ロンドン五輪のアジア2次予選のU-22日本代表vsU-22クウェートの試合を NHK BS1の中継を録画して観ました。

正直、思いのほか実力差があったなという印象でした。
ナイトゲームで、それほど暑くなかった事もあるが、前からガンガンプレッシャーをかけて、ボールを奪いにいった事で、相手がほとんどイニチアシブを取れない展開だった。

前からどんどんボールが取れるので、チャンスの数も多い。しかも、ほとんどシュートで終われているので、相手の攻撃にさらされることもない。

圧倒的にペースは握っていたが、そろそろゴールが欲しいという時間帯だった。
前半18分、山村が左サイドの比嘉へ。比嘉がそのまま突破しクロスを上げる。大迫が竸った後ろに飛び込んできた清武がダイビングヘッドで合わせて、日本が先制点を上げる。

日本のいい流れはなおも続く。再三のCKのチャンスもあったが、なかなか決定的チャンスにならずにいたが、前半37分、清武のCKに濱田が合わせてゴール。これで、2-0と突き放す。

このまま、日本が2-0でリードして前半を終える。

後半も日本のペースは変わらず。前半、再三チャンスのあった大迫にもゴールが生まれてほしいところだったが、ついに生まれる。
後半16分、クリアボールを拾った清武が前を向いてドリブル。前をいく大迫にスルーパス。
大迫がうまくニアサイドを抜いてゴール。これで日本が3-0とリードを広げる。

日本のペースではあったが、前半ほどのハイプレッシャーとはいかず、徐々にクウェートにもチャンスが生まれ始めていた。
後半23分、酒井がボールを奪われ、クロスを入れられる。これはクリアしたものの中途半端になってしまい相手ボールに、これをそのまま豪快に決められて1点を返される。

ペースは落ちたものの日本が何度かチャンスを作っていたがゴールを奪えず。
後半途中から入っていた、原口が何度も惜しいチャンスを作ったが決まらず。

それでも、危なげなく1失点で切り抜けて、日本が3-1で勝利した。

まぁ、3-1ってところが、多少微妙ではあったが、試合は日本が圧倒して完勝だった。
正直、クウェートがここまで何も出来ないとも思ってなかったので、驚きだった。永井が怪我で欠場で心配されたが、まったく問題なかった。大迫をトップとする形も十分に機能していた事で、いろいろオプションができそうだ。

アウェイでの2nd REGは1点差負けでも突破。2-0で負けたらアウェイゴールが効いてくるが、どうだろう!?暑さの中での試合になるので、日本だやったようなハイプレッシャーは無理だとは思うのだが、どういう試合運びを見せてくれるかが楽しみだ。

後ろの方の人材が薄いとは言われているけど、なかなかよかったんじゃない!?
もちろん、前の方の人材の方が豊富で、宮市や宇佐美、香川。それに、京都の宮吉とか、鹿島の柴崎岳といったところもいて、このメンバーがオリンピックに出られないのはホント大きな損失だと思ってしまうので、なんとしてもロンドン五輪には出てほしいなぁ。