FCWCの準々決勝 モンテレイvs柏レイソルの試合を日テレの中継で観ました。

開幕戦から中2日での試合だったレイソル。
対するは北中米カリブ海王者でメキシコのチームのモンテレイです。

試合は、まずモンテレイがペースを握る展開になる。
開始早々に、スアソに抜け出されるなど、危ない場面が何度かあった。

さらに、前半15分には、再びスアソに抜け出されてのシュートは、ゴールポストに当たってなんとか失点を免れた。

レイソルは、工藤と田中のところでボールが収まらず、なかなか攻撃がままなない。
レアンドロ・ドミンゲスも厳しいマークにあい、チャンスを作れない状況が続く。

終盤、ようやくレイソルが反撃。ロスタイムには、酒井のクロスから田中がヘッドで合わせるもゴールならず。

苦しみながらもレイソルが耐えるという図式だったが、0-0で前半を終える。

後半、モンテレイのやり方になれてきたレイソルがペースを掴み始める。

後半8分、田中がレアンドロに預けて、再び田中へ。右サイドに流れて中央に折り返すと、レアンドロがダイレクトボレーで合わせて、これがゴール左に吸い込まれる。
前半、あれほど苦しんでいたレイソルが先制点を奪う。

だが、後半13分デルガドが右サイドを突破して中央に折り返す。これをスアソが決めてゴール。あっという間に同点に追いつかれた。

ここからは、一進一退の攻防となる。両チームとも厳しい守備で相手にゴールを許さない。
レイソルは、前半よりレアンドロが自由に動けるようになり、かなりチャンスが作れるようになったが、最後のところでモンテレイの守備に苦しむ。

途中、酒井が足を痛めて、水野投入かと思われたが、酒井は足をつっただけという事でピッチに戻った。

後半終わって1-1で決着つかず、延長戦に持ち込む。

延長戦、選手交代で活路を見出すモンテレイに対して、レイソルはメンバー交替なし。
それでも、何度もモンテレイゴール前まで攻めこむ展開になる。

延長後半頭に、工藤を下げて林を投入する。
レイソルのチャンスが多いもののゴールが生まれない。
モンテレイもよく守っている。

結局、延長でも決着つかず、準決勝進出は、PK戦に持ち込まれた。

PK戦、モンテレイの1番手を菅野がストップする。
これで楽になったレイソルが3人目まで決める。

モンテレイの4人目はGKのオロスコ。これはゴールポストに当ててしまい。
4人目の田中が決めればレイソルの準決勝進出が決まるが、外してしまう。

それでも、レイソルは5人目の林が落ち着いて決めて、レイソルが準決勝進出を決めた。

レッズやガンバが準決勝進出を決めた例はあるが、開催国枠では初の準決勝進出となった。
レイソルは試合の中で修正して、モンテレイ相手に互角の戦いに持ち込んだ。
危ない場面はあったものの、全体としては五分五分だったと思う。

前半苦しみながらも無失点に抑えたのが後半の先制点につながったし。
よく、守っていた。得点は1点のみだったが、それも見事な得点。
他にもセットプレーから惜しいチャンスも何度もあり、PK戦まで持ち込んで
しまったのが残念という感じでもある。

これで、準決勝は南米王者サントスとの対戦になった。
日本勢はこれまで欧州王者とは当たってはいたが、南米勢とは当たっていない。
さて、どういう試合になるだろうか!?ネルシーニョ監督がどういう柵をねってくるか楽しみだ。

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