第89回高校サッカー選手権 3回戦 滝川第二高校vs青森山田高校の試合を試合を観戦しに西が丘サッカー場まで行ってきました。

昨日の2回戦も観戦予定でしたが、お昼過ぎに行ったら当日券完売という事で観戦できずにそのままトンボ帰りするという失態。
青森山田が勝ち上がったので、前売り券を買って行きましたよ。

11時半頃に到着しましたが、既にメインスタンドはかなり埋まっていました。
なので、青森山田側のゴール裏で観戦する事にしました。

ほぼ、ゴールの真裏という感じの位置でした。
そうこうしている間に、12時も過ぎて、両チーム選手が入場です。

試合は、青森山田がボールを徐々に支配しかけたところで、滝川第二にビックチャンスが訪れる。完全に青森山田DF陣を振り切った樋口が、ゴール左隅に決めて滝川第二が先制する。

この後、少し滝川第二のペースになるが、徐々に落ち着きを取り戻した青森山田がボールを支配する。
サイドから再三チャンスを作るもののなかなかゴールが奪えない青森山田。
柴崎岳のFKのチャンスもあったが、これも惜しくもゴールならず。

青森山田にボールを支配されていた滝川第二だったが、なんどか決定機を作った。
これは、青森山田DF陣が踏ん張って追加点は許さず。
このまま、1-0で前半を終える。

後半に入り、立ち上がりに2度のビックチャンスを青森山田が作る。
一つはポストに阻まれ、もう一つはオフサイドにはなったもののゴールを揺らす展開。

この後も、青森山田がすばらしいパスワークで攻めこむが、最後のボールが通らない。
逆に、滝川第二も決定機を作っていたが、青森山田DF陣が懸命の守りを見せる。

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チャンスはあるが、ゴールが割れない青森山田。
CKのチャンス、柴崎くんのボールはホントにいいのだけど、ゴールに繋がらない。

青森山田は、後半は審判の判定にもかなり苦しめられた。
PKかと思われたシーンもシュミレーションの判定で逆にイエローを貰ったり、ハンドを見逃されたり、競り合いではファウルになってしまうシーンもあって散々だった。

最後は、DFを1枚削ってFWを投入した青森山田だったが、ロスタイム最後の攻撃というところで逆に痛恨の失点。前がかりになっていただけに致し方ないが、この失点で万事休す。

2-0で滝川第二が準々決勝進出を決めた。

稀代のゲームメーカー・柴崎岳の高校選手権の幕が降りた瞬間だった。

正直、非常に残念でした。後半は再三のチャンスもあったし、ホントにあとわずかというこころでゴールが奪えなかった。
今年のチームは、昨年の準優勝チームに勝るとも劣らない好チームだったが、ここにきての得点力不足が響いた。

おそらく、攻守において昨年よりワンランク上といっていいほど高いレベルでバランスのとれたチームでした。最終的にゴールを奪うという所に関しては昨年のチームの方が上だったかなと。セットプレーも柴崎くん一人だったし。
来年以降も青森県内ではダントツの強さだろうが、これで一つの歴史

まぁ、青森山田の方のトーナメントの山には強豪校がそろっていたというのも不運でした。3回戦で滝川第二と当たったのはもったいなかった。

試合後の柴崎くんは、遠目で見ると一人だけ淡々としている印象を受ける。
一人イレブンの先頭に立ち、先を行く柴崎きんは最後までクールガイでした。

柴崎くんは早くJリーグでも見てみたいし、五輪代表にも選ばれて欲しいですね。