サッカログ

ホーム
Topサッカー観戦TV観戦
Top > 話題別 > 日本代表

日本vsブルガリア 崩し切れない攻撃 FKとOGに沈む

日本vsブルガリア

キリンチャレンジカップ 日本代表vsブルガリア代表の試合を日テレの中継を録画してテレビ観戦しました。

W杯最終予選前最後の親善試合。本田や岡崎の合流が遅れている事もあり、久しぶりに3バックの布陣で先発となった。

試合経過

日本の先発は、GKに川島、CBに吉田、栗原、今野、ボランチに遠藤と長谷部、右WBに内田、左WBに駒野、右WGに乾、左WGに香川、トップに前田という布陣だった。

日本代表
vsブルガリア代表 先発フォーメーション
18.前田
19.乾
10.香川
6.内田
17.長谷部
7.遠藤
3.駒野
22.吉田
16.栗原
15.今野
1.川島
TextFormations
スポンサードリンク

序盤、右サイドからボールをつないで最後は香川に渡るもののシュートに持ち込めず。
逆に前半2分、ブルガリアがFKのチャンスとなる。このFKがブレ球となり川島の前で落ちてパンチングで逃げきれずゴールに吸い込まれる。ブルガリアがいきなり先制点をあげる。

その後も、ブルガリアがCK、さらにはミドルシュートもあり、日本が押し込まれる展開となる。

前半10分を過ぎて、ようやく日本が落ち着いてボールを回せる展開となる。
右サイドの内田がなかなか高い位置取りを出来ずにいるなか、逆サイドの駒野が積極的にあがりチャンスに絡む回数が多い。

日本のチャンスが多くなるが、ゴール前で崩し切れない。
前半23分、遠藤のスルーパスから、乾がシュートを決めるが、これはオフサイドでノーゴール。

香川、乾がからんでチャンスを作り出すが、ブルガリアの守りが非常に固く、なかなかゴールに飛ばせない。

それでも、前半30分、駒野、乾とつないで最後は香川が切れ込みながらシュートも、GKがファインセーブでかきだしゴールならず。

終盤は、ブルガリアに立て続けにCKのチャンスを作られたが追加点は許さず。0-1で前半を終える。

ハーフタイムに駒野に代えて長友、内田に代えて酒井宏樹、吉田に代えて清武、前田に代えてハーフナーを投入する。
右SBに酒井、左SBに長友、香川がトップ下にはいって右SHに清武、左SHに乾が回り、トップにハーフナーが入り、4-2-3-1のフォーメーションになる。

後半、序盤は日本がペースを握る展開となる。

香川、清武が積極的にシュートを狙うもゴールには結びつかず。CKからのチャンスがあったもののハーフナーの高さは生かせず。

ブルガリアがカウンターから川島の手前で落ちるようなミドルシュート。辛くもCKに逃げる。

後半13分、ハーフナーへのロングボールは遅らさられるが、乾から香川につないでチャンスになりかかるがブルガリアDFに阻まれる。

なかなか、日本がチャンスを作りきれない展開となり、ブルガリアが選手交代もありペースを握るようになる。

前線の選手の流動性にも乏しくなり、なかなかワンタッチでボールを回せるケースが少なくなる。

後半23分乾に代えて憲剛を投入。憲剛がトップ下に入って、香川が左に回る。
その直後のCK。ブルガリアのボールが抜けて長谷部の足に当たりそのまま吸い込まれる。オウンゴールで0-2とリードを広げられる。

後半34分、長谷部に代えて細貝を投入する。

単発でチャンスは作るものの、ブルガリアの守備を崩しきれず。終盤、CKからのチャンスもあったがゴールを奪えず。アディショナルタイム、中村憲剛のクロスから最後は長友が流し込んだが、オフサイドとなりゴールならず。

結局、試合は0-2でブルガリアが勝利した。

日本代表
vsブルガリア代表 試合終了時フォーメーション
8.清武
11.ハーフナー
10.香川
13.細貝
14.中村
7.遠藤
21.酒井宏
16.栗原
15.今野
5.長友
1.川島
TextFormations

戦評

日本の方が押している時間も多かったものの、ブルガリアの守備を最後まで崩すことが出来なかった。

前半3バックで臨んだが、前線は香川、乾がチャンスにからみ効果的だったが、サイドの内田があまり高いポジションをとれず、吉田もなかなかポジショニングに苦労しているようでやりずらそうだった。
逆サイドの駒野は高い位置取りをして、乾や香川とも絡んでいただけにもったいないところ。

ボランチの2枚もどちらかが前と絡む事で、攻撃に厚みを加えていた。以前は、なかなか前線との距離が遠くなってしまっていたので、幾分マシになってきたという感じがする。

後半、清武も入って、香川、乾と3人での攻撃は魅力的だったが、最後のところではブルガリアが自由にさせてくれなかった。1人、2人とかわす力もあるし、狭いエリアでもシュートまで持ち込む力がある香川だがうまく守られていた。

ブルガリアがフォーメーションチェンジに慣れてくると、サイドでボールを追い込み切れずに押し込まれる展開が多くなってしまい、攻撃でも中々チャンスを作れなくなってしまった。

しかしながら、ブルガリアも欧州予選で2位につけているだけあって強かった。ボールテクニックもあり、守備も固くて、日本としてはいいスパーリング相手となった。

勝ってオーストラリア戦に繋げたいという腹づもりもあっただろうが、課題がたくさんでたというところでは悪い試合ではなかった。

遅れて合流する、本田、岡崎らがオーストラリア戦で出れるかわからないだけに、今のメンバーでもう少し突き詰めていきたいところだ。

選手評価
GK 川島 5.0
DF 今野 6.0
DF 栗原 6.0
DF 吉田 5.5
DF 長友 6.0
DF 酒井 5.5
MF 駒野 6.0
MF 内田 5.0
MF 遠藤 6.0
MF 長谷部 5.5
MF 細貝 5.5
MF 中村 5.5
FW 乾 6.5
FW 香川 6.0
FW 清武 6.0
FW 前田 5.0
FW ハーフナー 5.0

前の記事へ 次の記事へ