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2013年 J2 第23節 ジェフ千葉vsガンバ大阪 今シーズンのベストゲーム 会心の勝利!!

絶対J1!

J2第23節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsガンバ大阪の試合を観戦しにフクダ電子アリーナまで行って来ました。

試合前

この日はチケットソールドアウトという事で、かなり早めにフクアリにやって来ました。優先入場列で待機するのもなんだったので、その間に今日だけ出店の道とん堀くくるのたこやきを買ってきておきました。

日陰に避難してたんですが、それでも暑かった。入場後は、コンコースでまったりしてましたが、やはり人の数がここ最近とは違いました。
ガンバサポーターもかなり来ていて、気がついてみればフクアリは満員に近い感じになっていました。

ビッグジャージ

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試合経過

という事で、試合です。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智とキム、右SBに米倉、左SBに峻希、ボランチに健太郎と大介、右SHに佑昌、左SHに谷澤、トップ下に大塚、トップにケンペスという布陣でした。
前節の富山戦からメンバー変更はなし。中2日での厳しい日程だったが、大一番のガンバ戦に同じメンバーを使って来ました。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第23節 vsガンバ大阪 先発フォーメーション
37.ケンペス
14.大塚
6.田中
8.伊藤
16.佐藤健
39.谷澤
11.米倉
20.キム
5.山口
33.高橋
1.岡本
TextFormations

立ち上がりジェフがFKのチャンスをえたもののゴールには繋がらず。

その後は、ガンバがボールを回してチャンスを作られる展開となった。
何度かチャンスを作られたが凌ぎきる。11分のパウリーニョの強烈なミドルシュートもバーに当たって助かった。

前半12分、キムからの縦のボールを佑昌が落して、これを受けた大塚がダイレクトでスルーパス。右サイドの高い位置に上がっていた米倉が裏に抜け出し、最後はGKの上を抜くループシュート。ボールはネットにやさしく収まる。ジェフが先制点をあげる。

米倉のゴール直後

ガンバがボールをポゼッションする時間が長いものの、ジェフもボールを奪ってからはかなりボールを回せるようになってきた。

ガンバの攻めに対して、行けそうなところではプレッシャーをかけるが、無理に追い回したりはせずに、一旦リトリートしてブロックを作って守る形を取っていた。
特に中央からの攻撃はかなり有効で、サイドも峻希、谷澤、米倉、佑昌がよく対応していた。

守備の場面では佑昌が下がってSBのような役割をこなしていたが、米倉も守備がかなり上達していて奪いどころがはっきりしてきた事もあり安心してみられるようになってきた。

前半20分、左サイドで峻希からボールを受けた谷澤が中央に切れ込む。パスの選択肢もあったが、ここは思い来てミドルシュート。これはバーに当たるがこぼれ球に佑昌が詰めるが。シュートは相手にブロックされる。

さらに、後半22分、左サイドで峻希がボールを奪われそうになりながらも粘って大塚にパス。大塚が狙いすましたミドルシュート。これが決まって2-0とリードを広げる。

勢いづくジェフが攻勢に出るが、30分過ぎからはガンバの時間帯。
ガンバが再三チャンスを作るが、ジェフの守備陣はよく守っている。

前半は、このまま2-0とリードを保って終える。

後半、立ち上がりからガンバの攻勢が続く。
やはり、ジェフがきっちりと守りきっている。ガンバはボールはまわせてもなかなかビッグチャンスとはならない。

後半13分、谷澤がたおされて得たFK。大介のボールは智の頭にピタリと合う。ヘディングが見事に決まってゴールに吸い込まれる。3-0とリードが広がる。

智のゴール直後

ガンバは、直後に二川、阿部を下げて、大森、川西を起用する。

ガンバの攻撃の時間が長くなるが、ジェフもときおりチャンスを作り出す。2:1くらいでガンバ優勢なまま終盤へ。

後半33分には疲れのみえるケンペスに代えてナムを投入する。

ガンバの攻撃を凌ぎきると、後半40分には峻希に代えて大岩、後半44分には大介に代えて勇人を投入する。

ガンバはアディショナルタイムで、ゴール正面のFKを得るが、遠藤のFKは枠の上に外れる。
この直後にタイムアップ。ジェフが3-0と首位ガンバに快勝した。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第23節 vsガンバ大阪 試合終了時フォーメーション
23.ナム
14.大塚
6.田中
7.佐藤勇
16.佐藤健
39.谷澤
11.米倉
20.キム
5.山口
15.大岩
1.岡本
TextFormations

戦評

試合終了後の握手をする選手たち

コンディション的にはジェフの方もそれほどよくはなかったと思うが、ガンバよりはかなり動けていました。

相手がガンバという事もあるでしょうが、ある程度ボールポゼッションで上回られても、中央を固めて守る形だったので、体力はあるていど温存しながらのゲームを進める事が出来たと思う。

もちろん、ラインはある程度高く上げてる状態でコンパクトに守っていたというのもあり、奪いどころでは人数をかけてボールを奪う画面も多かったように思う。

ガンバは、中央を塞いでもサイド攻撃も強力で、かなりチャンスは作られていたが、キムが中央に入った事もあり、智のカバーリングもありよく守れていた。

よい守備はよい攻撃を生むという訳ではないだろうが、1得点目は見事な崩しだった。
ガンバは、ジェフの事はさほど研究している感じではなかったが、ヨネのサイドは要注意とみていたようだが、あっさりと破ってしまった。

最初、キムがボールを受けた段階でヨネがサイドを上がっていたのだが、ダイレクトで出すタイミングを失った事もあり、ボールを持ち直して佑昌に縦パスを入れる事になった。
ヨネは、オフサイドラインから出ていたので一旦戻っていたが、佑昌にボールが入るとオフサイドラインを確認しながら飛び出すタイミングを測ってました。佑昌の落としから大塚のスルーパスとダイレクトでつないでヨネが簡単に裏をとり、最後はループで決めたという流れでした。
このゴールは、キレイな流れだった事と、ヨネが落ち着いてループで決めたという事もあって印象深いゴールでした。

2点目は大塚だったが、あーいうミドルも撃てるんだなという事がわかりました。これは、相手の詰めが甘い事もあったが見事なシュートだった。

3点目は智のゴールだったが、大介のボールが非常によかったと思う。元々、プレースキッカーとしては期待されていた大介だったが、いい仕事をしてくれました。
兵藤不在でも大介がいればセットプレーは問題無さそうです。

正直、危ない場面はかなりあったが、ガンバの方が最後のところ崩しきれなかったなというところでした。ジェフも悪い時にはボールをまわせても得点が取れないという事があるが、この試合ではガンバがそういう感じだったと思う。

ガンバに勝利した事で首位との勝ち点差は縮まったものの、上位勢が崩れず。順位的には変わらず。自動昇格圏の神戸との勝ち点差も縮まってない。
ただ、ガンバ相手に勝利した事は自信になっただろう。大介、大塚、峻希といったところがコンスタンスにいい動きを見せれるようになって層も厚くなってきた感じです。

それにしても、ヨネはガンバ相手でもサイドでかなり積極的にしかけていったばかりではなくゴールまで決めてしまって、いよいよジェフがJ1昇格出来なかった場合は、個人昇格してしまうのではと思えてきました。
あれだけ出来ればJ1でも十分に通用するでしょうから、ジェフとししてはチームとしてJ1昇格を決めて米倉をチームに留めたいところでしょう。

次節は、ホームフクアリで完敗した、モンテディオ山形との対戦。あの時とはチームの状態もあがっていて、メンバーも入れ替わってるという事もあり、ぜひリベンジを果たしたいところ。
同じチームに連敗するようではJ1昇格は難しいので、きっちりと借りを返しておきましょう。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF キム 6.5
DF 山口智 7.0
DF 米倉 7.5
DF 峻希 6.0
DF 大岩 -
MF 勇人 -
MF 健太郎 6.5
MF 大介 6.5
MF 谷澤 6.5
FW 田中 6.0
FW 大塚 6.5
FW ケンペス 5.5
FW ナム 6.0

ジェフが勝利したという事で試合後にゴール裏で動画を撮っておきました。

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