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なでしこリーグカップ2013 ジェフレディースvs大阪高槻 まず1勝

試合前の整列をするジェフレディースの選手たち

なでしこリーグカップ 第2節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースvsスペランツァFC大阪高槻の試合を観戦して来ました。

なでしこリーグが中断期間となり、リーグカップが先週から始まっているが、ジェフレディースは試合がなかった為、この試合が大会初戦。相手は、丸山桂里奈が移籍した大阪高槻。戦力的には格上ではないと思うが、ここのところあまり勝ててない相手。

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試合展開

序盤、ジェフレディースが攻めこむ展開となる。
前半5分のCKからのヘディングは枠を捉えられず。

高槻も少しずつ反撃開始。前半9分のCKは山根が上背を生かして掻きだす。

前半10分を過ぎると、高槻のポゼッションが高くなり始め、試合は膠着状態となる。

ジェフレディースは、前半15分上野のクロスからヘッドで合わせるが枠に飛ばず。
さらに、前半19分には深澤が裏に抜け出すが相手に追いつかれたが菅沢につないで、最後は川村真里がミドルで狙うがゴールならず。

ジェフレディースの攻撃

その後、両チームにチャンスがあったがゴールは生まれず。

前半39分、右から左サイドの上野にサイドチェンジ。クロスからチャンスとなるがゴールならず。大きな展開のいい攻撃だった。

なかなかチャンスは作るもののゴールが生まれなかったが、前半44分、菅沢と川村真里のパス交換から最後は川村真里のシュートが決まって、ジェフレディースが先制する。

前半は、このゴールで1-0とジェフレディースがリードして終える。

川村真里のゴール直後

後半、大阪高槻は、島村に代えてネットを投入。このネットが後半の主役となった。

動きのなかった後半の立ち上がりだったが、高槻がCK,FKと連続してチャンスとなる。
この攻撃を凌いだジェフレディースだったが、カウンターからネットのスピードに手を焼く。

川村優里や深澤が抜け出しチャンスになりかかるがゴールにつながらない。

逆に、高槻の波状攻撃で、ジェフレディースが受け身に回る時間が長くなる。

苦しい時間が続いたが、後半21分、上野がボールカットからドリブルでそのまま持ち上がり、ワンツーからゴール前に飛び出しシュートも相手GKにブロックされる。

その直後の高槻の攻撃、山根が飛び出しゴールががら空きとなるが、なんとかCKに逃げて事なきを得た。

ジェフレディースは筏井に代えて安齋を投入する。

両者なかなかゴールにつながるプレーが出来ず。ジェフレディースもCKのチャンスなどはあったがゴールが奪えない。

ジェフレディースは中島に代えて小川志保を投入。深澤が2列目に下がる。

ジェフレディースのCKのチャンス

結局、この後追加点は生まれず、ジェフレディースが1-0で勝利した。

戦評

全体的には、ジェフレディースのゲームだったと思う。

チャンスの割にはゴールの数が少なかったなという印象。もう少し、ゴール前の精度を高めたい。

今季加入した、川村真里、川村優里、菅沢、上野といったところがかなりフィットしてきていて、攻撃面ではかなり幅が広がってきたなという感じだった。

相手の大阪高槻のネットのプレーには観客もどよめく場面が多かった。髪を結んでいないので、長い髪をなびかせながら疾走する様は、まさに女子版の野人岡野といった感じ。
ネットのスピードには、ジェフレディースの選手もかなり苦労していた。

なでしこリーグでは、ここのところ6戦未勝利が続いていたので、この1勝はいいきっかけになればいいのだが。

次節は、フクダ電子アリーナでの浦和レッズレディース戦となる。

公式記録

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