2023年 J2 第41節 ザスパクサツ群馬vsジェフ千葉の試合を味の素スタジアムまで観戦してきました。

前節いわきに勝利し、PO進出まであと1勝。この試合に勝って決めたいところです。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに鈴木椋大、CBに鈴木大輔と佐々木、右SBに壱晟、左SBに日高、ボランチに田口と見木、右MFに田中、左MFにドゥドゥ、トップ下に風間、1トップに小森という布陣でした。小森が先発に復帰しました。

前半3分、群馬のCK。川本がヘディングで合わせるが右に外れる。

前半5分、相手を押し込んだ展開から最後は見木がミドルシュートも上に外れる。前半8分、ドゥドゥからのパスを受けた小森が右サイドに展開。これを受けた田中がカットインからのシュートも左に外れる。

前半13分、日高からのパスを受けた小森がシュートもGKに防がれる。

前半18分、19分と群馬が立て続けにCKを得るがしのぎ切る。

前半28分、カウンターから小森のパスを受けたドゥドゥがミドルシュートも右上に外れる。前半29分には、壱晟がグラウンダーのミドルシュートも枠をそれる。

前半33分、風間のミドルシュートはバーに当たってしまう。さらに前半36分、壱晟のシュート性のボールに風間が反応して、シュートもバーに当たって外れる。

前半37分、風間の落としを受けた小森のシュートは右に外れる。前半41分、見木のシュートはブロックされる。こぼれをひろった日高のシュートは上に外れる。前半43分、ドゥドゥのミドルシュートはGKが抑える。

前半は、このまま0-0で折り返す。

後半2分、日高の折返しを風間がシュートも上に外れる。

後半11分、日高のミドルシュートはGKが防ぐ。さらに後半11分、壱晟のミドルシュートはGKがキャッチする。

後半15分、群馬は風間がミドルシュートも上に外れる。後半18分、群馬のシュートはかろうじてブロックしてCKとなる。つづく群馬のCK。小森がヘディングでクリアするが短くなり、これを塩見がシュート。これが決まって、群馬が先制する。

後半21分、ドゥドゥに代えて椿、風間に代えて福満を投入する。

後半29分、椿がカットインからのシュートもGKの正面となる。後半31分、福満が見木とのワンツーから突破すると、折返しを田中がシュート。これはGKが体に当てて止めるが、こぼれ球を田中が押し込んでゴール。ジェフが同点に追いつく。

後半34分、小森に代えて西堂、田中に代えて呉屋を投入する。

後半42分、椿がワンツーで抜け出してクロスをあげると、田口が受けてシュート。これが相手のハンドを誘発しPKを得る。このPKを呉屋が確実に決めてジェフが逆転する。

後半46分、日高に代えてメンデスを投入する。佐々木が左SBに入る。試合は、このままジェフが逃げ切って、1-2で勝利した。

選評

前半から群馬の独特のビルドアップで、ハイプレスが効かず。それでも、ボールを保持し続けてチャンスを作ってシュート本数では圧倒します。ただ、群馬の守備が固くて前半は得点できずに折り返します。

後半に入っても展開が変わらなかったが、群馬がチャンスを作って、その流れからCKを得ると、ゴールに結び付けられてしまいます。クリアボールが短くなったところを狙いすましたシュート。

それでも、ジェフの攻勢は変わらず。選手交代をからめて攻め続けました。途中交代の椿が効いていましたね。椿、見木、福満で再三左サイドを突破。同点弾も、その流れからでした。福満からの折返しを田中がシュート。これはGKに当たってふせがれましたが、田中が素早く立ち上がって押し込みました。

そして、決勝点のPKに繋がった田口のシュートも、椿の突破からでした。PKは、呉屋が蹴って、しっかりと決めきりました。呉屋とすれば、ヴェルディ戦でPKを譲った挙げ句、失敗となった事で後悔もあったようです。

劇的なゴールで、勝ち越すと、ATも無難にしのぎ切っての勝利。ホームの甲府戦いらい2度目の逆転勝利となりました。

これで、最終節を待たずにPO進出が確定しました。次節、引き分け以上で5位でのPO進出がきまるだけに、勝って先に進みたいですね。最終節は、まだPO進出の可能性がある長崎との一戦。開幕戦以来の対戦ですから、お互いに負けられない戦いになります。

選手評価
GK 鈴木椋 6.0
DF 鈴木大 6.0
DF 佐々木 6.0
DF 日高 6.0
DF メンデス -
DF 壱晟 6.0
MF 田口 6.5
MF 見木 6.0
MF 風間 6.0
MF ドゥドゥ 5.5
MF 椿
MF 西堂 -
FW 小森 5.5
FW 呉屋  6.5