされる。

結局、攻め込みながらもゴールが生まれず。0-0で折り返す。

後半頭、清武に代えて本田、大迫に代えて柿谷を投入する。本田がトップ下に入って香川が左に。柿谷がそのままトップの位置に入った。

日本代表
vsグアテマラ代表 後半開始フォーメーション
11.柿谷
4.本田
9.岡崎
17.長谷部
7.遠藤
10.香川
3.酒井高
6.森重
22.吉田
5.長友
12.西川
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後半開始早々のFK。遠藤が直接狙うもののGKの正面に飛んでしまう。

さらに、後半5分には長友が左サイドでボールを受けてそのまま突破。クロスを上げるとファーに飛び込んでいた本田が合わせてゴール。日本がようやく先制する。

後半も日本が積極的に攻めこむ展開となる。グアテマラはセットプレーくらいしか攻め手がない展開。

後半13分、左サイドから入れたボールに岡崎が絶妙の飛び出しを見せるがトラップが乱れてシュートは打てず。

後半16分、岡崎に代えて工藤を投入する。

後半20分には、香川がサイドからボールを入れると柿谷が落して本田がシュート。これは相手GKがセーブする。

その後も、香川や工藤が積極的にゴールを狙う。

後半24分にはショートコーナーから戻したボールを長谷部がスルーパス。右サイドを抜けだした香川の折り返しに工藤が合わせてゴール。日本がリードを広げる。

後半29分、香川に代えて今野を投入する。3バックとなり、森重が真ん中、右に吉田、左に今野となる。

直後のFK。遠藤の蹴ったボールは相手の壁に当たりコースが変わりそのままゴールに吸い込まれた。日本が3-0とする。

後半33分、遠藤に代えて青山を投入する。

工藤が積極的に中に入ってシュートを狙うがゴールならず。注目の柿谷もなかなかシュートチャンスがなくノーゴール。

試合はこのまま日本が優勢にすすめて3-0で勝利を飾った。

日本代表
vsグアテマラ代表 試合終了時フォーメーション
11.柿谷
4.本田
18.工藤
3.酒井高
17.長谷部
14.青山
5.長友
22.吉田
6.森重
15.今野
12.西川
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戦評

まずは、格下といえども、久しぶりの完封勝利という事で、DF陣は一安心していることだろう。

この試合では攻守の切り返しを速く、そしてDFラインを高くして中盤をコンパクトにするように選手たちがこころがけていたと思う。

中盤でのプレッシャーがはやく、吉田や森重が何度も中盤でボールを奪う場面があった。今野が入って3バックになってからは少し中盤でのボールの奪いどころがはっきりしないところがあったが、相手も反撃する力がなく守備での綻びは生じなかった。

相手も、プレッシャーをかいくぐっていくまでの力がなかった事もあったが、全体としてはうまくはまっていたと思う。これが格上相手にハマるかどうかは未知数だが、失点がここのところ多かった事を考えると少しは改善できたと思っていいだろう。

今回のグアテマラ代表との力関係もあるが、ほぼ日本が圧倒する展開となった。守備がハマっていた事もあり、何度もボールを奪い返す事ができチャンスにつなる事が出来た。

ただ、前半はチャンスの数の割にはゴールが遠かった。大迫も積極的にゴールを狙っていたが、少し空回りというか、シュートがいいところに飛ばなかった。

清武は久しぶりにの出場で、積極的に攻撃にからんではいったがゴールは奪えなかった。もう少し、香川とからんでゴールに迫りたかったところ。

後半、本田が入っていきなりゴールを決めたのはさすが。監督の意向で90分は使いたくなかったようだが、いきなり結果を出した。

後半出場した、柿谷、さらには香川とのコンビネーションでチャンスを多く創りだした。グアテマラがかなり引いていた事で、柿谷は裏に抜け出すという持ち味をだせなかったが、本田のシュートをお膳立てするなどかなりフィットしてきた印象だ。

柿谷に注目が集まる中で結果を出したのが工藤だった。岡崎とはタイプが違うがゴール前に入ってくるタイミングだったりはすごくうまい選手だなと思った。ゴールをあげた場面もそうだが、柿谷や香川以上にシュートを撃てるような場面に入りこむ事が多かった。シュート数も柿谷よりも多かったと思う。

まずは、アジア勢をのぞけば久しぶりの勝利という事で、W杯本番に向けて仕切りなおしが出来ただろう。

次のガーナがどれほどのモチベーションとコンディションで臨んでくるかはわからないが、これを継続していきたいところ。フィジカルが強いアフリカ勢相手にどういう戦い方が出来るかが見もの。この日出場のなかった斎藤学もみてみたい。

選手評価
GK 西川 6.0
DF 吉田 6.0
DF 森重 6.5
DF 今野 5.5
DF 酒井高 5.5
DF 長友 6.5
MF 遠藤 6.0
MF 長谷部 6.5
MF 青山 -
MF 本田 6.5
MF 清武 6.0
FW 香川 5.5
FW 岡崎 5.5
FW 大迫 6.0
FW 柿谷 6.0
FW 工藤 6.5

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