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#この世界の片隅に 地上波初放送 感想ツイート

この世界の片隅に

映画「この世界の片隅に」が8/3に地上波初放送となりました。

映画館に続いて、2回目の視聴となります。テレビ放送を観ながらのツイートで振り返ってみたいと思います。

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物語冒頭、すずさんの語りから始まるのですけど、これが普通にのんが喋ってるようにしか聞こえないんですよ。それがいつの間にか、すずさんが喋っているように感じてしまうのが不思議ですね。

すずさんが周作さんにもらわれたのが18歳。唐突といえば唐突だったんですけど、2人はとうの昔に出会ってたんですよね。まあ、すずさんはまったく覚えてなかったですけど。

天秤棒で水を運んでたすずさんが、あっという間にまわりの人達を弾き飛ばしてしまうという、達人じみた動きになってました。

昭和19年。既にこの頃配給が始まってましたが、この後の事を考えると、この頃はまだまだ暗い雰囲気がなくて、ちょっとほのぼのしてしまいます。これがあっという間に、戦火に包まれていくのですよね。

北條家へ戻ってきた径子がすずさんの格好にダメ出しするシーンです。広島育ちのすずは、呉からすると都会っ子のイメージなんでしょうね。そのすずさんの格好におもわずダメ出ししてしまう径子さんです。

ストレスからかハゲが出来てしまったすずさん。すずさんは必死で隠そうとしてましたが、既にみんなにバレていたようで、隠そうとすればするほどいじられてしまいます。

配給でお米が減ってしまったので苦肉の策で作ってみた楠公飯。見た目の量は凄く増えるのですけど、みんな微妙な表情でした。まあ、元のお米の量は変わってないので、そういう事なんでしょうね。

すずさんの方がずっと年上のはずなんですけど、なんだか姉妹のように仲がいいすずさんと晴美ちゃん。この後の悲劇を思うと楽しげな2人がとても切なくなるのです。

今回のリンさんは、登場シーンが少ないんですよね。遊郭に迷い込んだ、すずさんとリンさんの出会いの場面です。

昭和20年に突入し、いよいよ運命の日が近づいてきていましたが、すずさんと晴美ちゃんは仲良し。もうすぐ訪れる別れの日が近づいているのです。

晴美ちゃんとすずさんの右手が失われたシーン。これは、何回見ても辛いですね。もしかしたら、助けられたんじゃないかという思いがすずさんを苦しくさせます。もし反対側の手をひいていたら、すずさんが犠牲になっていたかもしれません。

お見舞いにやってきた妹のすみちゃん。すみちゃんは祭りがあるので広島の戻っておいでと言うわけですが、その広島で悲劇が怒るわけです。呉に残ったすずさんと広島へ戻ったすみちゃんの運命の分かれ目でした。

晴美ちゃんが亡くなってからすずさんに当たったりしていた径子さんですが、この頃から2人が打ち解けていきました。すずさんの髪を梳いている径子さんのシーン。ですが、この後に原爆の光が差すんですよ。

すずさんがなんで怒ったのか、この場面だけではなかなか理解しずらいところはあります。すずさんが、こんなにも怒りを表に出すのも珍しいシーンでもありました。かつての生活を失い、晴美ちゃんを失い、故郷を失ってもまだ戦争に勝つためにがんばってきたすずさんの思いは、簡単に打ち砕かれてしまいました。

地上波初放送でしたが良かったですね。12月にはリンさんとの交流などのシーンが追加された「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が上映されます。完全版でどうなるのか今から楽しみです。

そして、声優とはいえNHKに戻ってきたのん。これからも出演があるといいんですけどね。

最後に、当日のツイートの全まとめです。

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