キリンチャレンジカップ 日本代表vsUAE代表の試合をテレビ観戦。前半は、帰宅途中でワンセグ視聴だったので全て見れてませんが。後半は、家に帰ってきてから後半を録画して観戦しました。
試合経過
日本の先発は、GKに川島、CBに吉田と伊野波、右SBに酒井宏樹、左SBに駒野、ボランチに遠藤と長谷部、右SHに清武、左SHに香川、トップ下に本田、1トップにハーフナー・マイクという布陣でした。
11.ハーフナー | |||
10.香川 | 8.清武 | ||
4.本田 | |||
7.遠藤 | 17.長谷部 | ||
3.駒野 | 21.酒井宏 | ||
2.伊野波 | 22.吉田 | ||
1.川島 |
前半開始早々、清武、香川、本田がからんでチャンスを作る。右サイドの清武からのスルーパスを受けた香川が裏に抜ける。香川がヒールで戻したボールに本田がシュートもゴールならず。
幸先良くチャンスを作った日本だったが、UAEが予想以上にしっかりと守ってきて、攻撃でもパスを回して攻めこむ展開で、なかなか日本もリズムに乗れなかった。
UAEのパス回しに、なかなか取りどころが定まらずに、ラインが下がりがちになる。ボールを奪ってからの展開が遅くなってあまりチャンスが作れない。
前半はUAEに手を焼き、0-0で折り返す。
後半頭、伊野波に代えて水本、香川に代えて岡崎、長谷部に代えて細貝を投入する。
後半、岡崎が積極的に仕掛けてチャンスを作る。左サイドからのFKはゴールに繋がらなかったが、少しづつリズムが出てくる。
UAEの守備に苦労はするが、前半より攻めこむ回数が増えてきた。
後半17分には、本田がしかけて、戻したボールに遠藤がミドルで狙うが相手GKがセーブする。
後半19分、本田に代えて中村憲剛を投入する。
後半24分、左サイドで駒野が持ち上がってクロスを上げる。ゴールキーパー超えたボールはハーフナーにぴたりと合って、ヘディングでゴールに突き刺す。日本がようやく先制点をあげる。
憲剛の投入で前へのスピード感がましてリズムがよくなってきた。
ただ、UAEも失点してからも、丁寧にパスを回して日本ゴールに迫ってきて気が抜けない。
後半34分、足を痛めていた酒井宏樹に代えて酒井高徳を投入する。
清武のミドルシュートは、GKがなんとか枠の外へ飛ばす。
後半42分、遠藤に代えて高橋秀人を投入する。
終盤には、酒井高徳のパスを岡崎が受けて、中央に流したボールをハーフナーが戻して、豪徳がミドルシュートも枠を外れる。
最後まで食らいついてきたUAEだったが、最後は落ち着いてゲームをクローズ。日本が1-0で勝利した。
11.ハーフナー | |||
9.岡崎 | 8.清武 | ||
14.中村憲 | |||
20.高橋 | 13.細貝 | ||
6.酒井高 | 3.駒野 | ||
15.水本 | 22.吉田 | ||
1.川島 |
戦評
ロンドン五輪にも出場したメンバーが数多く残るUAEは予想以上にスキルフルで、思いのほか手を焼いた。
清武を先発起用したものの、香川、本田となかなかコンビネーションが合わなかったところがあった。全体としては、チャンスにもからんでいたしまずまずの出来。
本田は相変わらず、フィジカルの強さを見せてくれたが、こちらも周囲のリズムとなかなか合わなかったかなという印象。
香川は前半戦のみの出場。思いのほか、コンディションがよくないのかなと!?イラク戦にむけての温存もあっただろうが、コンディション的な問題もあったのかもしれない。
長友が怪我で、酒井宏樹が先発。だが、この試合でも光ったのは駒野だった。今度は左サイドからのクロスで得点をアシスト。ホントに頼りになる。
内田、長友に駒野、ロンドン五輪世代の両酒井とSB陣は随分と層が厚くなった。
ハーフナーが久々の得点。駒野のボールがよかったというのもあるが、あの高さは相変わらず武器になる。
相手のUAEが思いのほか出来がよかったとはいえ、イラク戦前にもう少し勢いをつけたかったというのはある。とはいえ、テスト的な要素も多く、そういった意味では実りある試合ではあったのだろう。
選手評価
GK 川島 6.0
DF 吉田 6.5
DF 伊野波 6.0
DF 水本 6.0
DF 駒野 7.0
DF 酒井宏 6.0
DF 酒井高 -
MF 長谷部 6.0
MF 遠藤 6.5
MF 細貝 6.0
MF 高橋 -
MF 香川 6.0
MF 清武 6.5
MF 本田 6.5
MF 憲剛 6.5
FW 岡崎 6.5
FW ハーフナー 6.5