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2012年 J2 第5節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs徳島ヴォルティス 苦手ヴォルティスに完勝【J特】

奪還×脱甘

今週も、フクダ電子アリーナまで行ってきました。ジェフユナイテッド市原・千葉vs徳島ヴォルティスの試合を観戦です。

試合前

14時前にフクアリ前に突いたのだが、喜作でソーセージ盛りを買っていたら、一般入場開始の時間になってしまった。

喜作のソーセージ盛り

先週は、タッパーを忘れて買わなかったが、久しぶりにソーセージ盛りを購入。今年から100円値上げだけど、今までが安かったという感じなので全然OK。

試合前のイベント、いろいろありました。スクールの卒業式に、なでしこリーグ開幕前のレディースの選手達の挨拶、そして急遽新加入した大塚の挨拶もありました。

レディースの挨拶

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試合経過

試合前のゴール裏

さて、試合。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智と竹内、右SBに大岩、左SBに武田、ボランチに健太郎と大介、右SHにエジナルド、左SHに深井、2トップに藤田と兵働という布陣でした。

試合前の両チームの選手

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2012年 J2第5節 vs徳島ヴォルティス 先発フォーメーション)
18.藤田
15.兵藤
9.深井 10.レジナウド
16.佐藤健 20.伊藤
23.武田 29.大岩
5.山口智 3.竹内
1.岡本

前半、ジェフがボールを回しながらリズムを掴む。相手も、横浜FC戦よりは厳しくきていたが、しっかりとボールをつないでいる。

ただ、なかなかテンポアップ出来ず、チャンスが作れない。

レジナウドも、なかなか攻撃にからめない。サイドを突破してのクロスも相手GKの守備範囲内。

それでも、ジェフがボールを繋ぐことで相手に攻撃もさせておらず、悪くない流れ。

前半16分、藤田が競り勝ったボールを兵働に落とす。兵働が左サイドの深井にスルーパス。深井は、完全にフリーの状態でペナルティエリアに侵入し、そのまま強烈なシュート。相手GKに防がれるも、ボールの勢いのままゴール方向に飛びゴールイン。

深井のゴールでジェフが先制する。

深井のゴールの直後

なおも、ジェフがペースを握り続ける、前半。右サイドの大岩とレジナウドからサイドを突破してチャンスを作れば、左サイドを武田が突破し、クロスを上げる。両SBの位置取りが高く、サイド攻撃がハマっている。

パス回しが少し遅いなと感じられる事も多いが、ボールを失わずにパスを回すには、このくらいの方がいいのだろう。実際は、もうワンテンポ早く回せるほど、選手の位置取りはよかったと思う。

大介のCK

前半32分、大介からのCKに大岩が合わせる。ふわりと浮いた球は、相手GKも触れずそのままゴールに吸い込まれる。大岩のJ初得点で2-0と突き放す。

2点のリードを奪った事でややペースダウン。ヴォルティスの反撃にあうが、得点は許さず。2-0で前半を折り返した。

ヴォルティスがかなり厳しく来たことで、前半ほどペースを握れなくはなったが、ジェフがボールを回す時間が長い。

苦しくてもボールを失わない事で、相手ペースにさせていない。

後半24分、藤田に代えてオーロイを投入。

切り札的存在のオーロイをここで投入。どういう形で攻めるのかと思われたが、基本的には変わらず。

さらに、後半28分、レジナウドに代えて田中を投入。深井が2トップの一角に入って、兵働が左SHに回った。

オーロイは競り勝てるが、周りのサポートがないとやはり苦しい。両SBからのクロスも精度を欠きオーロイの頭に合わない。

なかなか、決定機を作れなかったジェフだったが、後半40分、大岩が大介からのパスを受け右サイドを突破。クロスかと思いきあ、直接ゴールを狙ってきた。強烈なシュートが左サイドネットに突き刺さる豪快なゴールで3-0とする。

後半43分、深井に代えて町田を投入する。

その後も、守りに入る事なくペースを握り、3-0のまま試合は終了。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2012年 J2第5節 vs徳島ヴォルティス 試合終了時フォーメーション)
9.深井 8.オーロイ
28.町田 14.田中
16.佐藤健 20.伊藤
23.武田 29.大岩
5.山口智 3.竹内
1.岡本

試合終了直後の選手たち

戦評

J2で過去4戦価値なしのヴォルティス相手にようやく初勝利。しかも、試合内容もかなりよく、スコアも3-0。申し分のない勝ち方でホーム3連勝となった。8得点無失点とホームでは強い、ジェフを見せている。山形や横浜FCの出来が悪かっただけに、この日の勝利は意味深いものとなった。

レジナウドが移籍後初先発。オーロイも今季初出場。ルーキー大岩が2得点と、話題の多い試合にもなった。

レジナルドは、真面目な選手という感じ。基本能力は高そう。ただ、まだ体のキレはまだまだなのかなという印象。守備も忠実に相手のコースを消しながら守ってはいるが、ガツガツいくタイプではなさそう。この試合では、大岩とのコンビで攻守に問題なく出来たが、対面する相手の能力次第では今の守備では大丈夫?という心配もある。
怪我明けという事で、あまりフィジカル的に強くいけないのかもしれないが。コンビネーションを含めてまだ伸びしろがあるものと期待しておきたい。

今シーズン、昨年と違いパスを回すサッカーをするようになり、オーロイがどういう使われ方をするのか注目していたが、基本的には変わらないようだ。藤田と違い前線からの守備はそれほど期待できないというところで、守備面の不安もあったが、深井が広範囲に追う事でひとまずはほころびは出なかった。
健太郎の守備も効いていたし、兵働、大介の読みもよくて、オーロイの守備への不安はこの試合ではそれほど感じなかった。ただ、この試合では攻撃面でオーロイを使い切れていなかったかなという気がする。昨年のようにオーロイに当ててというサッカーではないが、オーロイの高さは利用したい。今年のサッカーなら、パスで崩して両サイドからクロスというのが効果的かなと思うのだが・・・。この試合ではサイドからオーロイの頭に合うようなボールが出なかった。相手もオーロイには体をぶつけて厳しくは来ているが、動かなくても頭一つ抜け出ているので、正確なボールがいけば当てる事は出来るので、直接シュートを狙えるようなボールが入れば面白いと思う。

難敵ヴォルティス相手でもホームではかなりボールが回せる事がわかり、新加入選手のフィット具合や、ボール回しの精度が上がれば、もうワンランク上のサッカーが期待できそう。
という事で、目下の課題はアウェイでの勝ち点をいかに増やすかになってきた。丁度、2戦連続で北関東アウェイ戦がひかえている。昨年、J1昇格レースにからんできた栃木と、好調の水戸。栃木はまだまだ本調子ではなさそうだが、侮れない。水戸は順位では逆転したが、勝ち点でならんでいる。

このアウェイ2連戦でどれだけ勝ち点が稼げるかは重要になりそうだ。日程的にも一週間感覚で過密日程でもないし、コンディション調整はしやすいだろう。もし、この2連戦でも勝ち星があげられないとすると、ちょっと根本的にアウェイ対策を練り直さないといけないかもしれない。

そういう意味では、不安と期待の入り混じった2試合になりそうだ。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 竹内 6.5
DF 山口智 6.5
DF 大岩 6.0
DF 渡邊 5.5
DF 山口慶 5.5
MF 健太郎 6.5
MF 勇人 6.0
MF 田中 5.5
MF 兵働 7.0
MF 町田 -
FW 藤田 6.5

最後に、動画アップしたので載せておきます。

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