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2012年 J2 第32節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsアビスパ福岡 均衡を破ったFK【J特】

奪還×脱甘

今ジェフユナイテッド市原・千葉vsアビスパ福岡の試合を観戦にしフクアリまで行って来ました。

試合前

曇の予報に変わってはいたが、蘇我駅を出ると少しばかり雨粒が落ちてくる空模様。この時点では傘をさすほどではなかったので、そのままフクアリに向かったのだが。

17時過ぎにフクアリに到着。この日は、イベントで新日本プロレスの永田と後藤が来てました。

一旦席を確保してから、北口イベント広間に行ったら丁度、後藤とfrom AQUAマーメイドが、腕相撲対決してました。最終的には、from AQUAマーメイド3人が両腕で挑んだけど、後藤の勝利!!

後藤vsfrom AQUAマーメイド

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ピッチ練習が始まる頃には少し雨脚が強くなってきてました。はっきりと雨粒が判るくらいでした。それほど、風が強くなかったんで屋根の下はまったく濡れずに済みましたが。

この日も無限あっこちゃん

試合経過

という事で、試合です。ジェフの先発は、前節から変わらず。GKに櫛野、CBに智と竹内、右SBに峻希、左SBに坂本、ボランチに勇人と兵働、右SHに佑昌、左SHに谷澤、2トップに藤田と荒田という布陣。

ジェフユナイテッド市原・千葉 2012年 J2第32節 vsアビスパ福岡 先発フォーメーション
14.荒田 18.藤田
39.谷澤 19.田中
15.兵藤 7.佐藤勇
2.坂本 33.高橋
5.山口智 3.竹内
17.櫛野

前半、開始早々竹内がボールを奪われて危ない場面となったが、櫛野がなんとかシュートをブロック。事なきを得た。

アビスパがかなり厳しくディフェンスにきていて、なかなかリズムが掴めない。藤田と荒田が再三裏を狙うが、ボールの精度もよくなくって、相手も裏をしっかりとケアしてきていてチャンスに繋がらない。

ジェフの方がややポゼッションでは上回っていたが、主導権を握るまでには至らず。アビスパの方も単発でチャンスを作ってはいたが、ジェフの守備陣がよく守っていた。

前半20分、途中で足をひきずっていた藤田がピッチの外へ。そのまま、リカルド・ロボと交代になる。

ジェフ 前半のFKのチャンス

なかなか流れの中々からチャンスが作れていなかったが、セットプレーからのチャンスでアビスパゴールに迫るが、得点に至らず。

ジェフが谷澤を中心に仕掛けてチャンスを作ろうとするが、ゴールが遠い。アビスパも何度かチャンスを作ってはいたがゴールは生まれず。

せめぎ合いとなった前半は、0-0で折り返す。

後半、ジェフが徐々に攻勢を強める。前半は裏を狙うパスはあったが、なかなかゴール前でボールを回す場面がなかったが、後半は少しづつスペースが空いてきた。

後半10分、佑昌が仕掛けて倒されるが、こぼれ球をロボがシュートも枠を外れる。が、この場面、佑昌がファウルを受けたとされFKのチャンスとなる。

ジェフ 後半のFKのチャンス

このFKを兵働が狙いすまして、右サイドネットに突き刺す完璧なボール。ジェフが、先制点を上げる。

この先取点で、勢いにのったジェフが攻め立てる。谷澤もドリブルでしかけられるようになりFKのチャンスもあったが、2点目は奪えず。

後半20分、峻希と佑昌がワンツーで抜け出して、最後は荒田が角度のない位置からシュート。これが決まって2-0とする。

この勢いで、ジェフがペースを握り続けるが、徐々にペースダウン。それでも、守備が安定していて、危なげなく試合を進められると思っていたのだが・・・。

アビスパは選手交代で勢いを取り戻す。後半37分、ジェフの右サイドに引っ張られて、最後は木原をフリーにしてしまいゴールを決められる。

この得点でアビスパが勢いを取り戻す。逆に、ジェフは一旦スローダウンした流れから、ペースアップできずに押し込まれる展開になる。

後半39分、荒田に代えて深井を投入、ロスタイムには、兵働に代えて健太郎を投入する。

苦しい終盤だったが、2失点目は許さず。なんとか、逃げ切ってホーム2連勝とした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 2012年 J2第32節 vsアビスパ福岡 試合終了時フォーメーション
9.深井 35.ロボ
39.谷澤 19.田中
16.佐藤健 7.佐藤勇
2.坂本 33.高橋
5.山口智 3.竹内
17.櫛野

試合後の握手をする選手たち

戦評

前半、なかなか勢いが出ない展開。藤田と荒田が積極的に裏を狙うのは前節と同じだったが、やや単調になりすぎた。谷澤のところでなかなか攻撃の起点になれず、変化が付けられなかった。

もちろん、相手があっての事で、アビスパがうまく守っていたというのもある。水戸戦では、出来たギャップがこの試合ではほとんど出来ず、前半は攻めあぐねる事になった。

後半になって、少しづつスペースができ始めてはいたのだが、試合としては膠着した展開。こういう流れだと、セットプレー。直接FKで得点を奪えたのは大きい。

兵働のFKは、本当に完璧だった。あれは、GKはノーチャンスだったろう。以前、ガンバ戦で遠藤にFKを決められた事があったが、流れをあっという間に変えてしまった記憶がある。

近年、大介が何度か直接FKを決めてはいたが、試合に出れない事も多くて、兵働がFKを蹴れるのは大きい。とは言っても、兵働もなかなかチャンスに決めれなかったので、ようやく面目躍如といったところだろう。

決勝点は、荒田の今季2点目。フクアリでは初ゴール。前回は、アウェイの草津戦で、ゴールを決めたはいいがその後負傷して、しばらく試合から遠ざかってしまったので本当にうれしいゴールになっただろう。

藤田の怪我がどの程度長引くかわからないので、ロボと荒田のコンビだろう。ロボの得点感覚がなかなか戻らない状態で、荒田に期待する部分も大きくなるが、試合に出続ける事でもっとよくなるだろう。

8月の低迷期からは一旦抜けだたかなという感じがする。天皇杯で、リーグ戦は一週休みになるが、アウェイの富山戦から中2日でホームの北九州戦になるので、選手起用を含めて勝ち点を積み上げていきたいところだ。GWの時には大胆にターンオーバーを使って、遠征にあえて帯同させない事もあったが、今回はどういうメンバー構成でくるだろうか!?

首位の甲府が中々負けてくれないので勝ち点差が縮まらないが、なんとか3位まで浮上。2位の湘南とはまだ試合が残っているので、出来るだけ勝ち点を詰めて直接対決に持ち込みたい。出来れば、湘南を上回ってる状況がいいが・・・。

ジェフィ&ユニティもガッツポーズ

選手評価
GK 櫛野 7.0
DF 竹内 6.0
DF 山口智 6.0
DF 坂本 6.0
DF 高橋 6.5
MF 勇人 6.5
MF 兵働 7.0
MF 健太郎 -
MF 谷澤 6.5
FW 田中 6.5
FW 藤田 6.0
FW 荒田 6.5
FW ロボ 6.0
FW 深井 -

試合後の動画をアップました。荒田の真面目なコメント。

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