
2025年 J1昇格プレーオフ 準決勝 ジェフ千葉vsRB大宮アルディージャの試合をフクアリまで観戦してきました。
いよいよ、プレーオフ準決勝となりました。チケットもほぼ完売。満員のフクアリです。
試合経過
ジェフの先発メンバーは、GKに若原、CBに鈴木大輔と河野、右SBに壱晟、左SBに日高、ボランチにエドゥアルドと田口、右MFに杉山、左MFにイサカ、2トップにカルリーニョスと石川という布陣でした。
前半3分、大宮のFK。直接狙うが上に外れる。
前半3分、左からのクロスから、石川が受けてシュートは上に外れる。
前半10分、杉山からカルリーニョスへのボールをボレーで狙うが止められる。前半11分、ジェフのCK。カルリーニョスのヘディングは右に外れる。
前半13分、カルリーニョスのシュートは相手に当たる。続くジェフの.ファーで石川がシュートはGKが触る。
前半20分、大宮のCK。ショートCKからのクロスを折り返されて、最後は泉が押し込んでゴール。大宮が先制する。
前半31分、カルリーニョスのシュートは止められる。
前半33分、大宮は関口が中央に入りながらのミドルシュート。鈴木の頭でディフレクトしてゴールに吸い込まれる。0-2となる。
前半36分、イサカのシュートは上に外れる。
前半は、このまま0-2で折り返す。
後半3分、大宮のCK。下げたボールから、アルトゥール・シルバのシュートは、日高に当たってゴールに吸い込まれる。0-3とされる。
後半15分、杉山に代えて姫野を投入する。イサカが右サイドに回る。
後半17分、姫野が石川とのワンツーからのシュートはGKに止められる。さらに、はねかえりを田口がミドルシュートもはねかえされる。
後半18分、エドゥアルドのミドルシュートは上に外れる。
後半26分、右からのボールの跳ね返りを、エドゥアルドがダイレクトでゴール前に送ると、カルリーニョスがボレーで合わせてゴール。1-3とする。
後半28分、田口に代えて品田、カルリーニョスに代えて呉屋、イサカに代えて米倉を投入する。姫野が右サイド、米倉が左サイドに入る。
後半32分、クロスボールのクリアボールを、エドゥアルドがミドルシュートで決めて2-3とする。
後半38分、姫野がカットインからのシュートは上に外れる。
後半39分、ロングボールを呉屋が競って、米倉がダイレクトでゴール前に送ると、姫野が挟まれながらも抜け出して、ループシュートを決める。ジェフが3-3の同点に追いつく。
後半43分、ジェフのCK。河野が頭で合わせてゴール。ジェフが4-3と逆転する。
試合は、このまま4-3でジェフが勝利した。
選評
後半頭で0-3となってからの、脅威の粘りで逆転勝ち。あの時間帯で0-3からひっくり返した試合は、ほとんどなくて、まさにフクアリの奇跡といっていいような劇的な展開でした。
0-3となり、なかなかゴールが生まれない展開で、小林監督が切ったカードは姫野。今シーズン初出場の選手に命運を託した。とはいえ、U-17ワールドカップにも出場していたU-18の新進気鋭の選手は、知っている人も多くて、この時点でポジティブな空気が流れ始めていた。
そして、カルリーニョスのゴールで、日が付いたジェフの流れは止められなかった。エドゥアルドのゴールで、絶対に追いつけるという思いは確信に変わった。そして、決勝進出となる3点目を決めたのは、その姫野。DF2人に挟まれながら抜け出して、GKの鼻先でループシュートで決めるのはなかなか出来ない事。
さらに、河野のゴールでトドメを刺して、試合を決定づけた。
ただ、3失点は大いに反省しなければいけないところ。おそらく守備の堅い徳島相手に3失点したら、こうはいかないだろう。
兎にも角にも、ここまできた。あとは、決勝の舞台で堂々と勝ってJ1昇格を決めてほしい。
選手評価
GK 若原 6.0
DF 鈴木大 6.5
DF 河野 6.5
DF 壱晟 6.0
DF 日高 6.0
MF 田口 6.0
MF エドゥアルド 6.5
MF 品田 -
MF 前 -
MF 姫野 7.0
MF イサカ 5.5
MF 杉山 6.0
MF 米倉 -
FW カルリーニョス 7.0
FW 呉屋 -
FW 石川 6.5
