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2012年 J2 第23節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs京都サンガF.C. 歓喜とモヤモヤ

奪還×脱甘

フクアリまで、ジェフユナイテッド市原・千葉vs京都サンガF.C.の試合を観戦してきました。

試合前

ユニティ

フクアリに着いたのは17時を回っていたのだが、まだ西日が強くスタンドにいると暑くてしょうがないので、しばらくコンコースに避難でした。

鶏もつ煮をつまみに一杯やりながら、読書をして過ごしてました。

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試合経過

そうこうしているうちに試合の時間になっていた。

ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智と竹内、右SBに大岩、左SBに武田、ボランチに勇人と健太郎、右SHに佑昌、左SHに深井、トップ下に兵働、トップに藤田という布陣。

大岩は、ミリガンの退団、オリンピック本戦メンバーからの落選といろいろある中での先発。ぜひとも活躍してもらいたいところ。

ビッグジャージ

ジェフユナイテッド市原・千葉 2012年 J2第23節 vs京都サンガF.C. 先発フォーメーション
15.兵藤 18.藤田
9.深井 19.田中
16.佐藤健 7.佐藤勇
23.武田 29.大岩
5.山口智 3.竹内
1.岡本

試合前の握手をする選手たち

序盤、サンガのボール回しになかなかついていけず、うまくプレスが出来ない状態だったが、粘り強く対応。FKなどのチャンスを相手につくられるが守り切る。

なかなかボールは奪えずにはいたが、そこからの素早い展開でチャンスを何度か作った。

サンガがボールを回して、ジェフがカウンターを狙うような形になり、双方にチャンスがあったがゴールは生まれず。

ジェフのCKのチャンス

ジェフも今シーズンはボールを回して組み立てるサッカーをしているが、サンガのショートパスを繋ぐスタイルは一日の長がある。なかなか、ボールが奪えなくても焦れずにボールにチャレンジする事でサンガペースにはならずにいる。

サンガは狭いエリアで繋いでくるので、奪い返せば広いスペースが空いてる事が多い。まずは、そこへパスを通すところまでは出来ていたが、なかなか人数をかけての攻撃は出来ず。サンガにうまく対応されていた。

佑昌が負傷して前半終了直前に大塚と交替となった。

前半は、このまま0-0で終える。

後半、序盤にジェフが立て続けにCKのチャンス。ここでの得点はならなかったが、ジェフがペースを掴む。

後半12分、左サイドでボールを奪って、最後は右サイドの大塚へ展開。大塚が、豪快にシュートを決めて、ジェフが先制する。

大塚は、ここまでなかなか結果が出なかった大塚だが、大事な一戦で結果を出してくれた。

大塚のゴール後

後半18分、サンガが決定的なチャンスをつくられるが、岡本が間一髪相手からボールを蹴りだして難を逃れる。

反撃を狙うサンガと激しい攻防となる。

だが、後半24分のFKから左サイドを突破した武田からのクロスに藤田がドンピシャで合わせてゴール。この2人のコンビは、得点パターンと定着してきた感がある。ジェフが2-0とする。

ジェフは、後半32分カウンターから兵働が突破、最後は右サイドを上がっていた智にパス。智がうまくGKを見て冷静に流しこむ。ジェフが3-0とリードを広げる。

だが、この直後のサンガのCKを安藤に決められて1点を返される。

後半40分、深井に代えて米倉を投入。そのまま、左サイドに入る。

終盤、ジェフがカウンターでチャンスを狙うが追加点はならず。

サンガはなかなか決定機を作れなかったが、ロスタイム5分に中村にボレーシュートを決められ1点差に詰め寄られたが、この直後にタイムアップ。

最後は1点差とされ、締まらないゲームとなったが、ガイナーレ戦以来の勝利となった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 2012年 J2第23節 vs京都サンガF.C. 試合終了時フォーメーション
15.兵藤 11.米倉
13.山口慶 32.大塚
16.佐藤健 7.佐藤勇
23.武田 29.大岩
5.山口智 3.竹内
1.岡本

千葉 3-2 京都

戦評

木山監督の作戦がハマったというか、結果的にはなんとか勝てたという試合だった。

ショートパスをつないでくるサンガ相手に、同じようなサッカーで対抗するのではなく、カウンターを生かしながらというサッカーで勝利をもぎ取った形となった。

本来は、ジェフももっと繋ぐサッカーをしたかったはずだが、3試合勝ちがないという状況もあり、ガッチリ組み合った湘南戦の反省もあるのだろう、相手のよさを消すサッカーが功を奏した。

ジェフだってもっとパスを回せる!!といいたいところだが、サンガのパス回しはやはり一歩先をいっている感じだった。むやみに追い回しても疲弊するだけだったろう。サンガもあれだけボールをまわせてはいたし、決定機も作ってはいたが勝ち切れないあたりが、今の順位にいるのも仕方がないかなと。

序盤戦にアウェイで2-0で負けていただけに、きっちりと借りを返したかったが、終わってみれば辛勝だった。ホントは3-0できっちりと勝ちきらなければならない試合だったと思う。

大塚、藤田、智のゴールはどれも素晴らしく、それだけに最後になんかモヤモヤしたものが残ってしまったなという感じだ。

とはいえ、今はJ2も上位が大混戦で、勝ち点3をとれるところでとっていかないといけない。正直、得失点で2点損したなとは思うが、勝ち点3を取れたのはよかった。

ジェフィもガッツポーズ

次節は、好調の横浜FC戦とのアウェイ戦。ホームでやったときは不調だったが、今は別のチームになってるだろう。さらに、ホームで甲府と難敵との連戦。なかなか気の抜ける試合がない。

ロボが使えるのは甲府戦からなので、横浜FC戦はなんとか競り勝って上位をキープしておきたい。

佑昌の怪我は心配だが、大塚がようやく初ゴール。ロボも入って、得点力がアップしてくれればいいが。ここのところ失点が多いものの、いまだにリーグ最少失点は継続中。得点力、特に終盤に競り勝つような得点が多くなれば自然と勝ち点も増える。ここからが、勝負だ。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 竹内 6.0
DF 山口智 6.5
DF 武田 6.5
DF 大岩 6.0
MF 勇人 6.0
MF 健太郎 6.0
MF 兵働 6.5
MF 田中 5.5
MF 山口 -
FW 深井 6.0
FW 米倉 -
FW 藤田 6.5
FW 大塚 6.5

最後に、久しぶりの勝ち試合という事で、動画をアップしました。

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