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2013年 J2 第6節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsギラヴァンツ北九州 フクアリケチャドバ祭り

絶対J1!

J2第6節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsギラヴァンツ北九州を観戦しにフクダ電子アリーナまで行って来ました。

午前中の雨は止んでいたものの、気温10℃を切る肌寒い天候で、客足の方も今ひとつといった感じでした。

スタジアムDJの蒲田健さんがお休みという事で、光永亮太さんが代わりにスタジアムDJをしてくれました。これまで、ゲストで来たことは何度もありますが、こういうのは初めてですね。

ジェフゴール裏

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試合経過

ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智と竹内、右SBに米倉、左SBに大岩、ボランチに兵藤と健太郎、右SHに谷澤、左SHにジャイール、トップ下にナム、トップにケンペスという布陣だった。

峻希と勇人が負傷のため欠場。兵藤が先発に復帰し、米倉がSBにまわった。ケンペスが先発に復帰している。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第6節 vsギラヴァンツ北九州 先発フォーメーション
39.谷澤
37.ケンペス
22.ジャイール
10.兵藤
23.ナム
16.佐藤健
11.米倉
3.竹内
5.山口
15.大岩
1.岡本
TextFormations

序盤、いきなり北九州にシュートを打たれたものの先制点を奪ったのはジェフだった。
前半4分、ジャイールが右サイドの米倉にスルーパス。米倉が逆サイドに折り返すと相手DFに当たって大岩の前に落ちる。ワントラップから放ったシュートがネットに突き刺さる。ジェフが早々に先制点を上げる。

大岩のゴール直後

勢いにのりたいところだったが、北九州に攻め込まれる場面もあり、なかなかペースを握り切れない。

それでも、次の得点を奪ったのはまたしても、ジェフ。前半15分、ジャイールのCKからケンペスがヘディングで合わせてゴール。2点目を奪う。

ケンペスのゴール

攻撃ではチャンスを作れているものの、波状攻撃とはならない。北九州に何度も危ない場面を作られて押し込まれる。
最終的には守りきれているものの、2点のリードを奪っている割には、主導権を握っている感じがしない。

ジェフは、右SBに入った米倉が再三積極的なあがりをみせ、そこからチャンスにつながっている。

前半40分のFKは、ジャイールが強烈な一撃を放つも相手GKが好セーブ。

アディショナルタイムのケンペスのゴールはトイレに行ってて見逃してしまったが、自らのシュートのこぼれ球を押し込んだものらしい。

前半を3-0と大量リードで折り返す。

後半に入ってもケンペスの勢いが止まらない。開始早々に、ケンペスが狙いすましたシュートでゴール。ハットと陸を達成する。

ケンペスの3点目直後

北九州が遠目からシュートを積極的に狙ってきて危ない場面もあったが、逆にジェフも攻めこむ。一進一退の攻防となる。

それでも、追加点を奪ったのはジェフ。FKから智がヘディングしたボールを相手DFがかきだすが、こぼれたボールをケンペスが押し込んでゴール。ケンペスが4点目を上げて、5-0とする。

ジェフは、谷澤に代えて大介を投入。兵藤が右SHに入る。

後半22分、北九州にミドルシュートで1点を返される。寄せが甘かった事もあるが、シュート自体は素晴らしくGKはノーチャンスだった。

その後、なかなかジェフはゲームを落ち着かせる事が出来ず、北九州に攻め込まれる場面が多くなる。

ジェフは、後半35分兵藤に代えて田中佑昌を投入する。さらに、後半41分にはナムに代えて大塚を投入する。

後半44分には佑昌からのパスを受けた米倉がゴールラインギリギリからクロスをあげて、これにジャイールがヘディングで押し込んでゴール。6-1となる。

試合は、このままジェフが勝利。今季、ホーム初勝利をあげた。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第6節 vsギラヴァンツ北九州 終了時フォーメーション
6.田中
37.ケンペス
22.ジャイール
8.伊藤
14.大塚
16.佐藤健
11.米倉
3.竹内
5.山口
15.大岩
1.岡本
TextFormations

戦評

試合終了後の握手をする両チームの選手たち

まさにケチャドバという感じだが、ここまで中々勝ち切れないゲームがつづいてた中で、6点を奪っての大勝となった。

ケンペスがこの日は大当たりで、セレッソ時代もみせなかった大活躍だった。ゴールのパターンもヘディング、右足、左足とどこからでも取れる。本人も言っているとおり、ここまで1試合で点が取れる事はないだろうが、チームメイトもケンペスのツボがわかってきただろう。見てる側も、ケンペスの形が見えてきたように思う。

先制点を奪った大岩も素晴らしかった。逆サイドに攻撃的な選手である米倉が入った事でバランスも取らなければならないところだったが、積極的にあがってチャンスに絡んだ。やはり、こう言ってしまうとなんだが、キムよりもサイドバックとしては大岩の方がいい動きをしている。本職は、CBだが右SBでの経験値もあり、左SBもこなしてしまう辺り能力の高さを感じる。昨年の初ゴール時もそうだが、ここぞという時に思い切ってシュートを打てるのもいい。

ジャイールも2試合連続のゴールで、本人としても少し気が楽になっただろう。元々、ジャイールの方が点が取れそうという雰囲気はあっただけに、これからのゴール量産に期待する。

そして、このゲームの勝利の立役者としては、サイドバック米倉だろう。守備面での不安を吹き飛ばすくらいに、再三サイドを駆け上がってチャンスにからんだ。SBの位置から上る事で、いつも以上にフリーになれる場面もあり、米倉の良さが生きたという面もある。
相手が、米倉のサイドをもっと突いてきたらどうなったかというのはあるが、この試合ではすごくハマった形になった。

6得点を奪う大勝だったが、ゲーム内容自体は必ずしもよくなかった。前半は、北九州に再三攻め込まれる場面もあり、相手のシュートが枠を外れたり、岡本のファインセーブで無失点に切り抜けたが、得点差ほどの差はなかった。後半も、5点目を奪ってから、少しリズムが悪くなってしまい。1点を返されてしまった。

この日見せた攻撃で、1点目や6点目の場面もそうだが、横幅を大きく使った攻撃が何度かみられ、いい形ができていた。これまで、こういったダイナミックな攻撃はなかなかみられなかっただけに、これは今後も続けていきたいところ。

峻希の怪我も筋肉系のトラブルという事もあり、次の試合も米倉がSBに入りそうだが、同じ様に活躍できるかどうか!?米倉が守備に奔走するようだと、ちょっと厳しい展開になる。なるべく、前に押し上げる形をつくっていければいいのだが。次節の群馬がどういった手を打ってくるか見ものだ。

ケチャドバの話をする、この試合の前、13時キックオフの試合で山形が5得点、栃木が3得点という試合があり、Twitterでこんな事を言っていたところだった。

それだけに、まさかホントにケチャドバとなるとは、驚きだった。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 山口智 6.0
DF 竹内 6.5
DF 大岩 6.5
DF 米倉 7.5
MF 健太郎 6.5
MF 兵藤 6.5
MF 伊藤 5.5
MF ナム 6.0
FW ジャイール 6.5
FW 谷澤 6.0
FW ケンペス 8.0
FW 田中 -
FW 大塚 -

最後に、ホーム初勝利という事もあって、ゴール裏に侵入。デングリとバンザイ、ケンペスのドラメガを動画にアップしておいた。

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