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2011年 J2 第33節 ジェフ千葉vs徳島ヴォルティス J2残留【J特】

フクアリまでジェフユナイテッド市原・千葉vs徳島ヴォルティスの試合を観戦してきました。

水曜日のゲームでサガン鳥栖に敗れた、ジェフはこの試合が正念場です。
この試合に勝たなければ、J1昇格は事実上消滅してしまうという試合です。

大体、いつもどおりの時間にフクアリに到着。お昼食べてなかったので、KICK OFFさんで、ロコモコ丼とキムチスープを買って食べました。寒くなってくると、キムチスープはいいな。

ロコモコ丼

「キャンドルホルダー制作イベント」ってのに興味があったんだが、入場しちゃうとダメなのね(ってのは後で気づいた)。
その代わりに、徳島物産展やってるのに気づいて、行ってみた。いつもなら、こういう物産展は大賑わいなのに、意外と人が少なかったなぁ。最終的に、どの程度売れたのかはわからないけど。単品で100円とかの品物が多かったので、あれこれ買ってきましたよ。

この日は、光永亮太さんのミニライブあり。今年3度目の来場。ま、なんか来過ぎだろって気もしないでもないが。光永さんは、選手紹介時と選手入場時のアメグレも歌ってくれましたよ。

光永亮太さんのミニライブ

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選手入場時は、久しぶりにコレオ。黄色地に赤のハート。こういうのやるの久しぶりだな。

ジェフサポのコレオ

というところで、試合の方の振り返り。

ジェフの先発は、GKに岡本、CBにミリガンと良太、右SBに山口、左SBに渡邊、アンカーに勇人、その前に大介と村井、右WGに深井、左WGに米倉、トップに久保という布陣でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第33節 vs徳島ヴォルティス 先発フォーメーション)
 22.久保 
11.米倉9.深井
19.村井20.伊藤
 7.佐藤勇 
27.渡邊13.山口
4.青木(良)5.ミリガン
 1.岡本 

ジェフは、序盤の2分にいきなりビックチャンスが訪れる。CKから、ミリガンが完全にフリーでヘディングシュート。だが、これは、わずかにゴールの枠を捉えきれず。

監督交代後のジェフは、前からプレッシャーをかけにいく傾向があるようで、この試合でもアグレッシブにいっていた。
試合の序盤では、これが機能。うまくボールを回しながらチャンスを伺う。ただ、相手のバイタルエリアの手前では、うまくボールを回せているのだが、なかなかフィニッシュに繋げられない。

それでも、パスミスも以前よりは減ってボールが回るようになった事により、ジェフが主導権を握る時間が長くなる。

この日は、前半、髪を金髪に染めた、久保が精力的に走り回っていた。何より、前への意欲が見て取れる。ロングボールも競り勝つ場面が多かった。

そして、ジェフは20分、深井がロングボールにチャレンジしにいって、相手DFに挟まれる格好になってこぼれたボールを拾ってペナルティエリアへ。ここでファイルをもらってPKのチャンス。

深井のPK

この日、もっとも得点の可能性が高まった場面だったが、深井のPKは、相手GKに防がれてしまう。こぼれ球を狙うもゴールならず。

前半の残り時間も、ジェフがボールを保持する時間が長くなるが、効果的な攻めが出来ない。結局、前半は得点が生まれず0-0で折り返す。

後半に入ると、ヴォルティスがプレッシャーをかけてくる。
これで、ジェフは前半ほどボールを持てなくなり、逆に押し込められる場面が増えてきた。

これは、元々以前からあった傾向だったが、ジェフはプレッシャーをかけにいったときの取りどころがはっきりしない。プレッシャーにはいってるけど、ボールが取れるかどうかはは、個人能力と運頼みという感じなので、相手にプレスをかいくぐられてしまうとゴール前まで持ち込まれてしまう。ここで、ある程度跳ね返して、マイボールにしたとしても、どうしても相手ゴールから遠くなってしまう。
うまく、ロングボールを入れてカウンターに持ち込めそうな場面でも、まだまだ押し上げが遅く、相手にゴール前を固められてしまう。

前半もなかなか、フィニッシュに繋げられなかったが、後半に入ると全体の動きが乏しく、なかなかパスコースが見つからずに、ボールを下げてしまう事が多い。
あるいは、深井なり米倉が、いい動き出しをしていても、タイミングを逃してボールを出せずに近くの味方にパスするだけになってしまう事も度々。

特に、上段から観ていると、空いてる選手いるのになぁとか、今いい動き出ししてたのになぁと感じてしまうのだ。
選手の視野が狭いのか、焦りからなのかは、わからないが判断が遅いなと感じた。

久保にもボールが収まらなくなった、ジェフはこの日ようやくベンチ入りしていたオーロイを投入する。

だが、このオーロイ投入直後の後半24分。ヴォルティスのCKを西嶋に決められて先制を許す。
自分では、はっきりと見てなかったが、後で聞いたところによると、競っていたのは大介だったとか。完全なミスマッチ。大介がというより、チームとしての守り方に問題があったとしか思えない。

このあと、米倉に代えて、これも怪我明けのゲッセルを投入。村井が左WGに出て、ゲッセルが村井の位置に。

攻め手がないジェフは、オーロイめがけてのロングボール攻勢になる。
実際、オーロイは相手に競り勝つ場面が多かったが、効果的な攻撃は出来なかった。

CKからオーロイが合わせる場面もあったが、枠に飛ばず。

攻めてはいるが、ゴールが遠い。アイデア自体も乏しい。相手の裏を描くような動きが出来ない。少なくとも、相手が慌てた場面はほとんどなかったと思う。

後半ロスタイムのミリガンのシュートも枠を捉えられず。
結局、得点を奪えないまま、0-1で敗戦となった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第33節 vs徳島ヴォルティス 試合終了時フォーメーション)
 8.オーロイ 
19.村井9.深井
6.ゲッセル20.伊藤
 7.佐藤勇 
27.渡邊13.山口
4.青木(良)5.ミリガン
 1.岡本 

試合終了後の握手をする選手たち

J1昇格へ向けて勝負となるはずだった、5連戦は1分4敗と目も当てられない結果に終わった。
2連敗をして監督交代したが、先週の栃木戦を終わった時点では、鳥栖と徳島に連勝すれば昇格への可能性はまだまだあると思っていた。そういう意味では、最悪の結果となった。いずれもCKからの1発を食らっての敗戦。が、問題は深刻な得点力不足だろう。なにしろ、ホームの草津戦で2点を取っていらい1点も取れてないのだから。点が入らない事には勝ちようがない。

監督交代後、選手の動きは良くなってるし、一定の効果はあったと思う。ただ、シーズン前の練習試合ならまだしも、シーズンも最終版の今となっては、劇的効果とはいかなかった。
今日の試合、失点を許した後、センターサークルまでただ一人ボールを取って待っていたのは、オーロイただ一人でした。このときばかりは、オーロイ△でしたね。

ま、この辺含めても今のジェフが抱える問題の根深さがあるように思います。決して褒められた事ではないけど、以前は試合終了間際に追いついたり、逆転したりというのがあったよね。ここのところは、終盤で追いつけるという雰囲気がまるでない。フクアリ劇場とは遠い昔になってしまったのか!?

この試合の敗戦で、3位の札幌とは勝ち点差8となりました。残り5試合で、この差をひっくり返す事は、ほぼ不可能な状況となりました。事実上のJ2残留が決まりました。

残り5試合の戦い方は難しいものとなってきました。ただ言えるのは、これまで以上にアグレッシブに、そして得点をどうやって奪うのか。まずは、そこからだと思います。点が取れない事には勝てません。
この先、勝ち続けようというのなら、絶対に必要です。それだけでなく、来季どこのカテゴリーにいようとも必要になってくる事なので。

残りの5試合は、予定通りホームの2試合と味スタ2連戦は観戦にいくつもりです。
とにかく勝ち試合がみたい。個人的には、ホームの北九州戦以来勝ち試合は観てないので。

今季の事、来季の事に関しては、また改めて書いてみようと思います。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF ミリガン 6.0
DF 良太 6.0
DF 山口 5.5
DF 渡邊 5.5
MF 勇人 6.0
MF 大介 6.0
MF 村井 6.0
MF ゲッセル 5.5
FW 米倉 5.5
FW 深井 6.0
FW 久保 6.0
FW オーロイ 6.0

監督 神戸 5.5

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