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ドラマ「掟上今日子の備忘録」最終回感想

掟上今日子の備忘録

今期観ていたドラマの1つが日テレで土曜21時から放送されていた「掟上今日子の備忘録」でした。

http://www.ntv.co.jp/okitegami/
掟上今日子の備忘録|日本テレビ
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原作は、西尾維新の「忘却探偵」シリーズ。1度眠ると、その日の記憶は一切消えてしまう、掟上今日子が活躍する作品です。

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ドラマ版では、掟上今日子を新垣結衣、隠館厄介を岡田将生、アパルトマン「サンドグラス」兼探偵斡旋所の所長 絆井法郎を及川光博、助手 也川塗を有岡大貴、従業員 幕間まくるを内田理央が演じました。

最終回 あらすじ

最終回では、掟上今日子が記憶をなくす前に婚約者だったという男 澤野(要潤)にさらわれて、すっかり結婚生活を送る事になります。なんとか、今日子とあって話をする事が出来た厄介だったが、もちろん連れ戻す事は出来ない。

今日子の過去を知らない皆は手出しできない状態であった。ただ、そんな中、澤野が過去に今日子が解決していた事件に絡んでいた事が分かる。

さらに、アパルトマン「サンドグラス」のスポンサーだった態条には隠し子がいて、遺産相続が起きていた。今日子がその娘だとすると話がつながる。

今日子と、厄介は今日(12月21日)が、須永昼兵衛ファンが言っている「のたくりの日」だと気付く。澤野を連れて、外に出かける今日子だったが、実は逃げ出すための口実だったのでした。

今日子は、厄介が働いていた不動産屋から厄介の自宅を突き止める。自宅から厄介に連絡をとる今日子だった。実は、厄介にあった日から1日も眠ってなかったのだ。だが、澤野に追いつかれる。

今日子は厄介の家にあった「Kの備忘録」を印刷したものを手に逃亡していた。実は厄介が今日子に出会ってからの事件を解決していったものを書き連ねていたものだった。それは、今日子にとっては消えてしまった記憶をつづったものだった。

「この物語は まだ 終わりません。あなたがいる限り。 掟上 今日子さんへ」

最後に書かれていた手書きのメッセージで、それが自分の事だと確信する。

ようやく今日子に追いついた厄介は、今日子に眠ってくださいと言う。ずっと眠っていなかった今日子を気遣っての事だったが、今日子は「忘れたくない」と言うのだった。

掟上今日子の備忘録
©NTV 掟上今日子の備忘録

「今日子さんが何度忘れてしまっても、僕は何度でもあなたの名前を呼びます、今日子さん」

その言葉でようやく、今日子は眠りにつくのだった。

その後の調査で、態条の隠し子は今日子ではない事がわかる。実は、その正体は、まくる(真空)だったのでした。

掟上今日子の備忘録 ラストシーン
©NTV 掟上今日子の備忘録

感想

気が付いてみれば引き込まれていたというのが、西尾作品らしいなという感じでした。西尾維新作品がドラマ化でどうなるかと思いましたが、面白かったですね。

原作を読んでいなかったので、割と新鮮に観れたというのもありますが、じわじわ西尾維新らしさが出てきているところがハマってしまうところでした。

新垣結衣の掟上今日子も良かったというのもありますが。

最終回のトリックは、実のところまさかと思いましたが、本当にずっと眠っていなかったという事でした。逆に起きていたままなのに、体に書かれていた字を消されていたのがわかっていたんだなというのは、ちょっと怖いですけどね。

結局のところ、今日子の謎は残ったままなので、続編も出来そうですけど、どうなんでしょうか!?

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