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2013年Jリーグ開幕!!サンフレッチェ広島vs浦和レッズ【J特】

J.LEAGUE 20thロゴ

20周年を迎えたJリーグ。21年目のシーズンがいよいよスタート。
2013年シーズンのJリーグが開幕した。NHK総合で生中継があった、サンフレッチェ広島vs浦和レッズの試合をテレビ観戦してみた。

この2チームは昨シーズンも開幕戦で当たっており、そのときは広島が1-0で勝利している。今年は、広島から森脇が浦和に加入。ますます、広島色が漕いメンバー構成になってきた。

試合経過

前半、押し気味に試合を進めたのは浦和。広島はなかなか反撃の糸口が掴めない展開となる。

寿人のところのマークがかなり厳しく、足元でも裏でもボールを受けられず、起点が出来ない。さらに、高萩が欠場で、青山のところから長めのボールが入ってくるだけで、浦和とすれば守りやすい展開だった。

広島は、前半30分近くになってCK,FKからチャンスを作ったもののゴールは生まれず。

38分、原口がボールを受けてそのまま突破。中に切れ込んだ所でシュートは打てなかったが、長い距離を走ってきた柏木に絶妙のパス。柏木が右足で押し込んで、浦和が先制する。

前半は、このまま浦和が1点をリードして終える。

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反撃に出たい広島だったが、追加点を奪ったのは浦和。阿部が倒されてえたFKから素早いリスタート。柏木から原口に繋いでシュート。これを西川が掴みきれずに後逸してしまい、ゴールに吸い込まれる。浦和が2点目を奪う。

広島は、後半9分に森崎浩二のFKで1点を返して反撃の狼煙を上げる。
後半10分過ぎからはセットプレーから立て続けに広島がチャンスを掴むがゴールを奪えず。

石川に代えて山岸を投入しさらに攻勢に出る広島だったが、浦和も選手交代で流れを引き戻す。
原口に代えてマルシオ・リシャルデスを投入する。

中盤にややスペースができ始めて、一進一退の攻防となる。広島は同点ゴールを奪えないまま終盤に。

広島は、途中出場の野津田がシュートを放つなど惜しい場面もあったが浦和の壁を崩せず。逆にアディショナルタイムには、カウンターから、こちらも途中出場の阪野にシュートを打たれピンチとなる。

結局試合は、広島が同点に追いつく事が出来ず、昨年のJ1チャンピオンが開幕黒星発進となった。

戦評

ちょっと、広島のほうが慎重な試合の入りをしてしまって、浦和の勢いに盛り返せなかったなぁという感じでした。

両チームとも同じようなフォーメーションで、同じような戦術。ここまで、広島が押し込められるとは思わなかった。昨年の広島からすれば、守備面では浦和よりも上という気持ちもあってか最初は攻めさせてる感じもしたが、攻撃に転じる隙がなかなかなく難しい展開にしてしまった。

後半、中盤での守備を厳しくしだしてから、徐々に盛り返してきたが、西川のファンブルからの失点もありFKの1点止まりで追いつく事ができなかった。

ACLでは共に、初戦で敗れてはいたが、浦和の方が戦い方に自信を持ってるなという感じだった。広島は怪我人が何人かいた事もあって、どうもしっくりきてないなという風に見えた。

ただ、広島も怪我人が戻ってきて、点が取れるようになれば盛り返してくるだろうと思うし、今年も優勝争いには絡んでくるのかなという気がする。

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