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第90回天皇杯 2回戦 vsFC琉球 まったり勝利

天皇杯2回戦の観戦で、フクアリまで行ってきました。
ジェフユナイテッド市原・千葉vsFC琉球の試合です。

16時半過ぎにフクアリ前に到着しましたが、この日は通常のリーグ戦と違って優先入場がないため、17時までしばし入場待ち。と言っても、メインスタンド側の入場列は短くて、17時の開場とともに、あっさりと入場してしまいました。

天皇杯という事で、普段はいけないアウェイゴール裏まで行って、ぐるりとコンコースを一周してみました。(結構、おんなじ様にコンコース一周している人多いみたいですね。)
はっきり言うと、天皇杯では特にイベントらしいものもないので、非常に退屈です。ひたすら暇です。しかも、この日は、入場者もすくなく、会場全体がまったりとした感じでした。
最終的にも4000人入らなかった。フクアリ開催のトップチームのゲームでこれだけ人入らなかった事ってないんじゃない?!

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試合前の整列

さて、試合です。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに良太と福元、右SBに坂本、左SBに和田、ボランチに山口と中後、トップ下に谷澤、右WGに工藤、左WGに村井、トップにネットという布陣でした。

JEF UNITED市原・千葉 (天皇杯 2回戦 vsFC琉球 先発フォーメーション)
 20.ネット 
19.村井10.工藤
 16.谷澤 
8.中後6.山口
13.和田2.坂本
31.青木(良)15.福元
 1.岡本 

序盤、地力で勝るジェフが主導権を握るものの、琉球の守備陣はきっちりと対処している。さらに、裏に長いボールをどんどん放り込んできて、DFの背後を狙ってくる。
相手のボールの精度のなさに助けられた部分もあるが危ない場面もあった。

サイドからボールを入れても、跳ね返されてしまい、ボール回しもなかなかうまくいかなずに手詰まりになってしまう。
中盤での不用意なパスミスから何度かカウンターを食らうなど、あまりよくない出来だった。

それでも、前半の終了間際に、相手ゴール前の攻防からこぼれ球をネットが押しこんでゴール。相手DFがクリアしていたが、副審はゴールラインを割ったとの判定だった。
まぁ、これはネットは喜んでたけども、敵も味方も、会場もすぐにはわからなくて、副審の動きでやっとわかったて感じだったんで、喜び半分。

前半は1-0でジェフがリードして終える。

すっきりとしないゴールではなかったが、このゴールでジェフの動きが後半は少しよくなる。ボールを回しながら、背後を狙ったりサイドをついたりというところで、前半よりもチャンスは作れていた。
後半から、工藤と谷澤のポジションが変わったようで、工藤がトップ下に、谷澤が右サイドに回ったようだ。

だが、それでもまだ1-0。相手も諦めていないようすで、時折チャンスを作られる。強烈なミドルシュートを打たれたり危ない場面があった。

後半18分、中後に代えて伊藤大介を投入。大介は前目のポジションに入ったようだ。工藤が代わってボランチの位置に下がる。

さらに、谷澤に代えて倉田を投入する。倉田がトップ下に入って大介が右に回る。

後半のジェフのCKのチャンス

倉田と大介の投入で前線の動きが活発になる。ポジションを入れ替えながら決定機も多くできはじめる。

そして、終盤には右サイドからの大介のふわりとしたクロスにネットが合わせて、今度こそキレイな形でゴール。ようやく、追加点を奪う。

ロスタイムに入って、村井に代えて孝太を投入。2トップ気味になって、倉田が左サイドに回る。

ロスタイム、孝太、ネットが絡んで、最後は倉田が押し込んでゴール。ダメ押し点を奪う。このままジェフが逃げきって、3-0で勝利となった。

JEF UNITED市原・千葉 (天皇杯 2回戦 vsFC琉球 試合終了時フォーメーション)
29.青木(孝) 20.ネット
14.倉田28.伊藤
10.工藤6.山口
13.和田2.坂本
31.青木(良)15.福元
 1.岡本 

正直、JFLで中一日の相手に力の差を見てつけたとは言えない試合でしたが、天皇杯はこういう試合だとは思います。JFL以下のチームにとってはJリーグのチームと公式戦で対戦するのは天皇杯しかない訳ですから。

前半、中盤のところでなかなかボールがさばけなくて、攻撃が単発になってしまいました。ネットに長いボールを当てたり、谷澤に裏を狙わせたりというのはあったんですが、相手は十分に読んで対処していた感じがあります。
サイドでうまく抜けても中の人数が揃ってなくて、クロスを上げてもネットが競り勝てればまだいい方というところで、セカンドボールが拾えずに波状攻撃を仕掛ける事ができなかった。
これは、リーグ戦でも同じような展開はあって、中で競り合ったこぼれ球を相手に拾われる事が多い。まぁ、工藤当たりのところにボールがこぼれたときに、高いボールの競り合いになるとどうしても分がわるいというのがある。

それと、今日は工藤にボールが入った時の2,3人で囲まれる事が多かった。これも、工藤のところでボールを持つ時間が長いってのを狙ってたんでしょうか?!

後半は、動きはよくなったんだけれど、ゴールが遠かった。まぁ、1点リードしている分、余裕はあったものの、このまま1-0で終わるのは寂しいなというとこでの終盤の2得点でした。
もう少し早い時間に2点目が入っていれば、大量点につながっていたかもしれませんが、それでもロスタイムに追加点を奪って3-0で終えただけでもよしとしましょう。

ジェフは、リーグ戦で次節は一つ下の順位で勝ち点差2のアビスパ福岡との対戦。しかも、鬼門のアウェイでの対戦。今日の試合内容からは不安がいっぱいにもなりますが、今シーズンは良くも悪くも、同じ内容の試合が続いた事がないので、今日の試合内容はあまり気にしてもしょうがないでしょう。それに、アウェイとは言え、引いて守ってくるチームではないので、これまでよりは戦い易くはなると思います。

最後に、一人取り残されていた岡本が「俺達ジェフ」をやってたのを載せておきます。

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