昨日出かけてたので、今日になってから、天皇杯準決勝の試合を撮っていたのを観ました。

まずは、名古屋グランパスvs清水エスパルスの試合。

試合を優勢に進めていたのは、グランパスでした。サイドを再三付いてチャンスを作っていた。エスパルスも序盤は何度かチャンスを作っていて、先制したのもエスパルス。
ロングフィードから抜け出した岡崎が、楢崎より一瞬早くボールを浮かせて押し込む。ボールはそのままゴールへ吸い込まれてエスパルスが先制。

ただ、この後は、グランパスが主導権を多く握る展開が続いた。サイド攻撃からケネディに当ててチャンスを作る。ただ、クロスの質だとかエスパルスがよく守っていていた事もあって、ビッグチャンスはそれほど多くはなかった印象。

後半、前半からの流れでグランパスがペースを掴む。そんななか、ケネディが倒されてPKをゲットする。これを玉田が決めて同点に追いつく。

後半は、ここからエスパルスが逆に主導権を握る。チャンスの数だけなら、そうそうあったんじゃないかな!?ただ、楢崎のビッグセーブもあって、ゴールが奪えない。

試合はこのまま延長戦へ。中盤が間延びしてきた事もあり、最後の方は交互にビッグチャンスが生まれていた。それでも、ゴールは生まれず。PK戦に突入する。
エスパルスは市川がしょっぱなで外してしまう。対するグランパスは順調にゴールを決め続けて、最後の杉本はなんとバーに弾かれたのが、相手GKの背中に入ってゴールイン。最後は、ツキも味方につけて、グランパスが決勝進出となった。

グランパスは、楢崎のビッグセーブが大きかったなぁ。あれがなきゃ、エスパルス勝ってるでしょう。

ガンバ大阪vsベガルタ仙台の試合は、前半終了間際から中継がスタート。
既に、ガンバが1点リードしていた。

ルーカスのゴールは、相手GKが弾いたこぼれ球をオーバーヘッドで決めたもの。見事。

後半、ガンバが主導権を握っていたのは変わらないが、ベガルタも徐々に徐々にチャンスを作りはじめていた。そして、13分についに中原がゴールを決めて同点に追いついた。

この後、一時は勢いづいたベガルタだったけど、ガンバは慌てないね。
20分には、パスワークから、最後はなぜかドフリーになっていたルーカスがゴールに流し込んで勝ち越す。

ガンバのパスワークに相当体力を消耗していたベガルタは、なかなかチャンスが作れなくなってしまう。
それでも、1点差だから、同点に追いつけば状況は変わったのかもしれないが・・・。
ガンバは、交代の佐々木が何度もサイドをついてチャンスを作っていた。ベガルタの選手がもう付いていけてなかった。
ガンバもチャンスはあったが、シュートをふかしてしまったりでゴールが奪えない。

それでも、このまま、ガンバが2-1で逃げ切って、2年連続で決勝進出を決めた。

まぁ、ガンバは、こういう相手に対しては強いよね。パス回しで、とにかく相手の運動量を剥ぎ取るってのが板についてきた感がある。

これで、決勝戦は、名古屋グランパスvsガンバ大阪。
なかなか、おもしろい組み合わせ。グランパスが勝てばACL出場権も獲得。ガンバが買ったら、ACLはサンフレッチェ広島が獲得です。