サッカログ

ホーム

2013年 J2 第19節 ジェフ千葉vs横浜FC 白熱した試合だったが遠のくJ1

絶対J1!

J2 第19節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs横浜FCの試合を観戦しにフクダ電子アリーナまで行ってきた。

多少のにわか雨などあったが、試合があった時間帯は晴れ間が見えるほどに天気は回復していた。ただ、気温も高かったが湿度も高く蒸し暑い日だった。

ローソンマッチデーという事で、出張ローソンありポン太くん来場あり、さらに千葉県民の日という事でチーバくんも来ていたりと賑やかだった。

個人的には、土曜ナイトゲームという事で、喜作のソーセージ盛りを肴に一杯やりながら過ごしてましたが。

試合経過

試合前の握手をする両チームの選手たち

ジェフの先発はGKに岡本、CBに智と竹内、右SBに米倉、左SBに峻希、ボランチに勇人と健太郎、右SHに兵藤、左SHに佑昌、トップ下に谷澤、トップにケンペスという布陣だった。

スポンサードリンク
ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第19節 vs横浜FC 先発フォーメーション
37.ケンペス
39.谷澤
10.兵藤
16.佐藤健
7.佐藤勇
6.田中
11.米倉
3.竹内
5.山口
33.高橋
1.岡本
TextFormations

試合は前半からジェフがボールを支配する展開となる。
右サイドから米倉がクロスをあげたり、左サイドからは佑昌がクロスをあげるなど優勢に試合をすすめる。

横浜FCにチャンスを作られる場面もあったが多くはなかった。

ジェフはなかなか流れの中からチャンスを作れないでいたものの、セットプレーのチャンスは再三作っていた。ただ、精度不足でゴールに繋がらず得点が奪えないまま時間が経過する。

ジェフのFKのチャンス

前半19分、勇人が足を痛めていたらしく、大介と交代する事になった。

その後も右サイドの米倉を中心に再三のチャンスを作るジェフだったが、ゴールは奪えず。

途中から、前節と同様に佑昌とケンペスが2トップ気味になりますます攻勢に出るがゴールが遠い。
ほとんどの時間帯でジェフがボールを保持していたが、スコアは動かず。前半は0-0で折り返す。

後半5分、横浜FCがカウンターからシュートまで持ち込まれる。岡本がかろうじて手に当ててセーブ。智がクリアしてCKとなる。
このCKを横浜FCのペ・スンジンにヘディングで決められてあっさりと先制点を許してしまう。

1点を追うジェフが再三チャンスを作り出すがゴールには繋がらず。シュートがなかなか枠に飛ばない。

後半19分、佑昌に代えて大塚が投入される。大塚がトップ下に入り、左SHに谷澤が入った。

CKのチャンスが続くが、いずれもゴールに繋がらず。

後半26分、右サイドから米倉のクロスに谷澤が頭から飛び込んでゴール。ようやく、ジェフが同点に追いつく。

谷澤がゴール後にセンターサークルに走る

このゴールで勢いに乗りたいところだったが、逆に横浜FCのカウンターから決定機を作られる。岡本が相手を倒したとされPKとなる。
だが、このPKを岡本がセーブ。こぼれ球をシュートに持ち込まれるがバーに当たって事なきを得た。

後半34分、兵藤に代えてジャイールを投入。右に谷澤が回って、左にジャイールとなった。

その後もジェフの攻撃が続くがゴールが奪えず。米倉から再三いいクロスが入るものの中央と合わずゴールに繋がらない。

結局、試合はスコア動かず。1-1の引き分けに終わった。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第19節 vs横浜FC 試合終了時フォーメーション
37.ケンペス
14.大塚
39.谷澤
16.佐藤健
8.伊藤
22.ジャイール
11.米倉
3.竹内
5.山口
33.高橋
1.岡本
TextFormations

選手評価

試合終了後の挨拶をする選手たち

ポゼッションではジェフが圧倒していたものの、奪ったゴールは1点どまりという寂しい結果に終わった。

山形戦での完敗から、神戸戦の引き分けで落ち着きを取り戻しつつあるとは思う。
攻撃の意図はわかるものの、パスの乱れからチャンスに繋がらない場面も多く、チャレンジするボールも相手に簡単にカットされてしまう事が多い。

パスにしても、セットプレーにしても、シュートにしても精度が今一つでチャンスの割にはゴールに直結するプレーが少なかったように思う。

守備面では、セットプレーであっさりと先制点を許していて、ものの見事に相手にフリーでシュートを打たれてしまった。
失点の場面、相手が一瞬ショートコーナの動きを見せて何人かの選手が反応していて、結局ショートコーナーはやらなかったが、ジェフのゾーンディフェンスがずらされていた事も影響があったかもしれない。

谷澤のゴールで同点に追いつき、岡本がPKをセーブしたりと試合の盛り上がりは絶頂となったものの、勢いのまま勝ち越し点を奪うまでにはいかなかった。
結局のところ、精度的な部分もあり、こういった試合を勝ち切るだけの強さがなかったという事だろう。

この試合の中で米倉だけがJ1レベルの仕事をしていたように思う。サイドバックというポジションで、まさかの覚醒をみせる米倉。守備に不安があって、後ろ髪を引かれてもおかしくない場面でもしっかりと前に顔を出してクロスにまで持ち込めているし。中と合わない事も多いもののクロスの精度自体は非常に高い。GKが簡単にキャッチできるようなボールはほとんど上げておらず、味方が合わせる事が出来ればゴールに直結出来るようなものばかりだった。

試合後のTwitterでは、米倉が来年J2でプレーする事はないのではという声も多かった。実際、ジェフがJ1に上がれなかったとしても、個人昇格する可能性は大いにあるだろう。
今の米倉のレベルならばJ2にいてはいけないし、J1で勝負するべきだろう。

5月の4連勝の後に2敗2分と失速気味。ガンバとの勝ち点差は14にまで広がった。星の潰し合いのようなところでかろうじて6位以内はキープしているものの、このままだとプレーオフ圏外になるのも時間の問題。自動昇格圏の2位以内をなるには勝ち点差9をひっくり返さなければならず、苦しい状況は続く。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 竹内 6.0
DF 山口智 6.0
DF 米倉 7.0
DF 峻希 6.0
MF 勇人 -
MF 兵働 5.5
MF 大介 6.0
MF 谷澤 6.5
FW 田中 5.5
FW 大塚 6.0 
FW ケンペス 5.5
FW ジャイール 5.0

前の記事へ 次の記事へ